神奈川県横須賀市久里浜のマコガレイ
(全日本カレイ)


 2004.11.14

日曜日は全日本サーフキャスティング連盟主催の全日本カレイ選手権の日である。私も一応、サーフに入っているので、全国に多数ある会場の中で自宅に一番近い、三浦会場にエントリー済みである。今年からサーフに加入した稲垣さん、そして大会を見てみたいという佐々木さんと3名で竿を出すことにしている。今年の三浦は東岸のカレイが絶好調で、型、数共によく釣れているそうだ。しかし釣れている分、釣り人の数も物凄いようだ。私は人の多い釣り場(特に深夜からの場所取りをしなければ入れない釣り場)は遠慮しているので、大会は浦賀から西側へ入ろうと、それだけは決めていた。

今年は水温低下が遅い。私は大会直前まで頭の中にマダイが泳いでおり、三浦には行かず伊豆通いが続いていた。しかし有難いことに佐々木さんが精力的に大会の直前まで三浦の南岸から西岸を中心に通ってくれていた。ところが今年は水温の落ちが遅いためか、エサ取りが物凄く、佐々木さんでさえこれに手をやいてカレイの姿を見れなかったそうだ。大会前週に立ち寄った徳丸店長の浜田氏の話でも、佐々木さんの結果同様、やはり西岸は釣れてないらしい。しかし唯一の救いは久里浜でカレイが釣れだしているとのこと。大会当日は満潮が6時30分、干潮が11時50分。干満の時刻の前後1時間は集中して竿を出したいので、受け付け場所と釣り場が近い久里浜はギリギリまで竿を出せて好都合でも有る。また他魚でスズキが出るかもしれないとの淡い期待もある。ただ、大会2日前に三浦を豪雨が襲い、海が相当濁ったようだ。平作川が湾内に流れ込む久里浜で、その影響がどう出るか心配だ。

14日午前0時30分出発。今日の天候は雨のち曇り、強い北東風である。平塚で稲垣さんと落ち合い、白パジェ号と2台並んでR134を走る。徳丸には午前1時半に到着。既に佐々木さん、小椋さん、神崎さんが到着しており、店の中で雑談中だった。極太岩イソメ6パック(3000円分)、青イソメ2パック(900円分)、小ぶりのユムシ5個を購入。稲垣さんは今年は青イソメに凝るそうで、青イソメだけ購入していた。また佐々木さんは青イソメ16パック、岩イソメ8パックも購入していた。今まで佐々木さんが通っていた釣り場のエサ取りがいかに凄かったかが想像できる。

徳丸で1時間ほど雑談し、コンビニ経由で受け付けのある久里浜には午前3時半に到着。すでに複数の車が来ている。車から受け付けになる思う場所に出ていると、雨が本降りとなったのでレインウエアを着込みに一旦車に戻る。途中強く吹いていた風はここでは穏やかだが、釣り場ではおそらく吹いているだろう。4時受け付け、そして4時半に責任者の合図で一斉にスタート。今回の受け付けは、狭い釣り場に大勢が入ることを案じてか、各人の入る釣り場を聞いていた。また雨が降り、皆が車の中でスタート待っていたが、それでもスタートの合図がよく分かった。これらはスムーズな会場運営を心がけた、会場責任者の努力の賜物だろう。

釣り場の景色、奥に佐々木さんと稲垣さんが見える
釣り場の景色、奥に佐々木さんと稲垣さんが見える
釣り場には5分とかからずに到着。ここへは我々3名以外に他クラブの方1名が入るようだ。すぐ釣り場へと向かえるよう身支度を整えていたので、車のドアをあけて荷物を掴み、すぐに釣り場へ向かう。釣り場には誰もいない。昨年竿を出した場所と同じ位置に釣り場を構える。隣には別クラブの方が入る。稲垣さん、佐々木さんは少し離れた場所に釣り座を設けていた。佐々木さんの釣り座は雨でドロドロだったが、それを見越してシートを用意していたのは流石だ。

風は右斜め後ろから強く吹いており、この釣り場だと追い風気味なので都合がよい。雨が降っており、また気温は結構低いが、意外と寒くはない。海水をバケツで汲んで、バケツに手を突っ込んでみるとお湯のように温かい。スズキを期待して投入するが、すぐに根掛かり。昨年と違って根が多くなっている。台風の影響で砂が流されてしまったのだろうか?砂地が多いであろう、稲垣さんのいる側へ行こうとかとも思ったが、それも面倒。とりあえずPEラインの竿で丹念に探ると、狭いながらも砂地の帯がある。そこを集中的に狙う(後で知ったのだが、いつもは砂地で釣りやすい稲垣さんの釣り座も、今回は根だらけだった)。

稲垣さんと28cmのマコ
稲垣さんと28cmのマコ
雨はすぐに止む。朝マヅメは遠投で良型マコが出ることが多いので、遠投主体で攻める。しかし満潮の潮止まりと朝マヅメが重なった絶好のジアイが過ぎても誰にもアタリなし。ここが好調なときは、朝マヅメに場所全体で何枚か釣れるのだが。先日の雨の影響だろうか。先行き不安だ。朝マヅメが過ぎた頃に両隣にファミリーが入る。ちょい投げでフグを連発。遠投では皆無のフグも岸に近いところには群れているようだ。毎年、昼間はちょい投げで良型マコが上がっているのだが、あのフグの釣れっぷりを見ていると、どうもちょい投げする気になれない。

午前11時半頃、稲垣さんが28cmのマコを釣る。この釣り場で本日初のマコガレイである。聞くと2色付近で掛けたとのこと。そのすぐ後、稲垣さんの隣のファミリーが26cmのマコを釣る。掛けたのはなんと直下である。やはり手前を狙うべきか。検量が午後2時からなので、遅くとも1時45分には竿を片付けなければならない。干潮が12時頃なので、今から1時間半が最後のチャンスである。遠投の1本はそのままに、2本は2色付近に投げ入れる。佐々木さんもゆっくり竿を振っているところを見ると私と同じ考えのようである。

審査場で検寸を受ける稲垣さん
審査場で検寸を受ける稲垣さん
午後1時15分、近投の竿に本日初めてのアタリ。竿を手に持ち、大きくアワセると、どーん・・・・・とは乗らないが、少し重い。巻くとすぐに25cmくらいのカレイが浮いてきた。25cm以上あれば、審査カード提出できるのにな、と思うが、残念なことに5mmほど足らず(検量の結果24.3cmで審査対象外でした)。1時145分まで粘るが、誰にもカレイはかからず。急いで片付けて審査会場へと向かった。

会場に到着したのは2時5分。すでに何名かは検寸が終っていた。当日の三浦会場の本賞の部(カレイのみ)の最大は横須賀方面ので出た39cm、他魚の部(サーフ対象魚のランクサイズ以上)はアイナメの34cmだった。特大サイズは釣れてなかったが、提出されたカレイの数は結構多く、また、大ギスやカワハギなどどっさり釣って、夏を思わせるような釣果の方も何名かいた。

解散後、第2ラウンドとしてカレイの他にクロダイやスズキが狙えるであろう金田へ佐々木さんと行く。稲垣さんは他の参加者と店で食事をしてから帰るそうだ。車を久里浜から野比方面へと走らせる。トンネルを過ぎ、海岸が見えてくる。砂浜が殆どない。台風で砂が流されたのだろうか?15分の午後3時、金田に到着。浜に出てみると、こちらも海岸線が後退しており、浜に大きな段差が出来ている。午前中、こちらに来た釣り人から、波風共に強かったと聞いていたが、今はさほどでもない。ただ、台風で流されてきたのだろうか、ゴミが多く、投げるスペースがない。まずはゴミの片づけから始める。

アタリを待つ佐々木さん
アタリを待つ佐々木さん
台風の影響で金田の浜はゴミだらけ
台風の影響で金田の浜はゴミだらけ
砂の上で仕掛けを引きずっても針にゴミが引っかからないよう、釣り座の周辺を綺麗にした。夕マヅメまではカレイ狙いと、PEラインの竿にカレイ仕掛けをつけ、岩イソメをつけて遠投。砂浜の砂が派手に流されている割に、底の状態は以前来たときと変っていない。数週間前に佐々木さんが試し釣りに来たとき、明るいうちはベラの猛攻、夜はゴンズイの猛攻と聞いていたが、エサ取りはあまりいない。午前中の荒れの影響だろうか。

佐々木さんは小型のタコやメゴチを釣っていたが、私には夕マヅメまでアタリ無し。暗くなったの竿先にケミホタルをつける。またユムシエサの竿を2本追加して、合計4本とする。佐々木さんにはゴンズイがポツポツと掛かってきているが、私には何も掛からない。釣り座は15mくらいしか離れてないのに。

夜も手返しが忙しい佐々木さん
夜も手返しが忙しい佐々木さん、フグとゴンズイが多いらしい、私の釣り座ではこれらは皆無
暗くなって1時間ほどして、岩イソメの竿に竿先を押さえ込むようなアタリ。本日、初めて見るまともなアタリだ。カレイかな?期待してアワセると、今回はどーんと乗る。遠浅の海なので何度か底に張り付かれる。カレイなら45cmは軽いな、などとニヤニヤしながら巻き取ると、波打ち際から平べったい魚が上がってきた。しかしカレイのはずなのに、よく見ると長い尻尾がついている。がーん、幅40cmほどのエイだった。一瞬のぬか喜びのあとの落胆は大きかった。

その後、大アナゴと幅50cmほどのエイを釣る。2枚目のエイはカレイだと騙されなかったが、アナゴは50mくらい沖合いで浮き、バシャバシャと派手な水しぶきをあげたものだから、てっきりフッコかと思ってしまった。2度も外道に騙されたが、引きそのものは楽しく味あわせてもらったので、これら外道には感謝している。

午後8時に納竿、本日の釣りを終了した。佐々木さんは終始、ゴンズイばかり釣っていたそうだ。それから1時間ほどしゃべりこんで解散した。佐々木さん、稲垣さん、そして全カレイ参加の皆さん、本日はどうもお疲れ様でした。

[釣果]
稲垣さん
マコガレイ:28cm
金子
マコガレイ:24cm


[仕掛け]
竿:shimano サーフリーダー425BXT
リール:shimano パワーエアロGT4000
道糸:ナイロン4号
オモリ:ジェット天秤30号
ハリス:フロロカーボン5号70cm
  :カレイ針15号1本針
  :岩イソメ



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