4.浮舟(うきふね) [ 源氏物語第五十一帖 ]

たちばなの小島は色もかはらじを

                この浮舟ぞゆくへ知られぬ

  中君(なかのきみ)への手紙から、匂宮(におうのみや)は浮舟が宇治にいることを知り、闇にまぎれ薫のふりをして浮舟と契る・・・情熱的匂宮と誠実な薫、二つの愛に苦悩する浮舟はついに入水(じゅすい)を決意するのでした。