ハスの品種

ハスの種類(ハス属)としては世界に2種しかなく、アメリカ種と東洋種で前者はアメリカ東部原産で、花が黄色いためキバナハスと呼ばれています。一方私たちが普段、目にするのは東洋種で、日本のほか中国やインドなどに広く分布するものです。

ただし東洋種を分類しても日本だけで、江戸時代にすでに100種近くの改良品種が存在しており、古くは平安時代に交流のあった中国から持ち込まれたといわれるものもあったりします。もちろん日本のみならずアジア各地で鑑賞用、食用に多数の改良品種が存在しています。しかしながら、スイレンのような改良の歴史の記録がなく、はっきりとした系統やどれが原種なのか、不明な点も多いようです。また、ハスは東洋種もアメリカ種も染色体数(2n=16)が同一であるため非常に交雑しやすく(自然交雑種も多いようです。)、現在も数多くの品種が誕生しています。

残念ながらこのコーナーは写真のない物が多く現在も収集中です。

参考文献「水辺の草花」(立花 吉茂 淡交社)

多頭蓮(タトウレン)

原始蓮(ゲンシハス)

藤壺蓮(トウコレン)

王子蓮(オウジレン)

一本の茎から数本の花が咲く。珍しい品種。 別名ヂバス 大阪府の天然記念物。花は薄紅色。 京都本願寺の堀に植えられていたもの。花は紅色。 淡い黄色のキバナハス(アメリカ種系)

茶碗蓮(チャワンバス)

白蓮(ハクレン)

粉松球

小型の品種の総称で、いくつもの系統がある。写真は八重咲きのもの。(八重茶碗蓮) 上総種系。一般に白い花を付けるものを白蓮(シロハス)と呼ぶ場合も多い。 原始蓮によく似ており、日本の在来原種の一つと思われる。 中国蓮系。花は薄桃色で八重咲き。

この他にも多種あります。