スケッチブック 1  

瀬川明甫最終更新日 新しいスケッチが出来ましたら此のページで紹介致します  
 

6f 水彩 長瀞晩秋 スケッチ旅行にて


新緑の北上川 水彩 sm
この橋を渡れば、わが家です。ここは夏休みの遊び場でした。

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瀬川明甫おもしろ絵画展
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2005予定

 

★画室便り


能登半島スケッチ旅行にて
仕事でスケッチ旅行に遅れ、金沢に着いたのは3時頃、金沢から開光市夫妻の車で能登半島の輪島まで連れて行ってもらったが、現地に着いたのは、日没1時前ぐらいだった。じきに手元が見えなくなり未完のスケッチとなったが、思い出の沢山詰まったスケッチなのである。
冬の長瀞に雪が積もり、あの黒い岩と正反対の白く柔らかな曲線の対称的な組み合わせを以前訪れた時に想像していた。 雪深い長瀞をかきたいと思い、膝まで来るチャックつきの長靴を買って準備していた。私の街にも少し雪が積もった朝、これなら長瀞は沢山雪が積もっているに違いないと思い、勇んで出かけたのでしたが、薄らと雪が残っているだけでした。それでも自然はがっかりさせる事はありませんでした。美しさには理由などないのかもしれません。

6f 水彩 塩原
ほとんどモノトーンの殺伐とした冬枯れの樹木と、黒い川に挟まれて生えた茅の黄色い帯、その帯のみが色鮮やかに目を引いた。自然の作り出した絶妙なコントラストに脱帽、この見事な景色を見て描かずにいられなくなった。又この季節に尋ねたい。                       
                      f6 水彩 塩原 個人蔵

冷たい雨の日、黒い流れの向こう岸にに色鮮やかな赤い木の枝を見ました。何の木かは解らないが、まるで花をつけたように暗い景色のなかに浮かび上がっておりました。冬が始まったばかりなのにもう春の準備をしているのでしょうか、黒い川の手前の今にも朽ち果てようとしている茅と、生き生きとした春を待つ生命のみなぎりの取り合わせが面白いと思いました。

f6 水彩 晩秋の北上 個人蔵

故郷に帰る時に必ず渡る橋である。何時も家に帰る時はこの橋までタクシーで来て、夕刻までスケッチ、後は歩いて家まで帰るのである。中州をまたいで長い長い橋がかかっている、子供の頃は、中州を挟んで二本の橋で川向と結ばれていた。この川で魚を取り、夏は一日中泳いでいた川である、今でも渡る度ごとにその頃の悪がきの顔が見えてくる川である。中州の大木が過ぎ去った歳月の長い事を知らせてくれる、昔は人の背丈をやっと超える程のねこ柳しか生えていなかった。

長瀞にあこがれて何度も通うことになったきっかけの作品。現場が県内だったので、スケッチ中間より早く着いた、最初は日が入らない対岸の岩も。川も暗く黒に近かった。やがて日が登り、てまいの岩畳に日がさし始めて黒い岩が見事な宝石に変身した。向こう岸の黒い闇に見事なコントラストを創り、暗い岩も緑の草も発光体のごとく鮮やかに輝き出したのでした。