用語解説
電気工事士試験に出題される用語でわかり難いものを、実務経験のない方でも理解しやすいように説明するコーナーです、今後ドンドン追加してゆきますので御期待ください。

かご形誘導電動機

電動機といえばいわゆるモーターのことですが、どうして「かご形」と言うのでしょう。



この形を見てなぜ「かご形」なんだ?と思いますよね。

名前の由来は内部の回転子にあって形状がちょうど円筒形のリスの回転かごのようになっていることからそう呼ばれているのです。

実物はかご形と言っても鉄心が詰っているので鉄の塊ですが、回転子の表面を取り巻く導体はまさにかご状になっているのです。


回転子





まさに「リスかご」ですね。
この回転子の外周りにあるコイル(固定子)に磁界を発生させると回転子に誘導電流が流れ磁界ができ電磁力が起き回転が起こる、コイルの磁界を三相交流を使って電気的に回転(回転磁界)させ回転を続かせたものが「三相かご形誘導電動機」です。

 

「線ぴ」ってなあに

電気工事の施行方法を勉強していますと必ず出てくる「金属線ぴ工事」、いったいこの「線ぴ」っていったいなんだろう?

一般的には「モール」と呼ばれていて、壁や床などに露出配線する場合に見た目をすっきりさせたり、つまずきにくくするように電線を通す配線材料のことです。
コンセントを追加した場合などで配線が壁内部に通せないばあいなどに利用し、一般家庭やオフィスなどでも良く見かけると思います。
幅が5cm以下で肉厚が0.5mm以上の物を「線ぴ」と呼び、それ以上のものを「ダクト」と区別されます。




ライティングダクトって

スポットライトなどの照明器具を取り付けることが出来る給電レールで、専用のプラグの付いた照明器具であればレール上のどの位置にも取付け取外しが容易に行えるようになっています。一般的には「配線ダクト」「ライティングレール」などの名称で呼ばれる事が多く、メーカーごとに「○○ライン」「○○レール」などの商品名が付けられているのでややこしいのですが、JIS規格で統一されているため異なるメーカーの照明器具でも取付けができます。
店舗や美術館などで見ることが出来ます。


ライティングダクト

 

ライティングダクト断面
断面形状サイズ

メタルラスって

建物の外壁などをモルタル(セメント)でつくる場合、モルタルの強度を増すように下地に金属製網状材料の「メタルラス」が用いられます。下地にメタルラス張りされた壁に電線を貫通させる場合「メタルラスと電気的に接触しない」と定められており、メタルラスを十分に切り開いて絶縁管(防護管)を通し、その中に電線を通します。金属管の場合でも、ひとまわり大きい絶縁管を用意し金属管を覆います。
保護管として一般的に合成樹脂管(VE管)が用いられます。
メタルラスに万一電流が流れると漏電となります、またメタルラスが加熱し大変危険なのです。

さて試験では...
近年、単位作業試験では出ておりませんでしたが、平成18年の技能試験公開問題No6で出題されました。

筆記試験で必要材料を求められた場合、メタルラス壁ときたら必ず「防護管」を選んでください。

 

平成12年の材料選別試験では上記のように出題されています

2006/01/25修正

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