上海+蘇州旅行記

子供不参加







前々から アドバンテージマイルで行きたいと思っていた上海。去年はのす父に却下されて マレーシアへの夫婦旅となったので、今年こそはと渋るのす父を半ば強引に説得して16年ぶりの上海が実現の運びとなりました。(^^)v



飛行機

マイルは1人分しか無いので、当然1人分は航空券を購入するわけですが、日系航空会社は 10万円以上の目を疑うような高値。
色々と検討した結果 のす父の分をアドバンテージでJAL便発券、私はそれに近い時間帯の中国東方航空便を取る事にしました。

まずはアメリカン航空に電話して、特典券を確保。中国便は一日に何便も飛んでいるので すんなり希望の日程で特典券を取る事が出来ました。,
上海行きのJAL便は殆どが中国東方航空とのコードシェアで、特典券だとJAL主催の方の便しか取れないかと思っていたら、それはどちらでもOKとの事。
私の分の格安航空券が 遅い時間に出る便ほど安くなるので、夕方発を取ろうとしたのですが、空きが無い為朝発の便となり、そうなると 帰国便は何時の便でも同じ値段なので 少しでも長く滞在できるように 中国東方航空主催のコードシェア便で 上海発 17:55の便を押さえました。
次は私の格安航空券購入、のす父の乗るJAL主催便は高いので 私はそれより35分早く関空を出発する便で前ノリして 上海の空港で待ちあわせる事にしました。
朝発なので 東方航空にしてはお値段高めの71000円 でもJALよりは大分安いので まあ良しです。

ホテル

上海に行くからには オールドホテルにも泊まりたいし、昔は無かった新しい綺麗なホテルにも興味シンシン、丸々5日の旅行になったので、一泊で蘇州にも行って見よう・・・と散々考えた挙句。
最初の二泊を錦江飯店、蘇州は朝食つきで980元(約15000円)と安いレートが出ていたので シェラトン、最後の一泊は最新のハイアット・オン・ザ・バンドと言うラインナップになりました。

錦江は「エクスプロア上海トラベル」で予約、北楼と貴賓楼が 同じ1050元だったので、貴賓楼と言う名前に惹かれてそちらを予約したのですが・・・詳しくは後ほど。

シェラトン・ハイアットはホテルレップを通じて直接予約。 蘇州のシェラトンは一番安いレートの部屋にしましたが、ハイアットは、外灘と浦東の両方を見渡せる立地のホテルに泊まるなら景色に拘りたいと、リバービューの部屋を予約しました。(1790元+taxで錦江の倍の値段)

最初は蘇州では 平湖客桟 と言う 古い民家を改装した宿に泊まってみたかったんですが、中国なれしてないとキツイかもと言う様な事を読んで、のす父が嫌がるかもと シェラトンにしたのですが、実際初中国ののす父は 中国的なる物に馴染めなかった様子なので、平湖客桟にしなくて正解だったようです。

その他の手配

その他の手配 と書きましたが、実際には結局なにもしませんでした。蘇州行きの鉄道が希望の時間帯に取れるか心配でしたが、予約代行をしてくれるサイトから予約すると、手数料が運賃より高いので勿体無くて、「まあ最悪 タクシーかバスで行ってもええしなぁ 蘇州は近いし」と何もせず。
雑技も 馬劇場のサイトから予約しようとしても 途中で止まってしまうので、これも まあ行ってから買うたらええやろと、何もせず。
脳内では色々と計画しまくりましたが、具体的にはホテルの予約以外なにもせずに出発の日を迎えました

結果はこうなりました


エクスプロアトラベルで、鉄道のチケットはホテルで手配出来ると教えてもらっので、錦江飯店について直ぐに手配しに行ったら、すんなり希望通りの時間帯で、新型特急の切符が取れました。
ただし、乗車運賃が片道31元の区間の切符を買うのに 服務料が90元もかかってびっくり、とは言っても 1500円足らずなので自分で買いに行く手間を考えたら ホテルで手配の方が楽で良いと思います。

雑技は始め となりのホテルオークラ内のJTBで買う積りでしたが、錦江の人に聞くと「雑技の切符もある」と「南市影劇院」と言う所のパンフレットを出してきました。
「ここじゃなくて 馬劇場で見たい」言うとすぐ電話で問い合わせてくれましたが、29日まで休演との事、「それなら上海商城で」と頼みましたが 次は満席との事で 「内容は一緒だからココで観れば良い」と強く勧められ、ガイドブックとかで聞いた事も無いような劇場なので、ちょっといややなぁと思いましたが、結局押されて買ってしまいました(A席280元)

後から考えたら、JTBに行ったら上海商城のチケットと有ったような気がして、勢いで買った事を少し後悔しました。

(今、思い出しました ひとつだけ事前予約した物がありました、帰りに乗るMKタクシーのスカイゲートシャトル。ネットで事前予約したら200円安くなるので、)

 
一日目


出発

別々の飛行とは言っても 35分の違いなので、空港までは 同じ時間に自宅を出発、はるかに乗って関空へ。
まずは 時間の早い私がチェックイン、中国東方航空のカウンターは人も少なくて直ぐにチェックインできたのですが、次に行ったのす父の乗るJALのカウンターが爆混みしていて、ここでかなり待たされてしまいました。

今回珍しく 南ウイングからの出発だったのですか、JCBカードで10%引きになる全日空の免税店や、ゴールドカードの喫煙ラウンジが北ウイングにしか無いので、わざわざ北ウイングまで行ったりしていたら、あっと言う間に私の出発時間になり、のす父と別れて 中国東方航空に搭乗しました。

飛行機

海外旅行はもう40回近くなった私ですが、飛行機に1人で乗るのは今回が生まれて初めて、なんか「出張で海外に行く女性 みたいでかっこええやんか私」と勝手に思ってました。(周りから見たら、どう見ても観光旅行に行くおばはん)

幸い非常に空いていたので、窓側の二人席を1人で使って2時間のびのび過ごせて、らくちんな2時間でした。 食事はパンとサラダとデザートのケーキ位で量が少なく、ドリンクも食後の一回しか配られなかったし、映画はおろか音楽プログラムも無いし、本当にバスが飛んでるみたいな飛行機でした。

浦東空港

飛行時間二時間なので、少ない機内食を食べて、持参のゲーム機で遊んでいたら 退屈する間もなく浦東空港に到着。
私が中国ヲタだった頃は 上海の西の端っこの虹橋空港しかなかったので、浦東を見るのは初めて。
田舎の駅みたいだった虹橋とは比べるべくも無い 巨大な空港に、色々な国の飛行機が駐機してる様子に 時の流れを感じました。

入国審査場、税関と通って、無事16年ぶりの上海に到着。さっそくホテルに向いたいところですが、今回は35分後のフライトで到着するのす父と再集合するまで 空港に居なくてはいけません。
携帯が不調の場合にそなえて、「電話が繋がらなかったらリニアの乗り場前に居る」と言う約束しておきました。

直ぐにリニアの乗り場に行っても早すぎるので、2階に有ったカフェに入って休憩しよう・・・と店に近づくや否や 係りのお姉さんが満面の笑みで「歓迎光臨」
余りに素早過ぎるアプローチに 物が会っても「没有」と言う時代の中国に馴染んでいる 「往年のヲタ」は びびってしまい、なんとなく腰が引けてお店には入らず 「とりあえずリニアの駅まで行って見とこう」とスーツケース引いて歩き出してしまいました。

で リニアの乗り場ですが、これが半端じゃなく遠い、遠い、リニアに乗って市内に向う所要時間よりも 税関を出たところからリニアの駅まで歩いてる時間の方が 長いんちゃうんか と言いたくなるほど 遠かったです
とりあえず切符は購入したものの リニア駅間にはなんの施設もないし、改札を通らないとベンチの有る待合室にも入れないので、又 空港ビルまで引き返して荷物を引きずりながらウロウロしてのす父を待ち。
のす父の便は混んでいた為か、結局1時間近く待って無事再集合できました。

東方航空の機内食が少なかったので、「お腹へったなぁ、早よチェックインしてなんかたべたいなぁ」と思いながら待ってたんですが、
のす父は開口一番「もう昼メシはいらんなぁ、ハラも膨れてるし」 話を聞くとJALは温かい料理の付いた なかなか美味しい機内食が出たそうで、ビールものんで、PTVで映画も楽しんで、サービス満点のフライトだったそうで、東方航空とはえらい違いなんですね。

リニア

なにはともあれ、無事に再集合できたので、また則長い道のりを歩いてリニアの駅へ。
切符は先に買っておいたので、改札を通って待合室へ。
リニアも他の中国の鉄道同様 ホームには乗車寸前まで行けず、待合室で乗車を待つシステムなので、ここで乗車時間が来るまで待合室で過ごします、「リニアすごいだろ」って感じの超大型ポスターがなんとも中国らしい雰囲気、(^_-)-☆

空港駅に降りるお客さんが待合室に入ってくるのと入れ違いに 乗車客の改札が始まって いよいよリニア初体験の時を迎えました。
流石に8分で100元の貴賓席の切符を買う勇気はなかったので、一般の席でしたが 一つ一つ独立したシートで、前後の間隔も広々の快適な車両です

車内の電光掲示板に走行速度がリアルタイムで表示されるようになっており、駅を出発した直後からアレヨアレヨと言う間に、数字が上がって 出ました 「430k/h」
300k/h位までは 新幹線などで体験した感じの早い電車と言う感じですが、そこから先の速度になると もはや走っている電車ではなく 超低空で飛んでる飛行機と言う感じで、まさに「磁浮列車」と言う語感がぴったり。
でも、たった8分の距離なので、最高時速で走る時間はそれこそほんの数分しかなく、なんだか普通の交通手段と言うより"リニアモーターカーを体験するアトラクション"みたいな感じでした。

タクシー

本当に8分で浦東区の龍陽路駅に到着。ガイドブックやネットで「白タクに注意」と何度も読んでいるので 改札を出るや否や白タクの運ちゃんがワラワラと寄って来る様なイメージで、気を引き締めて改札から出たら、拍子抜けするくらい小奇麗な駅で、怪しいムードは皆無。
公共汽車 の標識に従って歩いて行くと、駅前の道路沿いにタクシー乗り場が有って、整理係の指示に従って、順番にあてがわれた車に乗るシステムになっていて、私の見た限りでは この状態で白タクに乗る人って有りえるのか?と思うほど 整然としたシステムになってました(多分改善されたんでしょうね)

白タクとの戦いもなく、整理係に指示されたタクシーに乗りこんで、「ラオジンジャン」と言うと 一発で通じたので、やっぱり錦江飯店は今も「老錦江」なんだとちょっと嬉しくなりました。
タクシーが動き出して 「メーター動いてるやろなぁ」と見るとメーターがゼロ表示になっていて 一瞬ドキッとしましたが 少し走ったら初乗りの11元がちゃんと表示されて ほっとしました。
この後も観察してましたが、中国のタクシーは動き出して暫くしてから メーターに初乗り運賃が表示されるみたいです
(錦江飯店までの料金は性格には忘れましたが 25元くらいだったと思います、領収書も渡してくれるし、上海のタクシーは思っていたよりずっと安心して利用でき、値段が安い事も有って 滞在中一生分乗ったかと思うくらい乗り倒しました)

高層ビルの立ち並ぶ浦東地区を走り抜け、南浦大橋という大きな橋を渡ると いよいよ浦西=昔からある上海の街。
16年ぶりの上海の第一印象は 車と高層ビル、高架と呼ばれている車専用の道路はもとより旧仏蘭西疎開あたりの細い一般道まで、車が満ち溢れていています、(京都に戻っての私の第一印象は「車が少なくて静かでいいなぁ」本当に京都は静かです)

一応自転車も健在ですが、二輪はオートバイと漕がないでも進む電動自転車に中心が移っている様子。
過去の自転車大国の名残か 柵や敷石、緑地帯で区切られた かなり広い二輪専用路が設けられている道路が多く其処をおびただしい量の二輪が走り、車道にはおびただしい量の四輪が走り、自転車と電動自転車以外は排気ガスを撒き散らしているわけですから、空気の悪さは相当な物で、歩いているだけで喉が痛くなります。(-_-;)うがい薬必帯


二輪専用路が設けられているのだから(細い道でも二輪専用路は白線で区切られてました)当然歩道は自転車通行禁止と思ったんですが、そこは中国の事、実際にはバイクまでが歩道を走ってました、
歩道を歩いている限り、車に轢かれる危険は先ずありませんが、バイクに跳ねられる危険は充分有りました というか轢かれかけました 
蘇州では 柵で区切られた二輪専用路が有るのに 何故か車道を走る自転車がたくさん居たし、浦東空港に向う道では 二輪が少ないのを良い事に なんと敷石で区切られた二輪専用路を走る自動車が何台も・・・・
「ルールがないのがルール」を体現したかのような中国の交通事情に、毎日唖然でした。

信号が有る歩道でも 右折の車はすごいスピードで歩道を横切って行くし、バイクや自転車も突っ込んでくるので、道を渡るのも始めはおっかなびっくりでしたが、段々なれて 最後の方は信号のない歩道でも車にガン飛ばしながら渡れるように成長しました

錦江飯店 貴賓楼

20分ほどで錦江飯店に到着、すっかり変わった上海に有って、錦江飯店は16年前に泊まった時のままの姿
フロントに宿泊予約確認の紙を出すと、しばしパソコンを叩いたのち「あー クイピンロウ、あなた達は貴賓楼だからそっちに行って」となって カートに乗せられて貴賓楼へ行き、そこでチェックイン手続きをする事になりました。
エクスプロアのサイトで 貴賓楼で取ったのに北楼に泊まらされた旨の書き込みを読んでいたので、ちゃんと貴賓楼で予約が通っていてラッキーと思ったんですが・・・・

貴賓楼のロビーは非常に小さくて、施設もチェックイン・アウト手続きをする為のコーナーと、何時見ても人気のないティールームのみ。出てきたルームキーも今時珍しい金属の鍵でした。
ベルの人の案内で、部屋のある五階に上がると、エレベーター2機に対してそれぞれ2室分のルームナンバーの扉が二つ有って それ以外の部屋に通じいてる扉は見当たらない、不思議な作りになっていました。

あとから観察して見た結果の私見ですが、私達の泊まった部屋は いわば貴賓楼の中の付けたしみたいな部屋で、それ以外の本物の貴賓の泊まる部屋は一階フロアの扉の奥の廊下からアプローチする作りになっていたようです。
2室分のルームナンバーの書かれた扉を開けると、結構広いポーチになっていて、部屋番号の付いた扉が二つと 部屋番号のない扉が二つと これまた謎めいた空間。
そして、いよいよ自分たちの泊まる部屋に入ると・・・予想に反して、狭い。たぶん30平米切ってるのではないかと思われます。
古めかしい中にもちゃんと清潔感は有ったし、バスルームは最近に作られたと感じで、シャワーブースも有って中々綺麗でしたが、何しろ部屋が狭い。リゾートじゃないから余り部屋で過ごさないとは言っても ちょっとショックでした。

貴賓楼と北楼が同じ値段だっので、ついついスケベ心が働いて 貴賓楼を予約してしまいましたが、貴賓楼には私達の使える施設らしい施設がないため、何をするにも 南楼や北楼に行かなければならず、敷地の広いホテルだけに 一々面倒くさくてかないません。
(のす父と「姥捨て山」というあだ名を付けて、北楼で食事した後など「さあ姥捨て山帰ろうか、姥捨て山は遠いなあ」とか言ってました)

貴賓楼の名誉の為に書き加えると、室内に置いてあった パンフレットによれば貴賓楼のラックレートは北楼の数倍。
私達が安いお金で貴賓気分を味わおうなんてスケベ心を出したのが間違いで、本物の貴賓の泊まられる部屋はすごいんだと思います。

タクシーなんか来なくても 貴賓の方には差し回しの車があるのだと思います、実際一階のロビーには貴賓楼に宿泊されたエリザベス女王はじめ東西のVIPの写真が飾って有りました。
今調べていたらレストランもちゃんとすごいのが有るようです、悪いのはスケベ心を出した私です、すいません。



と言う事で、錦江飯店、庶民な予算で錦江に泊まる場合は素直に北楼の方が良いと思います。前に泊まったときの記憶では部屋も広かったですし、何より便利。

ブチブチ文句を書きましたが、雑踏の上海に有ってこのホテルの中は別天地。
用事で他の棟に行く為にブラブラ歩いている間も、実は楽しかったりしました。

鉄道・雑技の手配

部屋で一休みして、さっそく鉄道と雑技を手配、結果は上記の通りです、鉄道・雑技の切符代及び服務費は現金払いのみ との事でした。
ちなみに 手配を頼みに行った 南楼は近年改装されてたばかりで、北楼よりも宿泊費が高くなっただけ有って、ピカピカで明るくて、我が家の「山」とは偉い雰囲気が違いました (−−〆)

仏蘭西租界をブラブラ

手配も終わったので、いよいよホテルを出て待ち歩き。
この日のは、茂名南路を南下して、泰康路の田子坊(上海のソーホー) を見て、新天地で夕飯、余力があればどこかでジャズでも聞こうという予定でした。

静かな錦江飯店を出て、茂名南路を歩き出すと そこは仏蘭西の香りのする小路・・・ではなくて 人も車もあふれ返った雑踏状態、やかましい、その上暑い。
それでも 私にとっては懐かしい路ですが のす父は歩き出して直ぐに「これの何処が仏蘭西租界やねん、全然ちゃうやん」とブーたれてました。

この辺り 昔はもっと静かな通りで、プラタナスの中に古い洋館が点在している心休まる場所だった思い出が有るんですが、爆発的に増えた車の為か 静けさってなんやねん な街になってました。

瑞金賓館

どやどやな街を歩いて、大分疲れてきたところで 瑞金賓館を発見したので、お茶でも飲んで休憩しようと中に入りました。
茂名南路からホテルの敷地内に入って直ぐの所に オープンエアのテラスのあるカフェが見えたので、のす父ビール 私はケーキセットで一休み、 ビールもケーキセットも600円位して、値段に吃驚 しかもケーキが小さいし (この後色々なお店に入りましたが、ホテルの中や高級なお店でのドリンクの相場は40元〜50元、コンビにではビール4元位で売ってるので、すごい割高です)
でも、緑溢れる広い庭を眺めながらのティータイムは「仏蘭西租界」な雰囲気だったので、満足しました。

このホテルは元はイギリス商人の館だった所だそうです。驚くほど広い敷地で、綺麗な庭の中に古い洋館が点在していて錦江飯店同様 雑踏の中のオアシス。
錦江が大学の構内のような少し硬質な雰囲気だとしたら、こちらはもう少しリゾート地のような柔らかい雰囲気なように感じました。

錦江とどちらにするか迷って 錦江の方が地下鉄駅に近いから便利やろうと選ばなかったホテルですが、結局タクシーが安いので滞在中一度しか地下鉄に乗ってないので こちらに泊まった方が良かったかも、残念。

泰康路・田子坊

瑞金賓館の敷地を横切って 瑞金二路に出て 康泰路目指して通りをさらに南下。康泰路は 生活の匂いぷんぷんの通りで、「本当にこんなところに上海のソーホーがあるてホンマかいな」と思わず心配になって 道を尋ねました。

真っ直ぐ行けと教えてもらって、言われた通り歩いて行ったら ちゃんとガイドブックで見た 田子坊の入り口に到着。
入り口から中は 外の世界と全然雰囲気の違う 確かにお洒落な場所になってました。
シノワズリ雑貨のお店や、ストール・マフラーの専門店など 興味を引かれるお店も色々と有ったし、お洒落なカフェも有って なかなか面白そうな場所です。
しかし、のす父が興味無さそうだった上、 建物の作りが分りにくくて、お目当てのお店を探し出す事が出来ず 結局幾つかのお店を見て廻ったのみで終わってしまいました。

値段は 「中国=ごっつう安い」が刷り込まれている私に取っては 少々高めな感じで、衝動買いでどんどん購入と言う感じではなく、結局購入したのは、のすのお土産用のTシャツのみ。(怒ったパンダの顔の余りの可愛さに 199元=3000円強 のプライスにもめげずに買ってしまいました)
ここは のす父抜きでブラブラする方が楽しい場所だったと思います。(でも 狭い路地なのにバイクや自転車が走ってくるので、あんまり のんびりしてると轢かれそうになります、現に私はバイクのおっさんに当たりそうになって 怒鳴られました)

新天地

田子坊を出たところで「もうしんどいからタクシー乗ろう」と言う事になり、新天地まではタクシー利用。
初めての街で拾ったタクシーですが、ぼられる事も無く ちゃんとレシートも発行してくれるし、チップも要らんし 上海のタクシーは想像と違って安心して乗れました。
欠点は拾いにくい事、タクシーはすごく沢山走ってるのですが、タクシーに乗ろうとする人もすごく沢山居るようで、空車が中々来ない事が多くて、はじめは歩道から控えめに手を上げて居た私達も、最後の方には車道の真中まで出て手を上げる様になってしまいました。
ネットで 大衆のタクシーが良いとか ●●はダメとか読んでましたが、正直な所 会社まで選んでる余裕は有りません。

という訳で 楽々と新天地に到着。北里の入り口で車を降りて 中に入ると ごちゃごちゃした田子坊とは違って、非常にすっきりと綺麗な街並み。
殆どもお店がオープンテラスの席を設けていて、とてもおしゃれな雰囲気ですが、自然発生的な雰囲気の田子坊とは違って いかにも「大きい資本が入ってまっせ」な雰囲気です。
雑貨のお店も 田子坊よりさらに立派なお値段で 買えません(^^ゞ・・・・貧乏です

夕飯には未だ早い時間だったので、ブラブラ新天地の中を歩いてたら、懐かしい場所を発見しました。「一大会址」上海語だと「イーターウェッツ」。
共産党の第一回大会の開かれた建物で、昔友達と来た時にここを見に来た時には 本当に周りにはなにも無かったのに、今は全く不似合いとも思える「上海随一のオシャレーな街」に埋もれる様にして 当時と同じ姿で建ってました。
見学時間が16時までなので、惜しくも中には入れませんでしたが、懐かしい場所を発見して嬉しかったです。(中に入りたかった)

ガイドブックやネットで見て食べる積りだった店を見て、のす父が「高そうやん、ほんまに旨いかぁ」とか言うので 「じゃあ他の店も見てみるか」とか言いながら 新天地内をうろつきましたが、のす父的にぴんと来る店が無かった様子で、結局新天地は見るだけに終わってしまいました。

新天地と田子坊 どちらも今ガイドブックなどによく取り上げられてる フランス疎開の中の新しいお洒落スポットですが、私としてはぐちゃぐちゃした感じの 田子坊の方が面白そう、と思います。

さらに歩く

のす父が新天地での夕食に気乗りしない様子なので、ならホテルまで戻って 「錦江飯店か花園飯店の中のレストランで食べるか」とホテルまで戻る事になりました。
新天地前でタクシーを拾おうとしましたが、夕方になってきたためか 空車が全然なく、結局歩いて帰る事に。
黄波南路を北上して、淮海中路まで行き、そから地下鉄一駅分を歩きました。
暑い、空気悪い、人が多いの三重苦で かなり疲れましたが、途中でワトソンズでうがい薬を買ったり、伊勢丹を覗いたりしながら何とかホテルまで歩きましたが、ヘロヘロ状態でした。

淮海中路にある華亭伊勢丹は1993年のオープンなので、私が上海に行かなくなったすぐ後に出来た感じです、もし93年に上海に行っていたら 伊勢丹は「中国ばなれしたお洒落で綺麗なお店」だったのでしょう
でも、流石に創業14年と有って、後から行った静安寺の久光百貨店や 浦東の正大広場に比べると 残念ながら 少々見劣りのする百貨店になってしまっているように感じました、安くて良いものが有ったら買い物しょうと Iカードも持参してましたが、結局お買い物はせず。
お店の人が普段自分が着てるのと同じ制服を着てるのが ちょっと面白かったです (^。^)

夜上海

暑い中歩き倒したので、もう汗だくの悲惨な姿、一旦部屋すっきりしてから 夕食に向いました。
お隣のホテルオークラの白玉蘭も気になるので、偵察に行ってましたが、この日は結局錦江飯店で食べようと言う事になり、北楼の夜上海と言うレストランに行きました。

夜上海は20年代の上海をイメージしたインテリアと ガイドブックなどには書いて有りましたが、まあ飾ってある写真がそうかなと言う程度のテーマ性。

食べたものは 鶏肉のチリソース、仏跳壁(スープ) ミンチの挟まったレンコンの炒め物 豆腐の上に海老肉の乗った物 高菜のような漬物を使ったチャーハン  以上の料理とビールで 7500円位なので 安い!という事は有りませんが、どれも美味しくて満足の夕食でした。
味付けはどれもアッサリ目で 食べた瞬間 ん 味薄いと思いますが 食べていくにつれて「美味しいなあ」となる感じ。
フカヒレ アワビ などの高級食材が少しずつ入っていて、其処から美味しいお出汁の出ているスープと 味付けは殆ど漬物から出る塩分だけだと思うのに ミョーに美味しいチャーハンが特に印象的でした。



一日目終了

当初予定では 食事の後は ジャズを聞きに華亭賓館へ行く予定でしたが、(和平のジャズバンドが 改修中移動して公演中) 朝5時から動いてると有って さすがに食事したらもうダウン。
部屋に戻って ビールをちょっと飲んで 就寝しました。
若い頃なら 興奮して夜中まで遊んだと思いますが、もはや 無理の利かないお年頃です (-_-;)


二日目


豫園へ

前日さっさと寝たので 7時過ぎに二人とも起床、なんか 段々行動が高齢者モードになってるような気がします(早寝・早起き)
今日の朝ご飯は豫園の南翔饅頭店で、と言うよていなので 早々に姥捨て山を出てタクシーに乗る為に北楼へ、
朝の機構飯店は静かで、とてもいい感じ、北楼に向う途中 景色が綺麗なので 何枚も写真を撮りました。

北楼でタクシーに乗って一路 豫園へ、すさまじく変化している上海に有って 豫園のあたりはまだ下町な雰囲気が色濃く残っていました。
途中通過した金陵路の騎楼と言われるアーケードも 小奇麗に塗りなおされていたものの昔の名残をとどめていて 私はちょっと嬉(^_^)

南翔饅頭店

タクシーの運転手さんがなにか話しかけてくるので 必死で聞き取りしたところ「豫園は大きい、何処へ行くのか?」との問いかけで、ガイドブックを出して「南翔饅頭店」に丸をして渡すと 店の近くで下ろしてくれて 「其処を入ったところに有る」と教えてくれたので、迷わず南翔饅頭店に辿り着けました。


南翔饅頭店は以前に来た時より 格段に大きくなっていて、建物も昔は何の変哲も無かったのに 中国風の立派な建物に変わってました。
ガイドブックに寄ると 今の南翔は一階→二階→三階の順にお値段が立派になっていく仕組だそうですが、私達の到着した朝の8時過ぎには まだテイクアウトの窓口開いておらず、二階の一番庶民的な席のみが営業中。流石に朝早かったので、待たずに座る事が出来てラッキー(^^)v(豫園の観光を終えて出てきたときには既に レストラン入店待ち列が出来てました、朝10時前なのにすごい人気です)



食券方式の気軽なコーナーだったので、ショウロンポウ16個で10元 スープ一元 しょうがの細切り一元(コレがあるとショウロンポウが格段に美味しくなるので必須) 缶入りウーロン茶が5元 と格安で美味しい朝ご飯が食べられました。
始めしょうがの存在を知らずしょうがなしで食べてましたが、しょうがを上に乗せると格段に美味しくなるので しょうが一元はお勧めです

湖心亭

食後は湖心亭でお茶タイム。全体的に雰囲気は残して綺麗にリモデルしてる店舗が多い豫園に有って、ここは昔のままの姿で残っていました。
まだ朝の8時台と有って、一階ではお馴染みさんぽいおじいさん達が数名お茶してましたが、二階は私達が初客で、お店の人が掃除をしてる途中と言った感じでした。

メニューを見て お茶の値段の高いに吃驚、最低でも50元から上は天井知らずのラインナップ。
南翔で二人で30元ちょいで食べてきた後だけに とてつもなく高く感じられ、思わず逃げようかと思いましたが、せっかくなので踏みとどまってお茶を頂いてまいりました(^^ゞ
お値段と相談しつつ、のす父が普耳茶 私はローズ普耳茶をオーダー、 普耳茶は握りこぶし大の小さな茶器、ローズの方は普通の急須くらいの大振りな茶器で出てきました。
ガイドブックにはキーホルダーなどのプチお土産が付くと書いて有ったのですが、そういうのは無く お茶請けの梅干とお饅頭が付いてきたのみで、ちと残念。

肝心のお茶はやはりとても美味しくて、夏になって以来暑いお茶なんて飲んだ事もなかっので、汗がガンガンでるかなと思ってましたが 逆に汗が引く感じでした。 景色も良いし、雰囲気も独特だし 高いけどやはり踏みとどまって良かったなと思っています。

豫園観光

折角来ので豫園の中もちゃんと観光。と言ってもガイドも無いので気ままに見て歩いただけですが、まだ早い時間だったので、空いていて のんびりと過ごす事が出来ました。
庭園に興味の有る人間ではないので、感想がうまく書けないのですが・・・良かったです 中国庭園。



ガイドブックで、豫園の中に中国衣装を着て写真を撮るコーナーが有ると 書いて有ったので、街中の変身写真は時間がかかるので無理そうだから 豫園で手軽にやってみたいと思って、探してたら有りました、写真コーナー。
衣装一着 写真一枚で 50元 勿論やりました、衣装は服の上から簡単に着られる簡易衣装みたいな感じですが 色々なデザインが選べ、頭の被り物も選べて メークは普段のままですが、豫園の庭園をバックに手軽に変身気分が味わえて楽しかったです。
衣装に着替えたら 豫園の一角で撮影、オバちゃんが手取り足取り 中国美女風のポーズをレクチャーしてくれるのですが、手のポーズか難しくて手がつりそうでした。

気楽な雰囲気なので 手持ちカメラでの撮影もOK、係りのおばちゃんがサービスでのす父とのツーショット写真も撮ってくれました。
安いし、時間も殆どかからないので 「本格変身写真まではなー」と言う感じの人にはお勧め、お店の人もフレンドリーで押し付けがましく無くて良かったです。

お買い物@豫園

豫園の出口から出ると そこはお土産ストリート、いわゆる「ベタな中国土産」がたくさん並んでます、
余り買う気も無かったんですが、軒先に吊るして有った パンダが体操してるTシャツに一目ぼれ。値段を聞いたら1000円位だったので、ちょっと値切って購入。

買い物を済まして、静安寺の久光とその裏手の静安小亭に行ためにタクシーに乗るべく 表の通りに出ると 「社長さん 贋物 ビ●ン・エ●メス 直ぐ其処」と パチ物屋さんが数名接触してきましたが、スルーしました。
パチの中でも レ●ポとかア●クロとかは 普通の店舗で販売してますが、ビ●ンとかエ●メスは しかるべき場所に案内されて買うシステムになってるようです (;一_一)パチの中にもヒエラルキー構造

静安寺 久光百貨店

パチ屋の誘いを振り切り、タクシーを捕まえて静安寺へ。目的は久光百貨店とその裏手に有る静安小亭なる"パチ&横流し品"が買える商店街。
久光は2004年開業なので、勿論今までに来た事は無し、と言うか1990年代はじめにはこの辺は繁華街ですらなかったような気がします。

ほぼ開店と同時のタイミングで入店したので 店内はがらーんとしてましたが 吹き抜けの中央にあるハーゲンダッツのショップだけは既に長い列、「なんか貰えるのちゃうか」と思いましたが、どうやら アイスで作った月餅を買う列のようでした。

開業3年目と有って 建物はまだピカピカ。中央がすごく大きな吹き抜けになっていて、真っ直ぐにエスカレーターが登っていく作りは 私の職場に 少し似てますが、こっちの方が格段にスケールがでかいです。
一階には化粧品と一流ブランドショップがずらりと並び、二階から上も日本の百貨店と殆ど遜色の無い品揃えですが、価格も余り日本と変わりません。

ブランド品以外で見て 2割位は安いかなぁと言う程度で、それなら日本に帰ってから落ち着いて職場で買い物した方が良いかなと 結局何も買いませんでした。

日本では 「終わり気味」なブランドまで すべてハコショップで展開してる辺り少し遅れてるなぁとは思いましたが、昔の中国のショッピングシーンを知る物から見ると、隔世の感の有る巨大百貨店でした(店内案内マップを下さいと言ったら没有だっのが、唯一昔を忍ばせるポイント)



静安小亭

私が久光より何倍も楽しみにしていた静安小亭、パチと流れの小さいお店が並ぶ商店街です。
まだ10時過ぎだったので、開店準備中の店や閉まってる店も有る状態でしたが、そのぶん人が少なくてのんびり見られました。

小さい店が一杯並んでるので、時間をかけて掘り出せばいくらでも掘り出し物が有りそうでしたが、のす父が一緒なのでサクサクと買い物しました。(私1人なら半日は粘りそう)


買った物レポート

* 計画ではレ●ポのパチを買うつもりだったんですが、あまりにたくさん売られていて気持が冷めてしまい、レ●ポは買わず、変わりに ポー●ーのパチのウエストバックを購入、買ったときにはのすにあげる積りだったんですが、パ●を見破ったのすから却下され、結局自分で使用、自転車に乗るとき便利でかなり気に入ってます 120元位
* コムデギャルソン・オム・プリュスのバック 買ったお店に一個しかなかったし、他でも見かけなかったので 多分流れ者と思われるトートバック 他のものとまとめて値切ったので まあ100元位
* LAUNDRY VINTAGE というブランドのTシャツ、パチとか流れと言う以前に こんなブランド知りません、が 次の日直ぐに着てみたら非常に着心地が良く シルエットも綺麗で 今回買った中で一番役立ってる買い物かも。(日本に帰ってからも頻繁に着用してますが、型崩れも無く優秀) 70元位
* ア●クロのTシャツ キャップ(のす父) ア●クロは沢山の店で扱ってましたが、家に帰ってから アメリカで買ったものと付き合わせた感じでは たぶんパチ、仕立ても生地も全体にゆるい感じ

結局 ポー●ーを買った店と その他のアイテムをまとめて買ったお店の二件でしか 買い物しなかったんですが、上海に来てから やっと 安いー物を買えたので 楽しかったです (^^)v 

お金が無い

静安小亭での買い物は 勿論カードなんて不可、ポー●ーのバックを買ったら なんと残金が10元切ってしまい、移動のタクシー代すらままならぬ状態に。

久光に行ったら両替できるやろと 行ってみたら 「両替は銀行に行って」との事、
しゃーないなーと ちょっと歩いた所の銀行に行ったら 「ここでは両替はしてない、中国銀行に行って」と言われ。
結局かなり歩いて中国銀行に行ったんですが、パスポートが無いとアカンと言われてしまい。
錦江飯店では パスポート無しで気楽に両替してくれたから ホテルに行ったら大丈夫やろと さらに歩いて行ったリッツカールトンで 「宿泊以外のお客様の両替は不可」と言われてしまい。
このままではホテルまで歩いて帰るしか無いのか・・・・それはイヤヤ そや ここのホテルの入り口にATMマシンが有ったやん、あこでキャッシングしたらええんや!

という経緯で 初キャッシングを体験しました。機械の説明は英語と中国語 英語の方を選んで機械の操作を始めましたが、なにせ初めて しかも英語 と言う事で なんども失敗の末 やっとキャッシングは何とか成功。
でも、焦った精神状態だった為か100元=$100 というヘンな妄想に取り付かれた状態になってしまい。100元キャシングして「よっしゃ、これでもう 金持ちや」と大船に乗った気になったんですが、冷静に考えたら 1500円分、大船どころか茶碗の船。
でも もうキャッシングマシンの所に他のお客さんがいたので、とりあえずタクシー代は出来たし、昼ごはんはカードが使える店に行く予定だし、とその場を去りました。

王宝和酒家

タクシー代には事欠かないようになったので リッツの前から 福州路の王宝酒家へ。
JCBカードのスペシャルランチコース120元に惹かれて行ったんですが、コレが上海旅行中最大の失敗でした。 前菜が三品、蟹を使った料理が三品とその他の料理二品にスープ、さらに上海蟹まで付いて すごくお得と思ったですが、
前菜は生姜、ピーナツ、キューリの三品で何れも量が多いだけで 味は沈没
蟹の料理というのが 黄色っぽいあんかけ風の同じような料理ばかりで美味しくない、スープは薄味と言うより味がしない、マシだったのは海老とグリンピース炒めくらいで、野菜炒めもなんだかなぁの味
最後の砦の上海蟹は すごく小さくて食べる所ないし・・・と散々でした。

サービス面でも 驚くほど雑で、終始無愛想で、開放改革政策の前の中国でもなかなか無いような態度の連続。
蟹が出て来たときも こちらが要求するまで蟹をさばくハサミすら持って来ない状態でした。
120元で上海蟹を食べようと思った こちらのせこい根性も悪かったのでしょうが、コレはないでぇ のお店でした。

(ネットで検索してみると 美味しかったという感想も多いので、まあ食べ物の好みは千差万別 私の口に合わなかっただけの話でしょう、もっとお金を出したら美味しかったと言う感想になったのかも知れないですし、ま 私はもう二度と行きません)
あ゛ー 不味かったぁ


南京路・第一百貨店

まずい昼ごはんを食べて テンションが下がった状態で地下人民広場駅に行く為に南京路を少しだけ歩きました。
南京路は「歩行街」になってるので、安心してブラブラ歩けると思ってたら、バイクと自転車は普通に走ってました。歩行街なので 当然 車道も二輪道もないので 逆に道のど真ん中をバイクが走ってきて 歩行街だからと油断してると轢かれそうになります。

南京路では結局 上海第一百貨店にしか入らなかったのですが、第一百貨店頑張ってるなぁと思いました。
昔私が中国にハマってた時代には エレベーターが出来たと言うのが話題になった第一百貨店、周りを新しい商業ビルにとりかこまれて、さぞ廃れているのかと思いながら 入っていくと 入り口のバーゲン台にはすごい人だかり。
中に入ると 古い建物なので暗いし、狭いのですが、店内にはたくさんのお客さんがいて、活気のある雰囲気。
伊勢丹や久光とは全く違った スーパーみたいな感じの雑然とした雰囲気でバーゲンをそこかしこでしていて、庶民的な百貨店に特化して ちゃんと活路を見出している様子でした。
例のエレベーターも店内ど真ん中でちゃんと現役で動いていて 往年を知るものとしては嬉しかったです。


始めての地下鉄

北京では地下鉄に乗った事がありましたが、上海の地下鉄は初めて。人民広場の辺りが昔の様子が分らないくらいに綺麗になっているのに驚きながら、地下に降りました。
自販機も有ったと思いますが、私らは窓口でガイドブックを広げて行き先(陝西南路駅)を示して切符購入、一人3元なり。

地下鉄の駅は ちょっと証明が暗めで 大阪の御堂筋線みたいな古くから有る地下鉄の駅みたいな雰囲気、冷房が効いてないので待ってる間が結構辛かったです。
乗ってしまえば 陝西南路駅までは二駅なのであっと言う間、昔の北京で乗った地下鉄と違って車内も小奇麗なので まるで日本で地下鉄に乗っているのと変わらない感じでした。

駅に近い場所同士の移動ならタクシーより早いかもと思う地下鉄ですが、実はこの時しか使いませんでした。だってタクシーが安いんだもん(^_^)
地下鉄2人で約100円 タクシーで近場の移動なら大体300円くらい と 三倍と言えば三倍ですが、200円くらいしか違わないので、ホームの暑いのがイマイチなーと 贅沢な事を言ってこの後はずっとタクシーを利用してました。
今回の上海でふだんの10年分くらいタクシーに乗ったような気がします(普段は半年に一回乗るか乗らないかなんで)

Sakura*Doと樹

陝西南路駅から のす父がガイドブックでみてお土産に決めていてた 「パぃン・ダ・ケーキ」を買う為に又 暑い中を歩いて行きました。
Sakura*Doは淮海中路の一つ北側の通りに面した日本人経営の和菓子屋&カフェさん。小さいお店なので一度見落として通り過ぎましたが、人に道を聞いてなんとか無事到着。

パインケーキは 4センチ角位の大きさで一個10元となかなか立派なお値段、のす父が「食べてみて美味しかったら買う」と慎重なことを言い出すので とりあえず二つ買ってその場で食べいてたら お店の方がお水を入れたグラスを持ってきてくれました。
食べてみたら やはり美味しかったので 買うことになったんですが、ここで大問題発!お金が無い。
リッツの前でキャッシングしたときに舞い上がって1500円キャッシングして金持ちになった積りでしたが、所詮1500円、タクシー代と地下鉄代を使ったので残りは1000円程しか有りません。
小さいお店なのでカードは使えないと言われ、もうダメかと思いましたが 幸い日本人のお店だったので日本円を出してお釣は元でもらうという事で買い物できる事になり、どうにか パインケーキは買えたのですが レートの換算やなにやらでお店の人も一杯一杯になって家用に買おうとした分を忘れられてしまって若干残念。

とても有り難かった話


Sakura*Doを出て、ここまで来たことだし ついでに私の見てみたい 復興西路の革製品のお店 樹 にも一気に行ってしまう事にしました、とは言っても歩くのはもううんざりなので、タクシーに乗ろうとしたのですが、空車が来ない・・・全く来ない。
昔の中国旅行ではタクシーはホテル前から乗るものと相場が決まってたのを思い出して、「ホテルならタクシー居るかも」と近くに有った マンションホテルに入って 表に居た従業員の人に「タクシーに乗りたい」と頼んだのですが、「表で自分で捕まえてくれ」との返事。
しかたなく 又ホテルの前の道でタクシーを捕まえようとしましたが、無理・・・結局困ってる様子を見た従業員の人が ホテルの中に入って ドアマンらしきお兄さんを呼んで来てくれて、その方が 宿泊してるわけでもない私らの為にタクシーを捜して停めてくれ、なんとなく行き渋っている運転手を説得してくれて、無事タクシーに乗せてくれました。
ホテルの客でもない私達の為に 骨を折ってくれたお兄さん、本当に有難うございました。m(__)m 

お兄さんのお陰有って 無事復興西路に到着、樹を目指して歩いている最中に マズイ事に気が付きました・・・ちゅうか ここまで読んでいただいた方にはもうお分かりかもしれませんが、 はい 私お金が無かったです(タクシー代くらいはありましたが)
Sakura*Doで1万円だしていたら お釣で結構人民元がきたのに 何を思ったか5千円を出したので、所持金が2000円くらいしか無く、冷静に考えたら 樹 で欲しいものが有っても買えないやん。

疲れて若干不機嫌モードののす父に今更お金が無いから 見に来ても無駄やったとも言い出せず、そ知らぬ顔をしてとりあえず樹に行きました。 思っていた異常にこじんまりしたショップで、お店と言うより工房と言った雰囲気。
私の欲しかったバレーシューズは基本的にオーダーで作って販売という事で、店頭にはサイズ・色見本分くらいの商品しかなく、オーダーには約一週間かかるとの事で 結局買える物がなく、お店の人に もう少し店頭に在庫のある支店の場所を教えて貰いましたが、行ってもお金が無いから行きませんでした、必死で来のに収穫無しでがっくり。

オマリーズ・アイリッシュ・パプ

草臥れたので 樹から程近い場所にある オマリーズ・アイリッシュ・パプで一休み。
租界時代の古い建物を改装したお店ですが、広い庭には子供用の遊具が置いてあって、明るい雰囲気お店、
ここのお店と言い、昨日の瑞金賓館のカフェと言い、旧フランス疎開の辺りは表は雑踏でも 一歩中に入ると別天地なお店が有って 趣が有ります。

昼ごはんがイマイチでお腹が減ってたので サンドイッチを頼んだらフレンチフライがたくさん付いてきて ビールのお供にぴったりでした。ちょっと暑いけど 昼間から外で飲むビールは美味でしたー (^^)v

歩いた、歩いた

オマリーズで一息ついて、さてタクシーを拾おうかと表通りに出たのですが、また 空車全然来ない、タクシーはバンバン走ってるのですが空車が無いと言う 日本では考えられない状況。
しばらく頑張りましたが、本当に来ないので 諦めて歩こうという事になり、淮海中路へ出て地下鉄一駅分 汗みどろで歩き、さらにホテルに直帰せず 茂名南路を南下して ローソンまでビールを買いに行ったので この日も結局昨日同様 嫌になるほど歩きました (暑いのと 空気が悪いのとで 歩くと非常に草臥れます) やっとの事で、ホテルまで戻ったときは 「もう 欲も得も無いでぇ」って感じでした(>_<)

ホテルオークラ ヘアサロン

のす父が「わし 雑技行くまでに 1時間ほど寝るで」と昼寝体制に入ったので、一時間だけ フリータイムが出来ました。(^^)v
時間が少ないので 街のマッサージには行けないし、ホテルでマッサージを受けようと 健康中心に行って見たのですが、予約制で1時間後でないと無理と言われ 断念。

じゃあ向かいでと、オークラに行って フロントでマッサージは3階と言われたので行ってみたのですが 場所が分らずウロウロしてるうちに ふと美容室が目に入りました。
シャンプーしてもらってる人が気持良さそうで なんとなくフラフラと入って 気が付いたら値段も聞かずにシャンプー&ブローをしてもらう事になってました。
始め英語で話しかけたら お店の人が完璧な日本語で返して来てびっくり、日本人だと思って話をしてたら、中国の人で16年前に日本に渡って、3年ほど前にこちらに返って来られたという事、京都に住んでいたとの事でした。

スタッフは見かけた感じでは 日本人と中国人半々で 飛び交う言葉は主に日本語、お客さんも日本人が多くて 完璧に日本の美容院に居る気分、料金も 150元と近所の美容院より高かったし、もちろん日本式のシャンプーだったし・・・なんでここに来てこんな事をしたのか 今もって自分でも不明な行動でした。
でも 毎日暑くて 空気の悪いところを歩き回ってたので、頭にも汗をかきまくりで なんとなく痒かったのが 丁寧なシャンプーですっきり その後も帰国まで爽やかな状態で過ごせたので、やっぱりプロの技で洗ってもらって良かったと思ってます。

雑技

すっきりした気分でホテルに戻ると のす父も既に起きていたので 雑技場に向うべく 部屋を出ました。
姥捨て山 もとい 貴賓楼前にはタクシーが居ないので 北楼まで歩いていって、北楼前に停車中のタクシーの運転手さんに「乗りたい」と言うと なぜか自分の車を出すのでは無しに 表通りでタクシーを捕まえて来てくれました たぶん休憩時間だったのでしょう。

第一希望、第二希望ともにかなわず、 で雑技を見ることになったんですが、南市影劇院はガイドブックの地図にも載ってないし、ホテルのビジネスセンターで「場所を地図上で教えてくれ」と言ったのに結局分らず「場所は豫園の近くやし タクシーで行ったら大丈夫、帰りはこのホテルカードを見せたらいいし」と頼りない事この上ない返事。

タクシー代は安いから タクシーで行くのはやぶさかではないのですが、問題は帰り 今日の日中の苦戦ぶりからして簡単にタクシーか捕まらなかったら よう分らん場所で困る事になります。
ともかく いく道すがらに 通りの名前をよく観ておいて、最悪の場合最寄の地下鉄駅まで歩くか、バスで帰らねばと 目を皿のようにして 通り名を追っていましたが、豫園よりは大分南の方で 周りに地下鉄駅など無さそうな場所。
タクシーが捕まるか不安ですが、ここまで来たらもう 帰りは帰りで考えるしか有りません。

南市影劇院は 表はイルミネーションでキラキラに装飾されてますが、中に入ると 昭和の映画館みたいな雰囲気で懐かしい系の雰囲気。
劇場も昔の映画館そのものの地味な感じで 私達の入ったときには未だお客さんも少なく、ここで本当に雑技有るんか? と思った位ですが、団体観光客が続々と入場して来て 開園時間には殆ど満席状態でした。

私達が買った切符は VIP席の次のA席だったんですが、結構前の真中で 幸い前にでかい人も来なかったので 舞台を良く見ることが出来ました。
客層は ヨーロッパ系の中高年団体が非常に多く その中に私等を含めアジア系がチラホラだったので、観客のノリが良くて 最後は皆で手拍子を打ったり 出演者に手を振ったりと盛り上がりました。

雑技の内容は 動物のショーは無しで オーソドックスな雑技が中心な感じ、天井から吊るされた紐に体を巻きつけ、巻きつけられた者同士が絡み合ってアクロバット技を披露する「空中造形」やイスを積み重ねた上で倒立をする 「排椅倒立」 等々 同じ人間のとも思えない技の連続で 見ごたえ満点。
なんと言っても圧巻だったのが、オートバイが大きな鉄の玉の中で廻る芸。一台 一台とオートバイが増えていって 最後は6台が玉の中をぐるぐる廻っりながら、上下に交差したりする芸で、今にも衝突しそうでハラハラ。本当にすごい芸でした。



上海入りしてからぶちぶちの多かったのす父も雑技はお気に召されたようで、普段のりの悪い人間なのにフィナーレの時に ふと見ると 手拍子を打って喜んでました \(~o~)/
私は何度も 上海で雑技を観てますが、やっぱり面白いです 上海に来たら上海雑技は必須です。

心配していた帰りの足ですが、なんと 劇場を出て1分も経たないうちに のす父見事に空車をゲット。
中国人並みに 車道の真中まで歩み出て タクシーを止めたのす父が ちょっとかっこよく見えた上海の夜でした(爆)

白玉蘭

雑技が終わったのが9時過ぎ、部屋に一旦戻るのも面倒なので 行き先変更して ホテルオークラに停めて貰って 白玉蘭で夜食をとりました。
立派なレストランなので 申し訳ない気もしましたが 時間が時間なので 私が坦坦麺 のす父が海鮮麺 と 2人で炒飯一つをオーダー。
坦坦麺は麺が細くて しるが殆どなく 普段食べてる坦坦麺とは違う感じでしたが、ピリカラで美味しかった、炒飯は薄味でフツーな感じ、 のす父の海鮮麺もかなり薄味。

たいしたものも食べてないので 感想を述べられた立場では有りませんが、私ら的には 「錦江の方が美味かったな」でした。
お勘定の時に お店の人が突然「今日は月見の日月餅をどうぞ」と レジ脇においてあった月餅を勧めてくれたので 半切りのを一つ頂戴しましたが、餡がぎっしり入ってかなり食べ応え有りました。


旅行前の計画では 「夜はバーでジャズなど聞きながら 大人の時間を過ごす」予定でしたが、この日も結局 ホテルに帰って早々に就寝。
昼間に暑いところを歩き回って もう夜まで活動するエネルギーがありましぇーん (>_<)
子供が小さい間は 体力が有っても子供が居るから夜遊びはNG やっと子供の手が離れてきたら今度は 自分らの体力がなくなって夜まで持たない・・・なかなか思うようには行きまへん。

三日目


南楼で朝ご飯

この日は9時15分の列車で蘇州に向う日、渋滞が怖いので 大事を取って8時過ぎにはホテルを出発する予定。
前夜早々に寝たので この日も早起きで出発までに余裕が有ったので 朝ご飯を済まして行くことにしました。(年寄りは朝が早い)
北楼の夜上海が24時間営業なので おかゆでも食べようと向ったのですが、途中南楼の前を通ったら、レストランでビュッフェをしていて、種類も豊富でおいしそうなので「ここで食べよか」と言う事に。

朝食ビュッフェは 洋・中 中心に種類豊富で なにから食べるか迷いましたが お粥、点心類を中心に中華中心で攻めてみました。味はまあまあでしたが、全体に冷め気味なのが残念、洋物の方が美味しかったかも知れません。
フラフラと値段を聞かずに入ってしまい、お勘定の時点で始めて値段を聞いたら 吃驚の1人150元
其処まで美味しくなったし、1人2000円以上と言うのは ショック・・・・
思わず「たかいなー」と言ったのをお店の人にしっかり聞かれていて「ビュッェは高い、アラカルトなら安いね」と言われてしまいました (@^^)ゞ    

上海駅

朝食の後 錦江飯店をチェックアウト、「これで姥捨て山ともお別れや」と笑いながら 貴賓楼を出て北楼からタクシーで上海駅へ。
さほどの渋滞も無く 20分くらいで上海駅に到着。
駅前の地下がタクシーの乗降場になっていて、地下に入る→駅に来た客を降ろす→汽車で駅に到着した客を乗せる→地下から飛び出していく と システマチックに運営されている様子です。

降車場でタクシーを降りてお金を払い、ふと振り向くとのす父のとなりに見知らぬおじさん(・・? そして私らの荷物は既におじさんの引く台車の上・・・すわ ぼったくりかと思いましたが、なにしろ 次々とお客さんが降りて来る場所で立ち止まる事もならず とりあえずおじさんの後を付いて歩る居ていきました。
てっきり個人営業と思っていて、どれほど吹っかけられるのかと思いきや このおじさんはちゃんと組織に属した赤帽さんで、料金は荷物2個で20元、お金はタクシー乗降場近くのカウンターで 係りのオバサンに支払ってちゃんとレシートも発行される いたってまっとうなおじさんでした。

タクシーがビュンビュン走っている場所なので うるさくておじさん言う金額がよく分からず、なんとなく30元と聞こえたので20元札を二枚出すと 受付のオバサンが 大声でギャーギャー。
やっぱり 吹っかけられてるのかと ビビリながらよくよく聞いてみたら 荷物二個で20元なので「お金が多すぎる、二個で20元や」と言ってくれたのでした。
上海の人の言葉は語調がはきはきしてるので、普通の話でも怒ってるみたいに聞こえてしまいます (^^ゞ


タクシー乗り場からエスカレーターで上に上がったら 上海駅は目の前。駅舎の中に入るには切符を見せて 荷物のX線検査があるので 「折角20元支払ったのに、こんな短い距離で終わりかいな」と思いましたが、おじさんは正規の赤帽さんなので切符無しでも構内に入れるようで、この後2階の CRH待合室の前まで荷物を運んでくれました。

おじさんはCRHの待合室にも入って 私達が座るベンチ前まで荷物を運んでくれる気マンマンでしたが、CRH待合室前にはチケットの無い人は入れない様になっていて おじさんとは待合室前でお別れとなりました。(後で駅の中をブラブラしてたら他の待合室には切符を改めるカウンターは無く出入り自由でした)
中国の駅では飛行機に乗るときの様に自分の乗る列車の搭乗時刻までは待合室で待って 搭乗開始のアナウンスが有って初めてホームに進める仕組。
アナウンスは中国語と英語ですが 時間を示した電光掲示板が有るので言葉が分らなくても大丈夫でした。
(待合室内には簡単な売店、まま許せる程度のトイレ、喫煙所が有り)

自分たちの乗る列車の搭乗が始まったので、他の人の後に付いてホームに向いましたが、これが遠い上にバリアフリー度0と言うかマイナス。
待合室は駅の建物の一番上の階にあり 其処からホームに向うには長い階段を下りることになるのですが、ここにエスカレータもエレベーターも無いので 思いに荷物を持って階段を下りなくてはなりません。

待合室から先には赤帽のおじさんも居ないので「お金で解決」と言う道も無し。この時ばかりは 「のす父と一緒でよかったあ」と思いました(笑)
大きい荷物の人も多いのに不親切きわまりない設計、CRHなる新型列車導入する力量があるなら エレベータの設置くらい楽勝ちゃうんかい と心の中で毒づきながらホームに下りました (-_-;) まったく

CRH

今回私達が乗る列車は CRH(China.Rail.Highspeed)と言われる新型列車 中国名は和諧号。
 上海⇔蘇州を35分で結んでいて、上海⇔蘇州は近いので従来の特快より10分ほど早いだけですが、遠距離になるとその差は中々のものなのでしょう。

重い荷物にふーふー言いながらホームに降りると 居ました和諧号。白くて流線型の車体で新幹線風、一等と二等がありますが、他の鉄道の「硬座 軟座」のように 点と地との差ではなくて 日本の新幹線の普通車とグリーン車の違い位で、一般的な日本人でも充分快適に二等に乗れると思います。
私達は一等だったので 足置きも付いた広々座席で 日ごろグリーン車に縁のない私には「おー贅沢じゃぁ」と思える車両だったんですが・・・・
なぜか なぜか 行きの和諧号の車内 ほんのりと う○この匂いが・・・・だれかトイレで強烈なのをしたのでしょうか? まあ10分くらいで鼻が慣れたのか 匂いが消えたのか気にならなくなりましたが。

う○こ臭以外は しごく快適な列車、蘇州までは35分とあって本当にあっと言う間。往年の中国の鉄道を知る物としては ホームまでのバリアフリーゼロの点は別として 「中国も変わったなー」。
でも 鉄道の味わいと言う点では やはり昔タイプの列車の方が風情が有って良いなあと思いました。特快で行ってもCRH+10分なので行きと帰りで変えたらよかったと若干後悔

蘇州駅 タクシー争奪戦

本当に35分で楽々蘇州に到着、下車して他の人の後を着いて出口を目指したんですが、これが遠い、遠い、折角早い鉄道で来ても意味が無いやろと思う位遠かったです。(間違ってるかも知れませんが、かなり大きい駅なのに出口が一つしか開いてないみたいです)

やっとの思いで出口に辿り付いて駅から外に出ると そこは人、人、人。
新型列車の快適な車内で忘れていた「中国の駅のすさまじさ」が目の前に展開してました。タクシーの乗り場もすさまじい行列なので タクシー乗り場の手前でタクシーをゲットする汚い作戦を展開しましたが、殆どのタクシーには無視られ、たまに話するところまで漕ぎ付けられても行き先を言うと断られ、散々な結果。
私達の様子を見ていた 白タクのにいちゃんも寄って来ましたが 言い値が「100元」とバカにした値段 (>_<) 値段交渉しましたが折り合わず結局正規タクシー乗り場に行く事になり、ダーティ作戦は結局時間と体力の無駄遣い。あーあ

諦めて正規タクシー乗り場に並んでいると、今度は「乞食攻撃」 と言っても3人だけでしたが
上海では1人だけ橋の袂にじーっと座ってる 静かな乞食の人を見ましたが 「廻ってきてお金徴収」のアクティブ系乞食の人に会うのはかなり久々。

始めに寄って来たのは 傷痍手帳みたいなのをザルに入れて廻ってくるオッちゃんで ザルに結構お金が入ってたのに釣られて思わずお金を投入してしまいました。
コレが災いして 次に待機していた子供を抱いた片手が手首から先の無い女性の乞食にかなりシツコク「幇助我」と攻撃されたんですが、「あげたらきりが無い」と我に返って無視してたら、ツンツンと体を突付かれてしまいましたが、なんとか逃げ切り(片手を失われたのはお気の毒と思いますが、彼女もお子様も見た目栄養いきわたってる風情でした)
タクシー乗り場最終地点付近にいた3人目は おばあさんで ほぼ無言でザルを片手にへいへいと頭を下げてるだけの控えめ系、ここも逃げ切り。

と、言うような感じで乞食さんを振り切ってるうちに 結構早くタクシーの順番が来ました。正規の乗り場は並んでる人は多ですが、タクシーもと゜んどん来るので やはり始めからこちらで並ぶのが正解の様です。

上海から 新型特急でするすると蘇州に来て すっかり「近代化した中国」を感じてましたが、駅から出たとたん「やっぱ中国はハードや」と思った 蘇州駅タクシー乗り場でした。

シェラトン蘇州

なんとかタクシーに乗れて、一路シェラトン蘇州へ。上海と違って高い建物が少なく、塔や古めかしい橋などが古都らしい雰囲気で、35分の列車なのに全然違う場所に来た感じ。(と言っても昔に来た時に比べたらずいぶん都会化になってましたが)

盤門景区の一角に高い塀に囲まれて建つシェラトンは シェラトンのロゴが無かったら昔のお城かと見紛う様な外観。

ホテルに到着した時点で まだ11時ごろだったので 直ぐにチェックインは出来ないだろうと思ってましたが、すんなり部屋に入れる運びになり、疲れていたのでホッとしました。

ホテルの内部は広い庭園の中に中国風の低層の建物が広がっている構造。部屋に向う廊下もお寺の廊下のような感じで、廊下の窓からは盤門の塔が見え、ホテルの中を歩いているだけで観光している気分。

   


と、ここまでは非常に中国趣味満載ですが、部屋の中は落ち着いたシンプルなインテリアで広さも充分。
安い部屋なので窓からの景色は民家らしき建物ですが、景観区の中と有って民家も蘇州らしい白壁の建物なので そう悪くはありません(高い部屋だと 部屋から盤門の庭園が見えて、夜は塔や門のライトアップが楽しめるようです)

当初の計画では ホテルにチェックインは出来ないだろうから 荷物だけ預けて周辺の観光に出るつもりでしたが、部屋に入って寛いでしまうと もう暑い中を外に出る気が失せてしまって、暫く部屋でゴロゴロ、このままホテルで昼ごはん食べてその後は暑いからプールで泳ごうかと、のす家にしては珍しいまったりプランが浮上しました。

天宝閣・飲茶ランチ

とりあえず ホテルの中を一周りしてレストランを物色。
大きなホテルの割には 食べるところは少なくて、バーラウンジ以外には 西洋料理と中華のレストランのみ。西洋料理の方は明日の朝食で入るので、ランチは中華のレストランの飲茶食べ放題と言うことになりました。

ビュッフェではなく、88元でメニューの中から好きなものをオーダーし放題という仕組。食べ放題で1500円足らずの値段なので日本なら大行列必須ですが、私らが入店した時点で客は私等のみ。(後からもう一組お客さんが来た時にはホッとしました)

  


お店の人が私達の一挙一動に注目して サービス過剰なのと、量が分らないのでボチボチ頼みたいのに一挙にオーダーを訊いてしまおうとするのが 若干困り物でしたが、味の方はどれも美味。
量が分らず注文したので 最後には「まだ料理に取りかかってなかったらキャンセルして欲しい」とウェートレスさんに頼んだ位に沢山の料理が来ましたが、美味しさに後押しされほぼ完食、本当にお腹の皮が破れるかと思う位 超満腹のランチでした。
(ちなみに 料理のキャンセルはもう料理してしまったとの事でかなわず、運んで来たウェートレスさんに「頑張れ」と励まされて食べました )

ビールフェアTシャツ事件

のす父が蘇州シェラトンで巻き起こしたアホな騒動の話です


10月に蘇州シェラトンでビール関係のフェアが行われるらしく、中華のレストランの前にそれらしい飾り物がしてありました。
そこに飾って有ったTシャツをのす父がえらく気に入り、「わしコレ欲しい」と言い出したのですが、まだ準備段階で値札も付いてないから 売り物か飾り物か分らない状態
が、Tシャツが欲しいと言い出したら後に引かないのす父が しつこく聞いてくれと言うので フロントで聞いたらやっぱり販売してないとの事。

一旦は諦めたかに見えた のす父ですが、夜になって次の日の観光用のタクシーの手配をする為に日本人スタッフに電話した時に「もう一回聞いて」と言うので 仕方なく又聞きましたが 答えは同じ。
さしもの のす父もここで完璧に諦めたのですが・・・・夜フラフラとホテルの中を歩いていて 例のTシャツの前を通るとなんと「人民元199元」の値札が付いているではありませんか (◎o◎)
もしかしたら 私らがあまり二回も問い合わせたので 「ビールフェアのTシャツ人気有るみたいやし、前倒しで売ろうか」と急遽値札を付けたのかも (笑)

ともかく 値札が付いてるという事は 買えると言う訳で喜んだのす父ですが 欲しいというMサイズが置いてなかったので 「こうしたら早く分ってもらえるだろう」と Tシャツの写真を撮ってフロントに行き デジカメの画像を見せて「これのMが欲しい」と言うと問い合わせの電話をしてくれた後「サイズはLのみ」と言う事で 結局買わず。

そして次の日の朝 Tシャツの飾ってあった所をふと見ると 今度はすべてのTシャツが撤収されてました。
「へんな日本人が 色々言って来てややこしいから片付けよう」 となったんでしょうか・・・
蘇州シェラトンのフェア関係者はたぶん 「かざったとたんに反応あったらか 今年のビールフェアは大成功する」と思われたと想像しますが、蓋を開けてみたらどうだったんでしょうね・・・・のす父以外にもあのTシャツに食い付いた人居るんでしょうか

プール&マッサージ

上記の騒ぎを起こしたのす父ですが、実はこの日朝から腹具合がイマイチだったのに、昼ごはんで爆食して、部屋に戻ったら「しんどい」と寝てしまいました。

これは1人行動のチャンスやと まずはマッサージを求めてプールの受付に行くと 「マッサージは予約制、30分前までに予約なので、30分後なら出来る」との事。
この時点では のす父も一時間ぐらいしたら起きるだろうと思っていたので、30分後からマッサージスタートだと余り長い時間のコースは無理だなーと クイックマッサージ20分のコースを予約。
マッサージが無理だった場合のことを考えて 水着も持参していたので、それまでの間プールで少しだけ泳ぎました。

ロッカーから出ると先ず室内プール、そこから室外プールに続いていて、室内も室外もかなり広いプールでした。
屋内のプールは無人、屋外にはおじさんが1人昼寝中と言う状態で、広いプールを独り占めで 贅沢なプールタイム(今年は結局夏には市民プールにしか行ってないので、久々の豪華プール)
暑いと言っても既に九月の終わり、屋外のプールはいくらなんでも寒いかなと思ったんですが、水も冷たくなかったし、水から上がっても少しも寒くなくて 「地球はマジで温暖化してるなぁ」と思いながらも とりあえず気持良かったです。

プールの後はマッサージ、部分マッサージなので足をやってもらいました。時間が短いので服の上からの施術でしたが、疲れた足をほぐしてもらって気持良かったです。
料金は20分100元、日本の街中マッサージと同じ位の値段なので お得感はありませんが、まあホテルの中なので仕方無し。


盤門

プールとマッサージで一時間過ごして 部屋に戻るとまだのす父は寝てました(-_-;) 起きる雰囲気ではないので 書置きを置いて今度は1人観光スタート。
盤門に行く事にしました、ホテルからは徒歩5分くらい 景観区の中ですが途中の商店街はどちらかと言うと(言わなくても)汚目な雰囲気で昔の中国の雰囲気でしたが、盤門の中に一歩入ると、中は広くてめちゃ綺麗。


観光地の説明が上手く出来ないで エクスプロアさんの記事です ■盤門〔Pan2 Men2〕 紀元前508年に蘇州が築城された際に作られた水門八門の一つで、現存のものは明代1351年に再建されたもの。現在では盤門に架かる「呉門橋」、北側にある「瑞光寺」を含んで「盤門三景」と呼ばれ古城遺跡公園となっている。

観光客が少ない時間帯だったので、のんびり公園の中を散策。
盤門の公園はとても広々として おー綺麗というポイントが沢山有って、時間が有れば一日過ごせるような場所でした。


  

盤門の写真屋さん

公園の中を歩いてると写真屋さん発見、昔の中国ではカメラが無い人が多かったので観光地に写真屋さんは付き物でしたが、「今時みんなカメラ持ってるし頼む人居るのかなぁ でも私1人やし 写真撮ってもらうのもええかもなぁ、」と思いながらも始めの写真屋さんはそれ程景色の良い場所でなかったのでスルー。
その後 これぞ盤門な景色の場所でまた写真屋さん発見して 「ここで取ってもらおう」と近寄っていったら 団体さんが次々写真を撮ってもらっていて なかなかの繁盛振り、ここの写真屋さん写真を撮ったらそれを額縁に入れて渡してくれるので人気が有ったみたい、一番小さい写真+額縁で15元と値段もお手頃、皆がカメラ持っている時代が来ても工夫したら商売になるんやなぁと感心しました。

団体さんが去ったあとで 私も写真を撮ってもらっいました。デジカメで二枚撮影してパソコン画面で好きなほうを選んで、プリントアウト、額縁にセットの行程で10分足らず。
場所と時間も入れてもらえて、とてもいい記念になりました(のす父がいたく羨ましがっていました)

写真も撮ってもらえたし、景色も本当に綺麗で、大満足の盤門観光でした。
1人でブラブラしてるとまるで一人旅してるみたいですごーく楽しかったです (^_^)v のす父には悪いけど蘇州観光の中で一番や良かったなぁと思う場所です。

火鍋

盤門から戻ると、さすがにのす父も起きてました、体調も回復したと言うので、昼間レストランの従業員さんに教えてもらった火鍋のお店に行く事になりました。

ホテルから15分ほど歩いて火鍋屋さんに到着。二階建ての割と大きなお店で「火鍋」の発音が分らないのでガイドブックを見せて「これが食べたい」と言うと二階フロアの一角にある鍋を食べる人用のコーナーに案内されました。

メニューを見てもよく分からないので ガイドブッの写真を見せたり、隣の人のテーブルの食材を見せてもらったりしながら 鍋ベースは「鴛鴦」と呼ばれる辛いスープと普通のスープ二つが入ったものにして、豚肉・羊肉・餃子・幅の広いきしめんみたいな麺・野菜色々を注文しました。
辛い方のスープは本当に辛くて汗がドードー出てくる程、辛くない方は始めからキノコやねぎなどが沢山入っていていい味してました。

ツケダレは始めテーブルに辛口のたれと ラー油が一つずつ置いてあったのを 辛口二つに交換してもらったのですが これが無茶苦茶辛い(>_<) 
辛くないタレが欲しいというと ゴマダレとピーナツダレが有るという事なので一個ずつたのんだのですが、今度はシツコイ(>_<)
タレなしで食べたほうが良いかもと今度は空のお椀を貰ってきて 結局辛くないほうで炊いて→湯であがった具を一瞬辛いほうに付けて→空のおわんに入れて食べる と言う方法に落ち着きました。

食べやすい方法に行き着くまでかなり紆余曲折がありましたが、安くて美味しくて満足の鍋でした。(値段忘れましたが、多分2人で2000円くらい)

具材を頼みすぎてしまってどうしても無理になり 「もう無理だから終わりにします、下げてください」と頼んだら「持ち帰りますか」と言われてびっくり、生の野菜や肉を持ってホテルに戻ってもどうにも成らないのでお断りしましたが、近所の人なら持って帰って翌日の料理に利用したりするのでしょうか?

花の入ったお茶に長ーい夜間でお湯を入れてくれるパフォーマンスも見られたし、従業員も明るくてハキハキしていて、良い感じのお店でした
(従業員の女の子達の制服が可愛いので一人の子に「写真とらして」と頼むとすごくはにかみながら「二人一緒なら」と同僚と写真に納まってくれました 可愛いですねー)

ちょっとだけ買い物

鍋屋の帰り道「アイス食いたいなー」と言いながら歩いていたら 上手い具合にコンビニ発見。
ドリンク類も買いたかったので喜んで入ったら なんか無茶苦茶暑い。
どうも電気系統が故障した様子で、アイスは一回溶けて又固まった様子で変形してるわ レジの辺りは水がたまってるわと ややこしい状態。
でも ここの店を逃すとコンビニ無さそうなので なんとか飲み物と其処の方にあったマトモな形のアイスを購入しました
このあと上海のコンビにでも店の半分の屋根を外して電気系統の修理中に行き会わしたので 中国ではよく有る事なのでしょうか

靴屋さんが有ってアディダスのスニーカーが120元(1800円位)とすごく安かったので のすのお土産に購入。
帰国後ののすの判定では「これアディちゃうで」との事ですが、真偽の程はいかに (;一_一) たぶん・・・

やっとバーで一杯

火鍋の辛かったのと 熱かったので 人として恥ずかしいくらい 汗でぐちゃぐちゃになってしまったので 一旦部屋で風呂に入ってから やっと念願の「バーで一杯」を実行しました。
ホテルマップにはプールの横にもバーがあるように書いてましたが、行って見てもそれらしい物は見当たらず 結局ロビーの所にあるバーで飲みました。
生演奏もやっていて いい雰囲気ではありましたが、バーのドリンクは一杯60元前後、コンビニで買ったビールは一本4元位と 余りの値段の隔たりように「あまりにも勿体無いし一杯でやめといて、後は部屋で飲もうか」となってしまいました。
何処の国でも コンビニで売ってるビールとホテルのバーで飲むビールに値段の隔たりは有りますが、10倍以上の値段の隔たりは余りにも極端。

そんな訳で 念願の「バーで一杯」もわずか一杯で終了して 後は部屋で安いビールを飲みました。

タクシーチャーター

蘇州一日目はせっかく早く着いたのに プールで泳いだりして 観光は盤門のみ。
明日は1時15分の列車で上海なのでそれまでの間に せめて三箇所くらいは観光しないと 何しに来たのか分らない、でもシェラトンは駅から遠いので ホテルに荷物を置いて観光して ホテルに戻って駅へ と言うのは効率悪い。
なら タクシーを半日チャーターして荷物を全部載せた状態で廻ってもらって、最後に駅に行ったらええやん
と 贅沢なことを考えて コンシェルジュデスクに電話して値段を訊いたら 「ガイドなしなら1時間80元」との事 8時半から4時間観光するとして320元=約5000円なら 許せる範囲なので予約しました。

(そういえば 昔北京に行った時も帰国寸前になって「このままでは万里の長城にも行けんと帰国になる」と焦って 帰国前日にタクシーチャーターで観光地をがーっと廻った事が有りました、タクシー代が安いからこその力技)

と言う事で 翌日も早起き決定となり、11時前にはさっさと就寝。若い時とは行動パターンが変わってきたなぁと 思います。

四日目


シェラトンの朝食

前夜さっさと寝たので、四日目の朝もやはり早起き、昔は朝食の時間が終わるくらいに起き出したりしてたのに 最近は朝食開始を待つようにしてレストランに行くようになって まさに「年寄りは早起き」を地で行ってる感があります。

シェラトンの朝食ビュッフェは中・洋を中心に 舞い上がってしまうほどの品揃え、 目の前で作ってくれるコーナーも卵料理以外に、水餃子、麺なども有って すごく充実してました。
味の方も 中・洋ともに錦江よりはるかに美味しくて、朝から必死で爆食。特にパンが美味しくてこっそり持ち出したいくらいでした。昨日のランチと言い朝食と言い シェラトン蘇州の食べ物は基本的に美味しいです。



観光に出発

朝食後ホテルをチェックアウトして タクシーで観光に出発。
流石にホテルで頼んだチャーター用のタクシーと有ってか ピカピカの新車で普通のタクシーのように運転席と客席を隔てるプラスチックの囲いも無くて、高級感あり。運転手さんも穏やかそうな中年のおじさんで 「良さそうな人でよかった」と言いながら車に乗り込みホテルを出発。

時間が4時間しかないので、前二回の蘇州旅行の時の印象が良かった寒山寺、水郷の雰囲気が味わいたいので山糖街、蘇州まで来て世界遺産の庭園を見ないわけには行かないので拙政園、の三ヶ所を選んで回るり、最後に「同得興」で蘇州素麺のランチを食べて駅に行くという計画を立て、ホテルの人から運転手さんに伝えてもらいました。

先ずは寒山寺に向ってホテル前の新市路を西へ向ったのですが、途中すごい渋滞に巻き込まれ運転手さんが道路の真中でUターン。そのあとは何処をどう走ったのか不明になってしまいましたがなんとか寒山寺に到着しました。(渋滞がひどいなら 観光の順番を変えても良いと申し出ましたが、「この時間は何処に向っても一緒」との事でした)
寒山寺のオバちゃんガイド

渋滞をなんとか潜り抜けて寒山寺に辿りつき、駐車場でタクシーを降りてお寺の方に歩いている途中ふと振り向くと のす父がオバちゃんに捕まってなんか話しかけられています「なんや」と近寄っていくとオバちゃんは息を切らしながら「私ガイド タクシーの運転手さんに頼まれた」と話してます。
「ガイドはいらん」と言っても オバちゃんが「タクシーの運転手さんに言われた」と離れないし、のす父も「タクシーの人が付けてくれはったんちゃうか、料金に入ってるとか」と言い出して、なんかのっけからオバちゃんのペースにハマり気味
オバちゃんに「ガイド代は?」と訊くと「随便」と紙に書くので「まあ 一応同行して最後に10元くらい上げたら良いか・・・」とついついオバちゃんの同行を許してしまいました。

山門前に付くと オバちゃんは「私がチケットを買ってくるから記念写真撮ってください」と私から強引に入場料を預かって チケット売り場に行ってしまったので、仕方なく写真撮影。
初めて来た時、寒山寺の門前は 運河に面した田園の中を鶏や鴨が歩いていて、まるで「夢の中の田舎」のような光景で 寒山寺の中より周りの景色の方が印象深かったくらいだったのですが、今回久々に来て見ると 運河の対岸には白い壁の建物が建っていて、田園風景はもう残ってなくてがっかり・・・

それにしても オバちゃんが戻ってくるのが遅い、もしかしてチケット代を持ち逃げ? とチケット売り場を見るとオバちゃんが切符売り場の人となにやら大声でやりあってる最中。
私の視線に気が付くと 少々あわて気味に「写真撮影してください」と注意をそらそうとします、どうもオバちゃん 団体の料金のチケットを買って差額をガメようと画策して失敗した様子でした。

結局個人料金でチケット購入したので、オバちゃんの取り分は無し、若干がっくりしてる様子のオバちゃんと共に寒山寺に入場。(オバちゃんは胸にかけたガイド証を見せて無料で入ってたのでまんざら偽ガイドでは無さそう)
寺の中ではオバちゃんは一応説明らしき事をするのですが、日本語が余りにも下手でなにを言ってるか意味不明(>_<)
中一の英語力以下の日本語力で日本人相手に押しかけガイドをする厚かましさには ある意味ガッツを感じました。

寺の説明は無茶苦茶ですが 私等が売店目をやると俄然目が輝いて「掛け軸はどうですか、硯はどうですか」と煩い煩い。
結局オバちゃんは リベート目当てのガイドだったようで 私らがなにも買わず 「これから 虎丘に行きましょう」「お茶を飲みに行きましょう」と言う誘いもすべて却下し、「もうガイドは要らないので帰ってください」ときっぱり断ると「ガイド代下さい」と開き直り。
しゃあないなぁと 20元出すと「1人20元 2人で40元」と重ねて開き直り、こちらも「随便というたやんか」と一応対抗しましたが、オバちゃんのパワーには勝てる訳も無く結局40元巻上げらて こっちの負け。

20年ぶり位に訪れた 寒山寺なのに オバちゃんのお陰で「オバちゃんにどうやってお引取り願うか」ばかりに気が行って 何を見たのか分らなくなってしまいました・・・・

寺を出てタクシーに戻る道中もオバちゃんは付いて来て まだしつこく「虎丘に行きましょう、お茶を飲みましょう」と営業活動。(誰がお前と行くかボケ)
私らがタクシーに乗りこんだ後は 今度は運転手さんに「こいつら全然あかんやんか、どうしてくれるんや」見たいな文句を言い倒した挙句、なぜか助手席に同乗してくるではありませんか、
まさか このまま一日付きまとわれるのではと、焦って 運転手さんに「ガイドは不要」と大声で言うと 「分ってる、分ってる」と言う表情。
結局オバちゃんが車に乗り込んで来たのは 「どっか便利の良いところまで乗せていけ」と言う事だったようで、寒山寺から少し走った道で車を降りて、手を振りながら道の向こうに去って行きました、実に逞しいオバハンでした。

山糖街

やっとオバちゃんから解放された車内で、運転手さんにもう一度「ガイドは不要」と釘を刺し、次なる目的地山糖街へ。
山糖街は運河沿いに建つ白壁の蘇州建築の建物を保存しつつ再開発された街並み。
新しく開発された観光地なので、訪れるのは今回が初めて、いささか「作られた感」は有りますが、昔にみた蘇州の光景を思い起こさせる景色で良い感じでした。(のす父は興味なさげでしたが)

まだ時間が早いので観光客も少なく、まったりムード。
ブラブラと運河沿いに歩いて、チラホラ開店している店で干支や縁起良さそうな言葉が豆に彫り付けてあるストラップとか、印花布で出来たポーチなど安い中国雑貨の買い物を楽しんだり、茶館でお茶を飲んだり、うざいオバちゃんガイドに振り回された寒山寺とは打って変わって静かな時間を過ごせ、やっと楽しい観光タイムとなりました。

拙政園

蘇州最後の観光は世界遺産庭園の一つ拙政園、山糖街で結構のんびりしたので、拙政園に到着したらもう11時過ぎていて、昼ごはんも食べる予定なので時間があまり無い状態。
とりあえず一時間で戻ってくると運転手さんと約束して、大急ぎで入り口に向いました。
拙政園は四大庭園の中でも一番大きい庭園で、大きいだけ有って入場料も70元とむちゃ高い、考えてみたら時間が無いのだからもっと小さい庭園にすればよかったのですが、(その方が入場料も安いし)来てしまったら見るしか有りません。

広い庭園を一時間で見ると言う 無謀な観光なので、庭園の中を急ぎ足で歩いただけな感じの拙政園観光になってしまいましたが、 日本のお寺などで見る縁側から絵画のように見るだけの庭園とは違って、庭園は庭の中を歩けるので、色々な角度からの庭の景色が楽しめるのが良かったです。
さすがに世界遺産の庭園と有って、今までの何処の観光地よりも人が多くてコミコミでしたが、若い頃に来た時には「庭なんか見てもつまらん」と思っていたのに 今回は「あー綺麗だなぁ」とシミジミ思いました、たぶん年がいったせいでしょう。

タクシー失踪

あわただしい拙政園観光を終え、時間が無いので出口付近のお土産屋を見たい気持をぐっと堪えて タクシーを降りた場所に戻ると、車が来てない
車を降りた場所は駐車禁止場所なので、駐車場で待ってるのかとそちらに行ってみても 車は無い、 もう一度車を降りた場所に行って 暫く待ってみましたが やはり車が来ない、

貴重品類はすべて見につけて降りてるし タクシーに残した荷物を持ち逃げしても全くメリットも無いし、料金もまだ払ってないから大丈夫や、とは思うもののかなり不安になって来て、車を探してその辺りをウロウロしても見当たらない。
「こんな事やったらタクシーの運転手さんの携帯番号聞いといたらよかったなぁ、最悪シェラトンに電話してタクシー会社を聞いて電話するしかないなぁ」と話しながら もう一度駐車場に行って見たら、有りました! タクシー。あー良かった捨てられてなくて(>_<)
時間にして15分位の間でしたが、かなり不安になったタクシー失踪事件でした

蘇州 素麺

タクシーに乗り込んだら時点でもう12時過ぎ、昼を食べてたら電車に間に合わないのではと思い、運転手さんに「時間が無いなら昼は無しで駅に行っても良いけど」と訪ねると「没問題、お店は駅から近いし」と 素麺のお店に連れて行ってくれました。

ガイドブックに写っている 同得興は 綺麗なレストラン風ですが、私らがこの時入ったの一階のセルフのコーナーだったので、すごく庶民的で、いい雰囲気。
セルフ方式のお店でしたが、お店の人が外人と見て「座ってたら運んであげる」と親切にしてくれました。
運転手さんもここで昼食(自腹) 「素麺は飽きた」とあんかけご飯のようなのを食べてはりましたが、それも又美味しそうで、思わず「一口食べさして」と言いそうでしたが、こらえました。

蘇州駅

訳の解らない押しかけガイドは来るは、タクシーとはぐれるわ、色々大変な蘇州観光でしたが、終わってみれば 短い時間で三ヶ所廻れたし、知らない店だけど美味しい素麺も食べられたし、上海と違う歴史的な雰囲気の街に来れて良かったなと思いました。

駅まで送り届けてもらったら 約束の4時間より少しオーバーしましたが、お勘定は約束どおり80元×4時間で320元也、 メーター料金は175元となってましたが、止まってる時間が長いので チャーターの場合は時間計算になるようです。

切符を見せ、荷物をエックス線検査にかけて、駅の中に入って待合室へ。
蘇州の駅はCRHの専用合室が無いので他列車の人と同じ待合室で出発待ち。
その為か なんかすごい匂うと思ったら 待合室でカップめん作って食べてる人が居たり、靴磨きの人がベンチの間を廻ってたりと上海駅の待合室より庶民的で雑多な雰囲気でした。

事件勃発!


待つ事しばし、もうすぐ私らの列車の改札が始まろうと言う時事件勃発
のす父が「わし切符無い」と言い出しました。「さっきタバコを出したときに落ちたんかなぁ」と喫煙所を見に行っても切符は見当たらず・・・
ここには切符を持った人しか入れないので盗難ではないのでしょうが、人が多いので落ちて蹴飛ばされて行方不明になったんでしょう。
蘇州→上海間は31元なので 切符の買い直しになっても金銭的な打撃は殆どありませんが、中国の鉄道の切符はとても買いにくいので おいそれともう一度買えるとは思えず・・・えらい事になってしまいました。

待合室の中にある改札口にいるおじさんの所に行って 筆談と下手な中国語で「私の夫の切符が前はあったけど 今は没有 紛失した」と必死で訴えたら、「わかったわかった」と言う事になり、なんとか切符なしで改札を通してもらえる事になりました。(切符の無い人はこの場に入れないというシステムなので信用して貰えたようです)

と、言うわけで 無事改札を通って列車に乗れて、車内での検札も無かったので上海まで無事到着。
上海駅でも「私の夫、切符は没有、紛失」でなんなく改札を通る事が出来、なんとか無事ピンチを乗り切れました。
でも、入り口でエックス線検査までする割には、中国の鉄道って案外アバウトと言うか融通が利くと言うか・・・ですね。

上海駅

どうにか無事到着した上海駅、行きも帰りも待合室からホームまで 「バリアフリーって何」みたいな駅舎を歩かされたので、「またどうせ階段とかあるんやろ、まったく」と思ってたら、上海駅のホームから出口までは通路全体がスロープになっていて、思い荷物を持ち上げる事無く外に出られる設計になってました。(出発の方も考えろよ)

蘇州駅での事が有るので、「タクシー拾うまでが大変やろな」と思ってましたが、こちらも地下のタクシー乗降場に恐ろしいくらいのタクシーが出入りしていていたので 5分と待たずに順番が来ました。(本当にタクシーがなんか別のものに見える勢いで地下からボンボン飛び出してくる様は壮観)
もちろん乞食攻撃も無くて、上海はやっぱり都会やなあと思いました。

ハイアットオンザバンド

上海駅から一路 この旅で最後の宿となるハイアットオンザバンドへ。
ハイアットオンザバンドはこの夏にソフトオープンしたばかりのホテルなのでタクシーの人もその存在を知らず、「黄浦路199号」という地名を頼りに走ってくれたものの、間近まで来てもどこか分からず、最後は私が「あっ、アレや」と気付いて辿り着けました。

黄浦路の辺りは 川沿いにバックパッカー御用達と言われた 浦江飯店やロシア大使館などの古い洋館が建っていて、その後ろには昔建てられた洋風長屋が軒を連ねている庶民的な雰囲気の地域だったですが、いよいよ開発がここまで迫ってきたようで、ハイアットの周辺に幾つか新しいビルが建っていて、段々町の雰囲気が変わりつつある様子。


ホテルの中に入ると 広々とした吹き抜けのロビーは天井も、フロントデスクの背後の壁もすべてガラス張りで、光に満ち溢れる明るい雰囲気で 暗くてしっとりした錦江の貴賓楼のロビーとは真逆な雰囲気。オールドホテルも捨て難いけど、こっちも良いです。
午後3時のレイトチェックアウトのリクエストもすんなり通り、綺麗なお姉さんの案内で部屋に向いました。

(私達が泊まった時点で ハイアットオンザパンドは 二棟あるホテル棟のうちウエストタワーのみ稼動のソフトオープン状態。
グランドオープンを間近に控えて、従業員の皆さんは「やる気マックス状態」 フロント付近には常に沢山の従業員が居て、ちょっと立ち止まってたら「なにかお探しですか」と飛んでくるので、おちおち立ち止まれない程でした)
絶景

ハイアットオンザバンドの部屋は今まで泊まったどのホテルよりもカッコ良くて、お洒落すぎて落ち着かない位。
普通ホテルのテレビは入室した時点ではスイッチオフですが、ここは壁掛け型の液晶テレビのメニュー画面のBGMが流れている状態になっていて、入った瞬間お洒落な音楽が流れていて、部屋のカッコよさを更に引き立ていました。

とにかくホテルと言うより お洒落なマンションみたいでスタイリッシュな部屋。

洗面台がアイランドキッチンのようにベッドルームにオーブンに設置されているので、洗面台でありながらウェットバーの様な感じにもなっていたのが斬新。
バスルームはバスタブの前に洗い場のような空間が有り、そこでシャワーを浴びられる作りになっていてちょっと日本のお風呂みたいな感じで した。

でも、なんと言っても圧巻は窓からの景色。カーテンを開けると 後元まで続く巨大な窓から、東方明珠を中心に浦東の近未来的ビル群が真正面にどーん。その下には沢山の船が行きかう黄浦江、更に窓に顔を付けて左側を見ると外灘のオールドビル、まさに鳥肌モノの絶景。
夜にライトアップされた姿も、朝もやの中にビル群が浮かぶ姿も、全部部屋に居ながらにして楽しめて、「もうどっこも行かんと部屋に居ても良い」と思わせる窓の景色でした。



もっと絶景

暫く部屋で休憩してから、もう一度買い物に行こうと部屋から出ると、隣のスイートのドアが開いていました。
この時まだスイートは仕上げ工事中で、中に工事のおじさんが居たので「部屋を見せてください」と頼んで スイートルームを見学。

私らの部屋の景色も良かったけど、ここからのビューは本当に凄まじかった。
リビングルームの窓が半円形になっていて浦東から外灘までバンド沿いの景色が180度見渡せ、新旧二つの上海がまるで我が物のように眼下に広がる光景は言葉を失う程でした( 部屋の中央には望遠鏡まで設置されてます)
昔オーストラリアで泊まった、オペラハウスからハーバーブリッジまですべてが見渡せた高級コンドからの眺めも凄かったけど、この部屋からの景色にはかないません、あまりの景色の凄さに部屋の中の写真を撮るのを忘れてしまいました。
(多分ヘンな奴が入って来たと思われたのでしょう、この後スイートの扉は硬く閉ざされてました、工事のおじさんごめんなさい)

お買い物再び

ハイアットの部屋の綺麗さに暫くきゃーきゃー喜んでましたが、まったり出来ない体質なので、やっぱり出かけました。
2日目に久光に言った時色々なブランドの70%offセールをしていたのをのす父が「やっぱり見たい」と言うし、私はもう一度静安小亭で「パチ&流れ ショッピング」がしたいので タクシーで静安寺に行きました。

先ず久光へ行って見たら 既に70%offセールは終了してBURBERRYのセールに変わってしまっていて残念(BBは日本ではクローズ催事でしかセールはしないブランドですが、上海では普通にセールしてました、凄い人だったし、私らはBB興味無いのでパスしましたが)
のす父のお目当ては“トーマス・ピンク”と言うブランドのシャツだったのですが、セール終わってるし折角来からプロパー(正価)で買うたらええやんか、とショップに行って値札を見てビックリ。
前回見た時には一桁間違えて 2000円〜3000円くらいと思ってたんですが、よーく見たら一桁間違えてました (^^ゞ
勿論買わずに店を後にした事は言うまでも有りません。

高いものには用は無い、と次は 安もんパラダイスの静安小亭へ。
ブラブラみて歩いて のすへのお土産にボクサープリーフと靴下(コレは却下されて結局私の靴下になりましたが)  2日目の時に行った店で ア●クロのジップアップセーターと 長袖Tシャツを購入。
百貨店やセレクトショップ系のお店はお洒落なモノは売っていても、値段的に日本と変わらないので「んー」となってしまいますが、ここは「あっちゃー」なモノも多いけど 安い買い物愛好家の私にはとっても面白い場所でした(1人だったら半日位過ごしそうな勢いです)

静安小亭の後はもう一度久光に戻って 地下食品売り場でお土産ショッピング。
これまで歩き回った範囲内に お土産になるような食品を売っているスーパーが見当たらず、ホテルのミョーに高いお土産も嫌だけど、上海駅の異常に安いお土産もなんだかなぁ と困っていたのですが、
久光地下の食品売り場にはお土産好適品が沢山並んでいて、スーパー形式で気楽に選べるので お土産品中心にかなり買い物、ヨロヨロするほどの大荷物になりました。

外灘

大荷物になったので一旦部屋に荷物を置きに戻って一休みしてから、夜景見物&夕飯の為に外灘に行きました。
ホテルから外灘は 外白渡橋 (ガーデンブリッジ)を通って徒歩10分位
外白渡橋 は父親が上海で少年時代を送っていた頃には外国人はタダで渡れるて中国人は有料だったそうで、又その袂にある黄浦公園には「犬と中国人は入るべからず」の看板が有ったそう。そんな話を聞いていたので初訪中の時から印象深い橋です。
16年ぶりでも橋自体は以前と変わっていませんでしたが、通行する車の量が凄まじいのが昔と大違い。

黄浦路の方から外白渡橋を渡っていくと、右手に浦東の夜景がどーんと広がってとても綺麗でした。(昔は外灘側は古いビル群が並んでいましたが、逆側の浦東の方は夜ともなると一面の闇だったのに15年程で ここまで変わるとは・・・上海凄い)

橋を渡って 外灘エリアに入ると今度は左側に浦東の夜景、右側にライトアップされた古いピル群と 両側に全く違った夜景が見えて、これぞ上海という眺め。
外灘・浦東どちらも綺麗ですが、やはり色とりどりの浦東の夜景の方が 全体にベージュトーンの外灘の夜景より「すごいなぁ感」が有るような・・・外灘の夜景はやはり昔の対岸は真っ暗闇な状態の時の方が生彩を放っていたように思いました。

黄浦江沿いの遊歩道は夜景見物の人で溢れかえっていて、のす父曰く「花火大会の後みたい」な状態、そらこの景色ですから毎日大量に人が集まって当然ですよね 



天地一家

上海最後の夕飯はやっぱり 外灘のお洒落ビルで食べたいということで、外灘お洒落ビルの中でもこの時点で一番新しい 外灘6号に出来た天地一家に行きました。

ここは 北京、杭州でトップクラスのレストランとして展開してきた「天地一家」の3店舗目だそう、ピルは戦前からある古い洋館でも リノベーションされた内部は現代的なインテリア、JAZZの生演奏を聞きながらの おっしゃれーな夕食。

海老の前菜、無錫俳骨(スペアリブ) 野菜炒め 等を食べましたが、味の方はまあまあで余り印象がありません。
上海で三度夕食を食べましたが、結局オーソドックスな錦江飯店の夕飯が一番美味しかった気がします、(あくまで私の主観ですが、あんまりお洒落すぎない店の方が美味しいのでは)

天地一家の入ってる外灘6号の一階には すごくかっこいいバーとドルチェ&ガッバーナのショップが入っていました。
ドルチェのショップには 夜9時ごろと言うのに顧客風の2組のお客さんがソファーに座ってお買い物中。
「上海の富裕層は本当にお金一杯持ってるんだなーと感心しながらビルから出たら、子供を連れた乞食がお金をねだってきて、上海の光と闇を感じた外灘の夜でした。(お金はあげてません)

旧海員倶楽部

他のホテルに泊まっていたら、食後どこか夜景の綺麗なバーで一杯と言う気持にもなったでしょうが、なにせ泊まってる部屋からの景色が凄いので、「もう部屋帰って、景色見ながらビールのもう」と真っ直ぐホテルに戻ることにしました。
タクシーという距離でもないので、景色を楽しみながら歩いてホテルに帰る途中に 昔の国際海員倶楽部が有った建物を発見。
夜の遊び場の少なかった昔の上海に有って、ここのバーには留学生や船員などが集まって自前のレコードをかけて なんとも妖しい雰囲気の店でした。



今は外灘側はライトアップされてますが黄浦路側は電気も消えていて何の建物になってるか不明でしたが、懐かしいのでのす父に写真を撮ってもらってたら 道の向こうに立っていた警備員が突然「写真を撮ったらダメ」と注意してきました、
「本当にここ社会主義国か?」と思うほどの今の上海で建物の写真を撮って注意されるとは思いもよらなかったので 最初は「えっなんの事」と意味が分らないくらい意外な 「写真撮影禁止」に驚きましたが、現在はロシア領事館として使用されている為撮影禁止のようです( 外灘側はライトアップして写真撮り放題状態なんですけど・・・黄浦路側の入り口を写真に撮るなと言う意味がわからんのですが・・・)
フラッシュが光ったので既に1枚撮影してるのはミエミエな状況だったので、カメラを出さされてデータを消すように言われるかと緊張しましたが、特にそういう対処は無く シッシッとされて終わりでした。

ハイアットでお買い物


写真撮影を注意されて「やっぱりここって共産圏の国やったんや」と若干緊張した気分も ハイアットに戻ったら雲散霧消。
部屋に戻って、未来都市のような浦東の夜景を眺めながらお酒を飲んでのんびり・・・ してたんですが、今度は私が騒ぎを起こしてしまいました。
と言っても のす父のビールフェアTシャツ事件ほどややこしい事をした訳では無く、部屋に置いてあった 1980年〜90年代の上海と現在の上海の同一地点を撮影してある写真本が欲しくなり、
買うなら新しいのを持ってきてもらおうとフロントに電話したら 「部屋にある上海の本の新しいのが欲しい」と言うのが通じず 結局部屋まで用件を聞きに来てくれて、ちゃんと新しい本を持ってきてくれたと言うだけの話ですが、ま ホテルに置いてある物を色々欲しがる夫婦と言う事で(^^ゞ

ともあれ 無事新しい本も手に入れて 上海最後の夜も終了、計画では最後の夜は食後に黄浦江遊覧の予定でしたが、時間も体力もなくあえなく没。
なんか上海に対する思い入れが強すぎて情報を集めすぎて訳分らなくなった感もあり、昔の上海のイメージを引きずりすぎて 今の上海着いていけなかった感も有りで むちゃくちゃ美味しいと言うものにもめぐり合えず、買い物も余りせず ちょっと消化不良な感じでここまで終わってしまいました。
上海は土地勘も有るしなんておもってましたが、街が大きくなってる感じでへんな先入観がある分余計迷い道に入ったような・・・やっぱり16年ぶりはブランク有り過ぎだったようです



五日目


朝ご飯

とうとう上海最後の朝、部屋の窓からの朝の景色もとっても綺麗でした、空気が悪のでもやーっとした感じですが、霧がかかったみたいで旅情有り。

当初計画では 最後の朝ご飯はハイアットのビュッフェと思ってましたが、3日目4日目とホテルのビュッフェだったので、少し飽きた気もするし、なによりお金が勿体無い。
のす父が「お粥食べたい」と言うので 前の日の夕方 フロントの人に「この周りでお粥の食べられるレストランを教えて」と言うと ホテルの近くの「呉越人之家」と言う店を紹介してくれました。
行き方を説明しても私がイマイチ理解してないと見るや 「店の前まで案内してあげる」とわざわざホテルを出てお店の見えるところまで連れ行ってくれる親切ぶりにかなり感激したんですが・・・・

次の朝 教えてもらった「呉越人之家」に行って見たら、メニューにお粥が見当たりません。ホテルの兄さんが自信ありげに教えてくれたんだから メニューに無くても朝の特別メニュー的な感じで有るのかなーと 「お粥は有りませんか」と聞いたら、返事は「没有」でしたぁ  すごく親切な点はありがたかったんですが 情報間違ってるしぃ (>_<)
お店の人が「ワンタンはどうだ」と言うので いまさら店を変えるのもなんなので ワンタン食べました。
1人1碗頼んだのですが、日本のうどん鉢より大きいくらいのお碗に スープもワンタンもタップ入っていて、ワンタンが又具沢山で、美味しかったんですが到底全部は食べ切れませんでした(のす父とシェアで丁度良かった量でした)
値段は勿論ローカルプライスで1人6元くらい、ハイアットに近いほうの入り口は裏口だったようで モップが立てかけてたり、自転車が置いてたりと 「なんかやる気ない店やなぁ」と思ったんですが 帰りに通った正面玄関は綺麗で、よく見たらカードも使える店のようでした。
正面玄関入って二階がメインダイニングになってる雰囲気だったので、もしかしたら私らが座った場所が「小吃部」みたいな場所だったのでお粥が無かったのかも知れません (と ハイアットの兄さんに好意的に解釈してみる)

観光随道

朝食の後は、一度ホテルに戻ってから 浦東観光に出かけました。
徒歩で外灘に出て観光随道の駅へ。観光随道は外灘と浦東を結ぶ海底を走る地下鉄みたいなものですが、普通の地下鉄ではなくライトアップされた海底トンネルを走る 交通機関+アトラクション みたいな物。
運賃は片道35元 往復料金がお得ですが、黄浦江遊覧をしてないので帰りは渡し舟に乗ろうかなと片道を選択、東方明珠の展望台とのセットだと10元安くなるのでそれを購入しました。
片道約450円 乗ってる時間は5分くらいなので、交通機関として考えたらむちゃむちゃ高いと思うんですが、お金が有るところには有る上海、私らと同乗していた女性のお客さんは窓外の景色には思い切り興味なさげで、どうも単に交通手段として使ってたみたいです。私は京都に5分500円の交通機関有っても多分使いません。

チケットを買って乗り場に行く道中から音楽とナレーションでアトラクションムード、 地下鉄と書きましたが、電車が走ってるわけでは無くて無人運転の10人程乗れそうなカートが次々とやって来るシステムで、テーマパークの乗り物みたいな感じです。

私達の前に6人組み位のお客さんが居たので、一台見送って次のに乗車、 次のカートの乗客は前述のシラーっと乗ってる女性と私等だけなので 最前列かぶりつきで5分間の乗車を楽しむ事が出来ました。
イルミネーションが次々と変化する中を走っていくのは 花火の中を通ってるみたいな感じで中々楽しかったです、
ネットなどにには「馬鹿馬鹿しい」と言う論調で書かれている事が多い観光随道ですが、二度目は無くても一度は乗ってみる価値有ると思いました(交通機関として250円 アトラクで250円と考えたら まあ値段も許せる)



東方明珠

観光随道から出て 浦東に初上陸。浦東は雰囲気的に東京のお台場とか、大阪のベイエリアみたいな 人為的に作られた小奇麗な街と言う感じで、上海なのにごちゃごちゃ感が全然無くて、何処の国に居るのか分らないような場所という印象。

とりあえずは目の前に聳え立つ 東方明珠へ、入り口の料金表を見て観光随道で買ったチケットは3つの珠のうち263m.の所にある真中の珠 観光層と上海都市歴史発展陳列館に入れるチケットで 一番上の珠には行けない事に気が付きましたが「お直り券」みたいなのも無さそうなので 「まあ 高いのには変わりないし、そない景色も変わらんやろ」と 一番上の珠は諦めました。

タワーに上がるエレベーターの入り口にはエックス線検査場が有って、ストラトスフィアタワーを思い出す雰囲気。
早かったのでお客さんも少ないく直ぐに観光層行きのエレベーターに乗ることが出来ました、エレベータには高度を示す液晶画面が付いていて、数字が見る見るうちに増えて行って 一分も立たずに263mの観光層に到着。
早いのは良いけど 耳がキーンとなってしまいました、エレベーターには案内のお姉さんが乗ってましたが、かなり過酷な仕事だと思います。(仏頂面で服務しておられました)

エレベーターを降りたら もう其処は地上263mの天空、上空からの眺望を楽しもうと窓に歩み寄って行くと なんと窓の外に人が(@_@)
清掃作業員の人たちが 命綱一本腰に巻いて上空263mの展望室の窓を清掃中でした、ガラスの中に居てもちょっと怖いのに、すさまじ過ぎるお仕事。しばらく景色を見るのも忘れて 作業員さんに釘付け、怖すぎる・・・・

古い建物の並ぶ外灘側、新しい高層ビルがニョキニョキの浦東側、何処までも続いてる大地・・・ 窓に書かれている中国内の主要都市までの距離ともあいまって 「大陸に居るんだなあ」と あらためて思った東方明珠からの景色でした。

観光層の一階下も展望台になってましたが、こちらはガラスでなく金網で仕切られて外気に直接触れながらの展望、ガラスがない分臨場感有りますが冬は無茶苦茶寒そう



お買い物@東方明珠

しばし円の外側の景色に見とれた後は、円の内側に並ぶ売店のチェック。
ここの売店は 1元以下の小さい物までケースに入れてあって、一々店員さんに出して貰わないと見られない昔懐かしい販売形式になっていて、お店の人が又往年の服務員風に「売ってやっても良いけど」な雰囲気。
ジックリガラスケース越しに品定めして、ケースから出して貰う時は買う覚悟でと言うミョーな緊張感が往年の中国ショッピングを思い出させてくれます

キーホルダーとか置物とか商品も今時の上海では珍しいベタなお土産が中心で逆に新鮮。おしゃれなシノワズリ雑貨には「高いやん」と冷めてしまう私にはこっちの方が楽しいかも
窓の外の景色より熱心に見て廻って、結局 のす父・携帯灰皿、私・時計付きキーホルダーを購入。二つで1000円しないチープなお買い物でした。

上海都市歴史発展陳列館

タワーから降りて来て、次は上海都市歴史発展陳列館の見学。
タワーのチケットに含まれてるから見るけど、たいした事ないんとちゃうんと思ってましたが、昔の上海の様子が蝋人形を使ってかなりリアルに再現されていて、かなり見ごたえ有り。
のすじが上海在住してた頃に走っていたトロリー電車の原寸大レプリカに蝋人形が乗った展示物を写真に撮って、帰国後見せたら「あ、また今こんなん走ってるんか?」と騙されてました、人形やって (^_^)

入り口で音声ガイドを貸し出していてたので 私だけ一応借りて見ましたが、各々の展示物にかなり詳しい説明があるので、全部終わるまで聞きながら廻ってたら半日潰れそうな勢い。仕方ないので ちょっとづつ聞いて廻りました。

上海の成り立ちから租界時代までかなり詳しく再現されていて面白かったですが 解放後の上海の移り変わりも再現されてたらもっと楽しかったのに 残念。





のす父 沈

東方明珠をから出て、浜江大道に出るのに来た道を戻れば良いものを 水族館の前を通って遠回りしてしまい、暑い中を長々と歩く羽目になってしまいました

実はこの時 のす父は歴史博物館に入った辺りから 弱って来ていて 歴史博物館をほとんどスルーして私が出てくるのを座って待っていた状態だったのに、暑い中を長距離歩いて更に弱り、途中かなりどんよりした状態に。
やっと観光随道の乗り場辺りまで戻って来た時には、ヘロヘロで 外灘の素晴らしいビューに感動もせず、「わしトイレ行ってくる」と近くホテルに駆け込んで行く始末。

この日の昼は最後なのでシャングリラの福臨門に行く予定でしたが、とても無理そうな状態、 「もうホテル帰るか」と言うと「うん」との事なので、もうホテルに戻る事に決定。
ただ 私は猛烈に喉が渇いていたので目の前の 正大広場のカフェでお茶だけして 其処からタクシーで帰ることにしました。
正大広場の浜江大道向きの側面には オープンカフェが何軒か並んでいて その中の一つに入り、冷たいスムージーを飲んで休憩。

浦西側は久光のようにすごく綺麗なお買い物スポットが有ってもその直ぐ裏手にはゴチャゴチャした静安小亭のような場所があったり、お洒落スポットと聞いて出かけた 田子坊はえらいぐちゃぐちゃな路地中やったり 何処の場所も発展はしてるけど混沌としてる印象でしたが、このあたりは見渡す限りすっきりとして 混沌が見当たりません。
 ここに突然連れてこられて「ここはお台場やで」と言われたら「そうか」と思いそうな雰囲気。
浦東はまだ出来て10年ほどの街だからか、生活の匂いと言うものが無く、「もうええで」と言うくらい生活の匂いの有る浦西とは対照的。
日本人な感覚としては 浦東の方が過ごしやすそうですが、やっぱり 生活臭や歴史の匂いのある浦西の方が上海らしくて、私は好きです。

休憩したら直ぐ タクシーでホテルに戻る予定でしたが、のす父が「ちょっと位なら見てもええ、ベンチで座って待ってる」というのでちょっとだけ 正大広場の中を少しだけ見られる事になり H&Mのショップを覗いたのですが、のす父がどんより待ってると思うと 気が焦り結局何も買わず仕舞い。
地下のスーパーとかも見たかったんですが・・・残念です。

と 言う事で 福臨門も無し、渡し舟も無しで タクシーに乗り込んで「外灘のハイアット」と言うと案の定分らないので 昨日同様「黄浦路199号」と紙に書いて渡したのに 「グランド・ハイアット違いましたっけー」みたいな感じで遠回りされるは、(故意かどうかは不明、タクシー引く手あまたの上海なので故意は無いかと思いますが、分りません) 浦東と浦西を結ぶトンネルの入り口が渋滞してるはで ホテルに着くまでかなり時間がかかりました。

新大陸

のす父の体調不良で 初の浦東上陸は消化不良な感じで終了。(まあ、東方明珠見れたからよしとしますが) タクシーでホテルに戻って ホテル内での昼食となりました。
私達が行った時点で オープンしているレストランはロビーフロアのビュッフェレストラン「アロマ」と中華レストラン「新大陸」のみ、のす父が弱ってるのでビュッフェは却下という事で「新大陸」に入りました。

のす父が弱ってるので、カニ肉入りのショウロンポウと 炒飯 とあと何か一品を頼んで食べたんですが、炒飯が石焼ピピンパみたない器に入っていて、炒飯と言うよりパエリアとビビンパ合体みたいな感じだった以外 あまり印象が残ってません。(^^ゞ
お店の作りは 何箇所にもオープンキッチンが有って、とってもスタイリッシュでよかったんですが、味はやっぱりベタな中華の方が私らには向いてるような。

ハイアットオンザバンドのプール

食事を終えてから、ホテルのチェックアウトまで2時間ほど時間が空いてしまったので今度こそマッサージをと スパに行ったのですが残念ながら4時まて゜予約が取れずに断念。
街のマッサージに行くには時間が足りないし、プールにも興味が有ったので 1人でプールで泳ぎました。

受付でルームナンバーを書いて 係りの人の誘導でロッカールームへ行くと 白い制服のオバちゃんが出てきて、受け付けの人が「この人をよろしくお世話して下さい」と私の事を引き継ぎ。
ロッカーの入り口から先はこのオバちゃんが 私を案内してくれ、スリッパを出して、ロッカーの戸は開けてくれて、タオルを持ってきてくれて、と至れり付くせりの大サービスの女王様状態。
ありがたいのですが、普段人にかしずかれる生活などしてない庶民の私に取っては かなりしんどい状態(>_<)

さすがプールエリアに行けば1人になれるかと思いきや・・・・
ふと見たらオバちゃんが柱の影から私の動きを見ているではないですか・・・・
プールから上がってきたら さっと真新しいタオルを出してくれて、プールから上がってシャワー室を出たら足元に足拭きマット、髪の毛を乾かそうと鏡の前に座るとドライヤーをコンセントに刺してくれて、ブラシをくれて・・・と一挙手一投足を見てのサービスは 本当に有り難いんですけど 疲れました。
やっぱり私の前世は女王様より女中、人に傅かれる生活には向いてないようでした。

サービスの事ともかく、ハイアットオンザバンドのプールは すごく広くて(多分25m.以上有ったと思います) 全体の雰囲気同様にスタイリッシュでカッコ良し、
もっと写真を撮りたかったのですが、オバちゃんの監視下に置かれていたのでこっそり二枚だけ隠し撮りしました。

この写真のエリアとは別に周りにシャワーブースを配した大きなジャグジーとか、ロッカールームの写真も撮りたかったんですが、監視がきつくて無理でした ( 監視なんて書くと 怖いオバちゃんだったみたいですが、笑顔の柔和な感じの良い方でした、パート仲間だったら仲良く出来そうな気がします )

泳いだというより プールがどんな感じか見に行ったようなものなので殆ど運動してないけど、甘いものが食べたくなったので、一階のカフェでケーキを買って部屋に持って上がって食べました。
ケーキは小ぶりな物が一個400円位して、殆ど日本と変わらない値段でしたが、上品な甘さで美味しかったです。



浦東空港へ

なんやかんやしている内に3時のチェックアウトタイム、いよいよ ここのかっこいい部屋ともお別れ、もう一泊くらいしたかったぁ。

リニアは確かに早いけど結局乗り換えが有るし、空港ビル内を長々歩くので タクシーで空港まで行った方が楽だろうと、帰りは全行程タクシーで空港に向いました。

浦東の中心地を抜けるて 空港までの道には高層マンションが沢山立ち並んで居て、ここらにも昔の中国の面影は皆無。
私から見たら 高層ビルばかりで風情が無いなぁ ですが こういうのが沢山建ったお陰で 戦前にのすじ一家が住んでいた3階建ての西洋長屋に、解放後は3家族が住んでいたと言うような 劣悪な上海の住環境が改善されているのでしょう。
でも このへんのマンションに住んでたら 通勤大変そう。

かっての自転車大国らしく 空港に向う道筋にもかなり幅広い二輪道が設けられていましたが、さすがにこの辺りともなると自転車移動の人は少なく、たまにバイクが走り抜けていく位。
なんとその二輪道をトラックが走っててビッリ、さらに向こうからはバイクが逆走、最後まで呆れさせてくれる 中国の交通事情でした。

空港にて

渋滞も無く1時間足らずで空港に到着、広い空港なのに「何処の空港会社」とか聞いてくれずにタクシーから下ろされるので、搭乗手続きをするカウンターまでかなり歩きました、不親切(-_-;)

やっとの事でカウンターに行くと長蛇の列、アチャーと思いながら列に並んでると、突然係りの人が「大阪に行く人は付いて来い」と違うカウンターに誘導するので、又荷物を抱えてウロウロして疲れました、 お陰で早く手続きは出来ましたが。

カウンターでボーディングパスを貰うと座席番号が思い切り離れてるので、「隣同士に変えてください」と頼んだら「あなたはJAL、あなたは東方航空、同じ席は無い」とケンもホロロに断られてしまいました。

チェックイン・出国手続きの後 免税店エリアを見て歩きましたが 同じようなパッとしない店が並んでいるばかりで、食指の動く物は無し、なんか食べようかと思いましたが 食べ物の店もパッとしない・・・
結局タバコだけ買って、使い余した200元足らずを両替したら 手数料50元取られてしまいました、えげつない(>_<)
(しかも この時金銭感覚がおかしくなっていた為に 値札の12の表示を 12元と勘違い、2カートン持ってレジに行ったら200何元と言われて 「うわ高いと1カートンにしてしまった後だったので、なおさらショックでしたが、もう時間が無かったので仕方なく両替しました グヤジイ)

時間になったので登場口に行くと、そこは おっさん、おっさん、又おっさん で この世の中にはおっさん以外は居ないのかと主位に ビジネスおっさんの列 (金曜の夕方遅い便と言う事で 週末帰国のおじさんが多かったのでしょうか)
みなさんスーツ姿なので いかにも遊びに来た風情の私等はういた存在でした。

中国東方航空

往路私の乗った東方航空便も今時珍しいタラップで降りてバスでターミナルでしたが、(JALはブリッジ) 帰国の東方航空もやはりバスで“沖”でした。
それも タクシーだったらワンメーターで済まない程の 無茶苦茶沖、途中で飛行機が滑走路に出て行く道を横切るので信号待ちまで有って ちょっと面白い体験しました

タラップを上って機内に入ると、往路同様古そうな機体、まあ2時間かからないから座れて、無事に関空に着ければなんでも良いとは言いながら、乗る楽しみがここまでない航空会社も珍しいかも。
唯一のサービスの機内食も後方の私の席に来たときには ノーチョイスで「魚ごはん」 これが又マズイ、マズイ
ラスベガス復路のUAとかなり良い勝負で 歴代マズイ機内食の一位を争う先ずさでした。

そういえば昔 のすじと初中国の時往路が中国民航で 機内食に湿ったクッキーが付いていてびっくりしたけど、あの時はそれでも 「精一杯」と言う感じだったのでしょうが、今は国力も当時と比べ物にならないのだから、もうちょっと食べられるもん出してくれー (-_-;)  うがー
でも 東方とJALの差額が5万くらいあるので 往復で割ったら25000円 2時間のフライトで25000円違ったら やっぱり次回も中国系を選んでしまうなー 私。

メシは不味くても、音楽プログラムすらなくても、中国東方航空は無事関空に到着して、16年ぶりの中国旅行は無事終了と書きたい所ですが・・・

最後の大事件

関空到着が21時、空港内で食事という時間でも無いし、はるかのダイヤも減る時間帯なので、今回はMKのスカイゲートシャトルを利用しました。
はるか+スーツケース一個の宅配だいと同じくらいの出費で 若干時間はかかるけど ブーブー寝てふと目を覚ましたらもう家の近所。今回は乗り換え有りチームでしたが、のり変えの時も荷物は持たなくて良いし 楽々帰宅。
11時過ぎに家に到着して、のすにお土産を渡して 早々に就寝。
私は次の日休みなので ゆっくり寝ていたのですが・・・・

翌朝寝ているとき 体をゆすられて目を開けると、目の前にのす父
「えらい事になった」「なんや」「財布が無い」 うそー 飛び起きて一緒に探しましたが本当に財布が何処にもありません。

のす父は中国元に両替せず、お土産代などの出費はいったん私が立て替えて、その分として手持ちの日本円を没収していたので、財布の中に現金はゼロ状態。
という訳で 帰る道筋でも財布に触る事が無かった為に 朝まで気が付かなかったのです。
現金なしでも のす父は海外に行く時に不要なものを置いていく習慣が無かった為、免許書、社員証、などクレジットカード以外にも大事なもの満載の財布だったので、午前中一杯諸手続きに忙殺されました。

JALは親切

関空、タクシー会社などにも電話しましたが、財布出てこず。
状況から考えて上海の空港で無くした(盗られた)可能性が一番高いのですが、浦東の空港の忘れ物センターに電話する度量は無い。

東方航空・JCB・JALの三社に 「私の変わりに浦東空港に電話してもらえないか」と頼んでみた結果。東方は「それは自分でどうぞ番号は○○○」とケンもホロロ、JCBも「そのようなサービスはございません」と断れら、最後に「あ のす父は乗った機材は東方でもJAL発券やんか」と気が付いて頼んでみたJALだけが「お客さまは東方航空に搭乗されていても、JALのお客様です 上海の支店に依頼して出来るかぎりの事をします」と力になってくれました。

結果的には財布は出てこなかったのですが、上海支店のみならず、機材が北京に行った可能性も考慮して北京の支店でも当たってくれて、逐一報告をくれたJAL 今回の事でかなり見直しました。

ちなみに JCBは財布探しには協力不可でしたが、財布の紛失に関しては保険が降りるたので まあ有難う・・・・

又行きたい 上海

のす父は 体調は崩す、財布は無くす、で「中国は二度と行かん」そうですが、私は 絶対に又行きたいです。

ヘンな喩えかも知れませんが、 上海は 大昔にのすじが住んでいた時に ブイブイ言わせていた遊び人の女だったとして、私が若い頃には その女が修道院に入って昔のことが嘘のような生活をしてる時代で、今また 俗世に出てきて ブイブイ言わし初めた ような感じ。
昔私のの出合った 修道女時代の上海はつつましい服装で地味に暮らしているけど、隠し切れない「悪女の匂い」がなんとも魅力的な街でした。
今の上海には そういう秘めた魅力は無くなってしまった気がしますが、躍動感の有る街、ギャーギャー煩い中国人パワー、やっぱり私は嫌いじゃ有りません。
今回の旅は 昔の上海とのギャップに戸惑い、大きくなった街に付いて行けず、 で かなり消化不良だっので、ぜひ又上海に行きたいと思ってます。