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平成16年の単位作業試験において初めてカラーVVFケーブルが出題支給されました。また同時にエコケーブルEM/EEF(灰色)が出題支給されたために誤って逆に割り当ててしまった方があったようです。
青色ケーブル=エコケーブルEM/EEFという印象を受けて早とちりしてしまったのでしょうね。
VVFの外装は通常灰色をしているのですが、カラーVVFは外装が青・赤・黄などカラフルに着色されています。

【外装は着色されていますが、内側は白・黒など規格通りです】
普通のVVFも、カラーVVFも電気的特性はまったく同じであり、どちらを使っても電気的には問題もありません。
では、このカラーVVFケーブルですが実際の現場ではどのように利用されているのでしょうか?

カラーVVFケーブル
メーカーによって色の濃さなど若干異なります
使用目的はケーブルの色で回路を識別するために用いられているのです、
具体的な例で説明しましょう。
一つの使用例ですが、ショッピングセンターや百貨店などの商業施設の場合、回路は共用部分とテナント(各店舗)で回路分けされている事が多いのですが、これは主に電気代負担を分ける事が目的です。それらが開店から何年も経ってから改装工事で照明器具を取替えたりする場合、全てのケーブルが灰色のVVFで配線してあると、暗闇の天井裏で回路を見分け、そしてそれぞれの回路を誤り無く結線する事が大変困難になります、もしテナント用の回路がカラーVVFで配線してあれば、暗闇の中でも簡単に見分けることが可能になり、電気工事作業の効率化と誤配線を防ぐことができるのです。
同様に、病院などの非常用電気回路のある施設などでは、非常用回路は赤色のVVFで施工してあったりします。
日ごろの電気工事では灰色のVVFばかりで配線工事をしていますので、まれにカラーVVFで配線しますと、作業の気持ちもかろやか、色とりどり〜と、なかなか楽しく感じるものです。
さてさて、平成16年の単位作業試験(試験センター作品例)においてカラーVVFケーブルが出題支給された理由ですが、おそらくエコケーブルと見分けやすくして試験後の合否判定作業を容易にされる為であったのではと推測いたします、決して受験の皆様を惑わせようなどという事はないと思います、
単位作業試験でカラーVVFが支給された場合は、慌てず騒がず!
必ずケーブルに記載された表記(表示)を確認しましょうね!
2004/10/30
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