小出力発電設備

小出力発電設備

近頃、省エネ、地球温暖化などへの関心と電気代の節約から、屋根にソーラーパネルを設置した住宅を目にする事が多くなってきましたね。
また、規制緩和によって発電余剰電力は電力会社が買ってくれるようになってきたことも大きな背景でしょう。



これらの自然エネルギー発電設備は、電気事業法によって「小出力発電設備」に種類分けされています。発電設備といえば「自家用」「事業用」と思われますが、下記の範囲であれば「一般用電気工作物」となり「第二種電気工事士」が作業できる範囲に入ります。


<一般用電気工作物となる小出力発電設備>
種類
出力
備考
太陽電池発電設備
20kW未満
風力発電設備
20kW未満
水力発電設備
10kW未満
ダムを伴うものを除く
内燃力発電設備
10kW未満
小形の燃料電池発電設備
10kW未満
*1
ただし、爆発・引火の危険性の有る場所では「自家用電気工作物」となる
*1 個体高分子型のもので最高使用圧力0.1MPa未満のものに限る


それではどうして、太陽と風力は20kW未満と高く、水力と内燃力は10kW未満なのでしょうか?

それは、太陽と風力は発電力が天気に大きく左右され出力が安定しませんから条件が緩くなっています。水力は天候に左右されるものの、昼夜を問わず発電できますし、内燃力にいたっては燃料さえ続けば安定して電気を生み出す事が出来るからです。

覚えかた----
「一般用電気工作物」となる小出力発電設備は、太・風は20、水・内・燃は10
「たいふうにじゅう」「すいなんねんじゅう」と覚えるといいですよ!

さてさて、試験ではどのように出題されるのでしょうか?

 


◆問題

電気事業法によって、一般用電気工作物に該当するものは。

イ、低圧受電で、内燃力を原動力とする発電設備で出力10kWのもの。

ロ、低圧受電で、水力発電設備で出力10kW未満のもの(ダム式を除く)。

ハ、低圧受電で、風力発電設備で出力20kWのもの。

ニ、低圧受電で、火薬製造所に設置するもの。

 

 

答:ロ


ハウスメーカーの方に聞いた話ですが、新築一戸建てではソーラー発電付きオール電化住宅の比率が急増だそうですよ、送電によるロスを考えると電気の自給自足は理想的だと思います。もう少しコストが下がればいいんですけどね...
このような設備の設置ができるなんて電気工事士もCO2排出削減、地球温暖化防止にも貢献できるんですね!それだけに出題率は高い!?かな。


200070422 小型燃料電池追記


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