上海 追悼旅行

のす 20歳 







じいちゃんが亡くなる少し前から この苦しい状態からじいちゃんが開放されたあかつきには 少年時代を過ごた思い出深い上海の街にじいちゃんの追悼をしたいと言う思いを強く持っていて、そのための準備もしていました。
家族全員で行きたいので、のすの夏休みを待って 9月に決行する事になり、前回の旅行に同行する予定が 直前の怪我で断念したじいちゃんの妹共々4人で上海追悼旅行をしてきました。

湿っぽいのは苦手なんで、旅行記は楽しく書きます(*^^)v




準備


飛行機

夏休みとは言え のすも色々忙しいそうで、旅程は2泊3日で、
となると 必然的に朝発、夜帰りの滞在時間の長い便でないとあかんし。
おばちゃんも一緒なんで 快適な日系にしようと言う事で、前回と同じく ANAの関空9時50分 帰りは18時20分浦東 の便に決定。

ホテル

今回はおばちゃん+うちの家族と言う構成。
ホテルルーム二部屋と言うのもなんか どっかで集まってしゃべったりとか出来なくて使い勝手悪そうやし、
かと言って 2ベッドルームのレジデンスとか ホテルのスイート+コネクティングのパターンやと 片方がキングサイズベッド一台になってしまうんで、割り振りが難しい・・・・
と 言う事で、3ベッドルームで 場所が便利でと探した結果、トゥモロー スクエア上海マリオット エグゼクティブ アパートメンツ 上海明天広場万豪行政公寓 に 泊まることにしました。

エクスペディアに半額のレートで出てた上に、会社の福利厚生が使えて、かなりお得に泊まれました。


観光

観光と言うよりは 今回の場合じいちゃんを追悼するための場をめぐると言う感じで 空・地・水 を コンセプトに 東方明珠、じいちゃん旧居とよく遊んでた公園、黄浦江遊覧 を廻る事にしました。
半在住の従妹も 半日ならつき合えるとの事なんで、タクシーでは乗り切れないので予め 上海ナビを通じて 貸切のバンを予約。
東方明珠と虹口地区を廻って貰う事にしました。


一日目


出発〜上海到着

9時50分発と早い時間の出発なんで、6時前に家を出発。
ちょうどいい時間帯の はるか が 山科駅から乗れるダイヤだったんで、おばちゃんには 京都駅で乗り込んで来てもらう事にしました。

半分寝ぼけた感じで関空到着。二時間前に関空に到着した割には、今回もなんかあっと言う間に出発の時間になり、飛行時間も短いので 機内食食べて、ちょっとしたら上海についてました、飛行機乗ってる時間だけなら のぞみで東京に行くのと変わらない時間、上海はやはり近いです。

おばちゃんが リニア未体験と言う事で、今回もリニア&タクシーの組み合わせでホテルに向かう事にしました。
が、残念なことに この時に乗ったリニアは 300キロまでしか時速か上がらず、えらい肩すかし (-_-;)
今調べてみたら リンクと言う事らしいです。
でも 去年おじいちゃんと乗った時には 最高速度430キロ出てたんやけど、この一年半で変わったんでょうか?

まあ それでもあっと言う間に 龍陽路駅に到着。
流石に一年半しか経ってないから、なんも変わってないよな・・・と思ったら 前回駅の出口にばーんと飾ってあった 万博のキャラクター人形が撤去られました (この事には最後に後日談有り)



ホテルに到着

龍陽路駅からはタクシーでホテルに向かいます、これがなかなかな怖かった (笑)  リンク   と 言う訳で。

30分位で無事(笑)ホテル到着、いやほんと手に汗握って、足に力入って、疲れました
アパートメントの入り口に近い建物の裏側に車をつけられたんで、目の前はすごい庶民的な商店街。正面入り口から90度廻ったら全然違う世界が広がってるのが上海らしい?

夜お店で合流予定やった従妹がすぐにこっちに向かうと言うので、そっちの連絡もとりつつ チェックイン。
すぐに部屋が使えるとの事なんで、のす父子に荷物を持って上がってもらい、私とおばちゃんはホテルの方の玄関で 従妹との合流待ち。
なんか 近くに新しく出来た新しいマリオットホテルに行ってしまったらしく、すったもんだしましたが無事合流でき、のす父子も部屋から降りて来てんで、私とおばちゃんは部屋に上がることもなく とりあえずランチに向かう事にしました。

ハウスオブルーズベルト

夜は従妹の店で中華なんで、昼は景色メインで外灘のハウスオブルーズベルトのレストランでイタリアン系のランチと決めてたんですが、
営業してるかの確認をフロントの人にしてもらったら、すでにランチタイムは終わってるんで アフタヌーンティのみとの事でしたが、そこそこ機内食でお腹も膨れてるんで 予定通り向かう事にしました。

詳しい話は ブログ にて  

これぞ上海と言う景色を見られるだけでも 行った値打ちあった感じでした。
夜だともっと綺麗だと思いますが混んでそう・・・

上海明天広場万豪行政公寓

お昼ごはんと言うより、昼呑みになってしまい、大分酔ぱらって既に外灘を歩く気力も失せたんで、お店の前からタクシーに乗ってホテルへ直帰。
チェックインだけして、部屋にも入らず出て来たんでどんな部屋か楽しみ。

結果は・・・・こんな感じでした 続きもあります

広々してるし、寝室がリビング挟んでわかれてるんで、一日目の夜には従妹も泊まりましたが、プライバシーが保たれつつ、同じ部屋でワイワイと言う感じも有りで、イメージして選んだ通りの宿泊が出来ました。
他の三人が寝てる間に 弾丸でプールでも泳いで、1人ホテルライフを満喫(笑)
ついでに フィットネスセンターの中もチェックして大浴場使いできるスパが有るんも確認し、明日の朝はここで風呂入ろうと1人決心しました。

友膳坊

プールから戻ったら、後の三人はそれぞれ昼寝して、ぼちぼちと起きだして来はるタイミングで、「泳いできた」と言うと「元気やなぁ」と呆れられました。
だってこれから 従妹のお店に行ってがち喰いせんとあかんし、胃袋無理にでも空けとかんと (*^^)v

従妹のお店までは タクシーで20分位との事ですが、ホテルのエントランスに行ってみると 結構なタクシー待ちの行列。
しかも、二〜三人づつ乗るのかと思いきや、うちと白人さん以外はすべて「1人1台体制」の為に 列がなかなか進まず(>_<)
「1人やったら地下鉄で行ったらええやんなぁ」とか言いながら 待つこと15分位でやっとタクシーに乗れたんで、遅刻気味で従妹のお店に到着。

お店&食事の様子は ブログ にて 

去年の春はここで じいちゃんもパクパク食べてたのになぁと 思うと寂しいですが、ばあちゃん、おっちゃんと共に写真参加って事で 

食事を終えて、従妹もホテルに泊まることになり、化粧品、着替えを取ってくると言うんで、三人を先に帰して私は従妹宅へ。
なかなか広いマンションでした。
私ならたぶん 仕事そっちのけで上海をブラブラしまくると思うんですが、彼女は真面目な性格なんで、店とここの往復だけしてるそうです。

帰りはタクシーもすぐに来たんで、あっと言う間にホテル到着。
なんやかんやで、11時過ぎなんで、おばちゃんは既に風呂に入って寝る体制。私はしばらくリビングで寛いでましたが、流石に眠くなって来て、プールの後でシャワーはしてるし 顔だけささっと洗って寝ました。

次の日も のす父と帰ったらホテルのバーで一杯・・・とか言いながら結局睡魔に襲われて行かなかったし、ほんま ジジババの夜は短いです (笑)

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二日目


朝ごはん

今回利用した エクスペディアの室料には なぜか2人分だけ朝食代金が含まれていて、ホテルのカフェのモーニングビュッフェを利用したら2人分は無料になるのですが、のこり三人分は有料だし、せっかく広いダイニングの有る部屋に泊ってる事やし、チャーターした車の出発時間まであまり時間もないし。
て、事で 朝ごはんはルームサービスにしました。

ルームサービスの様子は ブログにて
広々した部屋で気兼ねなく食べられたんで、やっぱり 部屋で食べて正解でした。

追悼ツアーに出発

9時出発で車をチャーターしてたんで、食べ終わったらすぐに出発。
ホテルのロビーで待ち合わせって事でしたが、運転手さん早めに来てくれてたようで、レジデンスのロビーまで降りたら既に名札を持って迎えに来てくれてました。
上海ナビ経由で予約して 4時間のチャーター・車種は国産のバンで5700円。
日本で考えると 安いって気がしますが、上海はタクシー代がべらぼうに安いので、元で考えると 「高っかいなぁ」と思ってしまいますが、5人なんで そもそもタクシー一台は無理やし、スポット移動のたびにタクシー2台を捕まえるとなると 相当な時間のロスになるんで、チャーターは正解やったと思います。

前に 杭州でチャーターしたバンは ビュイックやったんで、豪華でしたが(その分値段も更に豪華でしたが)今回は 味も素っ気もない普通のバンでした、まあ 乗れたらいいんです (*^_^*) 

東方明珠

車に乗り込んで、運転手さんに今日の予定を説明、パソコンで予定表を作って来たんで それを見せたら大体通じました、漢字と言う共通の物が有るのは強いです。

で、先ずは黄浦江の下を走るトンネルを抜けて 浦東へ。第一追悼ポイントの東方明珠に向かいました。
チケット売り場程近くで車を降ろされ、合流はどうするのか?と思ってたら「携帯ならせ」との事、なるほどー 

東方明珠の様子はこんな感じ ブログ

じいちゃんの追悼は 259mの観光廊にて こんな感じで執り行いました。
闘病生活の終盤位から 考えていた事ながら 本人に明確に意思確認したわけでもないんで、自分の勝手な感情からの行動なんでは・・・と思う面もありましたが、上海の街にじいちゃんを帰したら 喜んでくれてるなぁという気持ちがして 思わずウルウルしました(こんな所で泣いてたら 高所恐怖症の人みたいやんと 泣き笑い)

東方明珠で一同結構楽しんだ上に、のすが一階のお土産店で買ったTシャツを見て 女三人が「私も買いたいー」と 一回出口から出たのに引き返したりと思ったより時間がたってしまいました
本当は一階の歴史発展陳列館も見たかったんでが断念しました。

虹口

携帯電話の威力で難なく車と合流できて、次の目的地虹口地区のじいちゃんの住んでいた家を目指しました。

東方明珠と違って、メジャーな観光地では無い上、記憶のはっきりしてるじいちゃんが居なくなったてるし、運転手さんは中国語しか話せないので、うまくいきたい場所が伝わるか心配でした。

地図を見せて 山陰路の四達里に行きたいと伝えましたが、魯迅旧居に行きたいと意訳されてしまったようで、一本東の 甜愛路の魯迅故居前につけられてしまったんで、違う違う 「山陰路、四達里」やと紙に書いて渡したら、分からなかったようで 車を降りて 魯迅故居の切符売り場の人に聞きに言ってくれました。

甜愛路の魯迅故居前から山陰路に行くには だいぶん引き返さないといけなかったんですが、細い道でのUターンもド迫力やし、その後の狭路のすれ違いも もー 向こうからミニバスみたいなんは来るは、バイクや自転車も来るわで 「あー もう歩きますからー、堪忍して下さい」と言いそうなくらい怖かったですが、事故無く山陰路に行けました、上海の運転手は ネ申 やわー (笑)

帰宅

とりあえず、山陰路のじいちゃん旧居の程近くで車を降りて、四達里へ。
場所分からんかったらどーしょうと思ってましたが、うまい具合に車を降りたんがとなりの里弄の前で、去年来た時にじいちゃんが名前を見て喜んでたんを覚えてたんで無事四達里を見つけることが出来ました。

部屋番号を頼りに 里弄の中を歩いてじいちゃん達の住んでいた 108号に到着。
104号は改装工事中で、家の周りに足場が組まれていて、ちょうど昼時とあって職人さんは休憩中という状況
工事中なんで、戸が開いていて中の様子が覗けました。
おばちゃんが 入口から中を覗いて「昔遊んだ階段が見える」と嬉しそうに言うので、思い切って「昔ここに住んでいたんですが、中を見せてもらえないですか?」と頼んで中に入らせて貰いました。

入り口からすぐの所に 黒光りする木製手すりが有って、おばちゃんは「昔 ここを滑って降りて遊んだんや」とすごく懐かしそう。

しばらく おばちゃんと階段の下から二階を覗いて「上には上がったらあかんよなぁ」とか話してたら なんか表からのすが 誰かと話す声がしてきました。
「祖父が昔ここに住んでたんですよー」とか話してるんで 誰と話してるのか?と外に出てみると 向かいのうちのおじさんが日本語が出来る方でした。

しばらく その方と話をして また思い切って「二階も見せてもらえないでしょうかねぇ」と持ちかけると その方が「聞いてあげる」と108の住人の方に許可を取ってくれて 2階まで見せてもらえる事になりました。
じいちゃんの写真を持って 階段を上がり急な階段を上って2階に行くと、若干の改装はされている物の昔の雰囲気が濃厚に残されていたようで、おばちゃんは「ここは昔は和室にしてて、この窓の下に池を作って有って」とめちゃ懐かしそう。

四達里には 1979年の初訪中の時以来、友達と上海に来た時にも何度か来てるし、去年も来て向いのお家に方に中を見せて頂いたりはしてましたが、108号に入れたのは これが初めて。
じいちゃんが写真ではありますが、懐かしく語っていた上海の家に 67年ぶりに帰宅する事が出来たと思うと感慨無量な物が有りました。

いままで、四達里に何度か来た時は常に表玄関の方に行ってたのが、今回はたまたま裏口に廻った事。
ちょうど工事が休憩中の時間やった事。
お向いさんが日本語の出来る方で、ちょうど在宅されてた事。
計画では まず四達里に行って、最後に東方明珠に行こうと思ってたんを、なんとなくこの日の朝に逆回りの方がいいような気がしてコース変更した事。
小さい偶然が積み重なった事で 67年ぶりに家に帰ることが出来ました。

公園

四達里の家を辞し、次は思い出の公園虹口公園へ(現 魯迅公園)
公園に到着したころから、晴天やったのが一点にわかにかき曇って来て 運転手さんが「もうすぐ降るから傘を持って行け」と言うので、おばちゃんの分だけでもと車に積んであった傘を借りていきました。
公園に入ると びっくりするような人出(@_@;) そう言えば ランタンフェスティバルをやってると上海ナビに書いてましたが、ランタンは夜の催しやしと気にしてなかったんですが、昼からみんな来るんですね

公園内は夜はライトアップされるとおぼしい カラフルな飾り物が一杯で 去年来た時の静かな公園とは別物状態。
おばちゃんと 遊んでるときに機銃掃射にあって怖かったと語っていた 国旗掲揚台のあった当たりで 追悼するつもりでしたが、状況が状況なんで 手近な場所で さっと追悼行為を済ませ、雨が降る前に車に戻ることにしました。

公園出口に戻って、運転手さんの携帯に電話して車が来たと同時に雨がざーっと降って来て、あっと言う間に道が川になるくらいのゲリラ豪雨、あと5分遅かったら、公園に入るの自体が無理な状況でした。



日本で考えていた通りに廻ってたら、たぶん家にも入れなかったし、雨が強すぎて東方明珠での追悼も不可能やったと思うと、やっぱり今回の事はじいちゃん喜んでくれてるんやと思えてきました。


公園での追悼も終わり、チャーター時間も終了間近となったんで、私たち4人は昼ごはんを食べることにしてる 海底撈火鍋まで送ってもらい、従妹この日の便で日本に戻るので、そのまま車に乗って家に戻る事になりました。
と いう訳で 昨日から行動を共にしてくれた従妹とは 北京西路の海底撈火鍋の前でお別れ。

半分上海在住やのに、じいちゃんが 「今日かも」と言われた日にもたまたま京都に帰って来ててお見舞いに来てくれて不安な時間を共有してくれたし、いったん上海に戻ったのに じいちゃんが逝った日の午前中意識が有ってとっても穏やかやった最後の朝にも丁度京都に帰ってて来てくれて、お葬式にも出てもらえたし、
今回も子供さん関係の用事でギリギリの日程ながら追悼に付き合ってくれた従妹に感謝。

海底撈火鍋&伊勢丹

海底撈火鍋の詳しい様子は ブログ にて
ミッションを2/3果たしたので、ほっとしたムードで楽しい昼ごはんでした。

食後はちょっと 南京西路をブラブラして帰ろうと言う事になりましたが、南京西路ってブランドショップとかは多いけど 観光客的に面白いって感じではないような・・・・

結局 お土産品を求めて伊勢丹に入るも地下フロアは改装中(-_-;) 
催事場で北海道展&中国系な感じの食品催事をやってたんで とりあえず一番上まで行ってみようと上がって、北海道じゃない方の催事場で 試飲をしてた杏仁粉が美味しかったんで 「まあせっかく伊勢丹来た記念やし」と買ってみたんですが・・・・なんとこれが 100g×3で39元と思いこんで カードで決済して 後からレシートよーく見たら 390元(・。・; 
すごーい 高級な商品やった事が判明 5000円もする物を500円と思ってポン買いしてしまってた訳で 事実を知ってしばらくボーゼンでした (伊勢丹なんでぼったくりでは無いと思う・・・思いたい)

伊勢丹出た後は、くたびれて来たんであっさりタクシー拾ってホテルに戻りました。
年齢性別まちまちなメンバーなんで買い物は難しいです(T_T)

詐欺られ未遂

ホテルに戻ってお茶を入れて一休み。アパートメントなんで食器類が豊富に有るので コーヒー入れて、紅茶も入れて、家にいるように寛げます(家はこんな豪華では無いけど)

夜の予定に出発するまで 残り時間1時半位、他のみなさんは お昼寝体制なんで 手ごろな値段でマッサージしたいなぁと外に出てみました。
残念ながら 時間内に行って帰ってこれそうな場所に有った マッサージ店は超高級なお店で、1時間以内とかの短いメニューも無かったし、お値段的にも一万円以上のコースばかりやったんで、「時間がない」と言うのを理由に退散(笑)

すぐホテルに戻るのもつまらんので、しばらく南京路を東に歩いてみました。
南京路は人民公園から西はデパートとか高級なショッピングモールが立ち並んでいますが、反対側の南京東路は、昔からの繁華街なので 友達と「中国ヲタ」やってた20代の頃から変わらぬたたずまいの建物も多数残っていて、新しさと懐かしさの入りし交じった雰囲気。

乞食の人がいたり、路上でなんか怪しげな物を売ってたり、混沌とした感じが 往年のヲタには楽しくて、南京西路より断然東路がおもろいやんかって思いながら歩いてると・・・・
目の前で アイフォンで記念撮影してた学生風の子らが「シャッター押して」と頼んできたんで、押してあげると「良かったらあなたのカメラのシャッターも押します」みたいな運びになり。
まあ、いまさら 私の使いこんだコンデジ目当てでもあるまいとカメラ渡してシャッター切って貰った後「中国語うまいね」とヨイショされて ちょっと話をしてたんですが。
なんか段々「お茶屋さんにはもう行きましたか?私らと一緒に行きませんか」みたいな話の流れになったんで 「お、これは噂に聞くお茶詐欺やんか」と気が付いて「時間がないし」とさよならしてきました。
その時はすごいタイミング計った演技力って思いましたが、あとからネットで調べたら 典型的お茶詐欺パターンでした(笑)

黄浦江遊覧への道

5時半位にホテル前でタクシーに乗って「黄浦江遊覧に行きたい」と告げて、一路外灘へ
いわゆる歴史的建造物の並ぶ辺りを過ぎると 中山路は一気に太くなり片側5車線位になってました、昔の十六浦辺りをしる物としてはほんまに隔世の感

十六浦の矢印が出てたんで、ここで曲がるのかと思ったら びゅーんと行きすぎて 次の角で左折、上海市黄浦江遊覧票務中心 と書かれた ちょっと前の中国って感じのビルの前で降ろされて、建物前に居てたおじさんに運転手から引き継がれるような感じになり 建物の中に入って切符売り場の前に連れました。
「ん、乗り場は十六浦やけど 切符はここで買うのか?」と思いつつ 4人というと 一枚○○元やけど まとめ買い割引で○○元 みたいな事をわーっと言われて、お金を払ってチケット買うと 「自助餐」の文字が ん ビュッフェディナー付き? そんなん要らんしと「これは不要」と言うと あー みたいな感じで別の窓口に連れていかれて 自午餐なしのチケットを買えました。
御飯付きとあんまり値段変わらなくて 御飯付きの方がお得?と 心が揺れましたが、いやいや限られた食事なんやし船のビュッフェなんて食べてはイカン。

で、チケットも買えたし これからどーやって船乗り場にいくんやろ? なんか 前にバスとか有ったしアレで移動?
と思いつつ、運転手から私らを引き継いだおっさんに付いて行くと ニコニコ笑いながらこっちこっちと十六浦目指して歩き始めます。
車やから一瞬で来たけど、十六浦船着き場に向かうための左折レーンの有った場所て歩きだとかなり遠いと思うんですが 歩いて行くんですか(?_?) 
仕方ないので、おっさんの後を付いて行きましたがやっぱ歩くとかなりの距離、私らだけならともかくおばちゃんも居るので 途中何度もおっさんに「ちょっと待って、ゆっくり行って」と言いながら 黄浦江沿いを歩いてやっとの思いで 十六浦船着き場に到着してみると、そこにもちゃんと切符売り場有ったんで、ますますもって 何故このような目にあわされたか不明

後から調べてみたけど、連れて行かれた場所は確かにチケット売り場だし、価格もぼったくりでは無かったです
調べてるとこんな記事 リンクも有って、タクシーのオッサンにへんな所に連れていかれて迷惑したんか、それとも ちゃんと迷わないように申し送りまでしてくれた、良いタクシーの運転手さんだったのか ますます混沌としてきました。
まあ 少なくとも ちゃんと船には乗れたし、チケット代金以外の余計な出費も無かったんで結果オーライって事でしょうか

VIP

「なんで こんな歩かされたんやろ?」「タクシーのおっさんに騙されたんちゃうか?」って感じて 若干テンション落ち気味に 船乗り場に向かうと・・・・なんか行く方向から「チンチン・チンチン」と機械音声が聞こえてくる (?_?) ずーっと チンチンが続いてるんで半分笑いながら声のする方に行ってみると チケットを通したら「チンチン」となるシステムで 子供の時は 「アルトンなんちゃら」と言う音に変わります。
中国語で 請進 チンジン=どうぞお入り下さい って言う意味の機械音声って訳ですが、ずっと器械的に チンチン・チンチンって鳴り続けてると 日本人的にはわらけて来ます。

チケットを通して 船乗り場に行く改札口は各社共通になってるようで、中に入ってから係にチケット見せて 自分の乗る船を確認して、乗船。
結構沢山の人が乗ってて、出港前から結構騒がしい雰囲気なんで、お茶付き35元のVIPルームに座ることにしました。

係のお姉さんに料金を支払うと、スーパーのビニール袋に駄菓子が一杯入った「お菓子セット」と2リットルのコーラのペットボトル(冷えて無い)がどーんと出で来て さらに お茶かコーヒーの好みを聞かれて 「お茶」と言うと プラコップで熱いお茶が出てきて・・・なかなか 素晴らしいサービスぶり (苦笑) 
しかも 少しは静かやろと思ってたのに その後どんどん中国人の家族連れとかが入って来はって全然静かちゃうようになるし、なんだかなぁ な VIP席でした。

 絶景

意味不明にかなりの距離を歩かされたあげく、乗り込んだ船はなかなか騒がしいしので、テンション落ち気味の のす家御一行でしたが、船が出港してまもなく、夕日が沈んで暗くなったので 船の三階の甲板に上がってみると・・・・もう 諸々の事はどーでもよくなりました。
こういう訳で リンク 
ほんま、「圧巻」というしかない夜景でした。
近未来世界みたいな浦東も、過去の上海を思わせる外灘も、どちらも綺麗で、光の中を進んでいくようなクルーズでした。
めちゃ定番な観光コースやし、この前じいちゃんと来た時には「別に行かなくて良いか」と思ったんですが、やはりこの夜景は見とくべしですね。

夜景の素晴らしさにミッションを忘れそうになりしまたが(と言うか、のす父以外の三人は本気で忘れてました) のす父に言われて ハッと思い出してちゃんと追悼してきました。
最後は 「上海に到着した時の港はこの辺やったかなぁ?」と言う場所で・・・・

これで じいちゃんは ばあちゃんと同じお墓にも居ながら、思い出の上海の街も自在に駆け回れるようになったと思います。
上海のじいちゃんは じいさんでは無くて、少年の姿で自慢の自転車にまたがって すっかり変わった上海の街を珍しそうに眺めながら走ってるかも知れません


夕ご飯

じいちゃんを 空・地・水に無事に帰すことが出来て、ほっとした気持ちでクルーズを終え、心配やったタクシーゲットも無事こなし、南京東路に戻って夕ご飯。
のす父の提案で じいちゃんとも行った 永安公司の中の鮮墻房へ行きました。

食事の様子は ブログにて
前に来た時は中国劇が見れたんですが、残念ながら今回は日時が合わず見られませんでした。

タクシーが・・・・

さて、ここまでは順調やったんですが、食後タクシーでホテルに戻ろうとしたら、まったくタクシーがつかまりません。
三人なら地下鉄一駅少々の距離なんで「まあ歩いて帰ればええか」ですが、おばちゃんが居るんで 何としてもタクシー拾おうと必死になったんですが、地元の人ですらガンガン乗車拒否されてる状態 

道でひらうのあきらめて、ホテルの車寄せで待とうと 近くのホテルの様子をうかがうと 長蛇の列やのに車来る気配無し
これはもうどうにもならない雰囲気です(>_<)
結局どうにもならずで、おばちゃんに頑張ってもらって徒歩でホテルに帰還しました。
おばちゃん お疲れさまでした。

最後は おばちゃんと2人 フィットネスセンターの中の大きいお風呂で疲れを取って、盛りだくさんな濃ーい一日を終了しました。


三日目


朝の散歩

あっと言う間に最終日。例によって旅行中はニワトリなみに早起きな私なんで、この日は朝1人で周辺散策に出かけてみました。
ガイドブックによれば 懐かしい「コ大西菜社」か゜早朝から営業してるように書いてたんで、コーヒーでも飲んでみよかと行ってみたんですが閉まってたんで、とりあえずそのままブラブラ。

最初は一時間少々でホテルに戻れる範囲でブラブラしょうと思ってたんですが、考えてみたらタクシー代は格安やし、朝なんで昨日のタクシー争奪戦がウソみたいに空車がぶんぶん走ってるし、行けるとこまで行って帰りはタクシー使えば行動範囲広がるやんか って 事で 新天地まで歩いてみる事にしました。

日中はパワフルで騒がしい上海も 流石に早朝は静かで空気も澄んでる感じ。
行ってもまだ 見学出来る時間では無いのは承知で 懐かしい 一大会址 (イータウェッツ)を目指してのんびりと写真撮りながら朝の散歩を楽しみました。

予想通り 一大会址はまだ見学時間では無かったんで、外観だけ写真撮って、せっかく近くまで来たんで ハイアットグループのアンダーズホテルを見てお茶して帰って来ました。
アンダーズの様子はこんな感じ リンク 
一大会址はまだ20代の頃に中を見たことが有るんですが、本当にその頃の事を思うと このあたりもすっかり様変わりしましたが、道のプラタナス並木だけはあの頃のままで懐かしかったです。

豫園へ

豫園に行く為に 9時にはホテル出発とみんなに伝えてたんで、慌て気味にタクシー拾ってホテルに戻ると、のす以外は既にスタンバイOK状態でした、朝の散歩してたと言ったら「元気なやぁ」と言われた(笑) 
のすを起こして 出かける準備して タクシーで豫園へ。

豫園の当たりも 昔と比べると小奇麗にはなってますが、あくまで豫園の建物を残してのリノベーションなんで やっぱりthe中国って感じで 他の所とは全然違う雰囲気です。

お目当ての南翔饅頭店へ行くと 既に一階のテイクアウトは行列、空席を探して、どんどん上の階に上がって行って結局一番高級な所で食べましたが、それでも安いです(二階だとほんまに格安なんですが) 詳しくは ブログにて 

食後は湖心亭でも行こうかと思ってたんですが、ここまでお土産屋的な店に行けなかったんで、予定変更でお土産探しに豫園の中をブラブラ。

華文字で姓名を書いてもらったり、昔の中国っぽい感じの食品商店で買い物したり、ぜったいぼったくられてると思いつつもう時間あんまり無いんで、小物を売る店でチマチマ買い物したり。
豫園らしい雰囲気を楽しみつつ なんとかお土産も調達完了したんで、ホテルに戻ってチェックアウト
広くて快適やった上海の我が家ともお別れと思うと寂しいかったです。





オープントップパスツアー

予定では、お昼を食べてから上海城市規画展示館で上海の昔の街の様子やら 今の上海のジオラマを見ようと思ってましたが、朝ごはんのショウロンポウでまったくお腹すいてないし、ホテルの目の前から出てる二階建てバスでのオープントップパスツアーに興味を引かれたんで、予定変更してパスツアーで最後に市内をぐるっと回ってみました。

私たちは時間の都合で リンク の中のグリーンラインと言うのに乗ったんですが、旧フランス租界界隈から、新しいビルの立ち並ぶ静安寺を通って、古い中国な感じの玉仏寺へ行って帰ってくるルートでしたが、最初のうちは楽しかったけど 結構渋滞でストップしてる時間長いし、景色もおんなじような感じが続くんで 正直イマイチでした(-_-;)  
夜乗るとか、他のルートに乗るとかすれば 感想も違ったかもですけど、値段も100元と安くはないし(ただし24時間3ルート乗り放題なんで、全部乗って有効活用すれば、そうコスパは悪くないと思いますが)



昼ごはん

パスツアーから戻ってもまだお腹減ってなかったけど、この後は機内食しか食べられないので、無理目でも食べておこうとホテル内のレストランを見に行きました。
中華のレストランはビュッフェなんでとても元取れそうにない腹具合やしなぁ・・・とカフェの方に行ってみたらこちらもビュッフェしてるし(-_-;) どーしょうと思いつつ聞いてみたらアラカルトもOKって事で
上海最後の御飯はこんな感じ リンク
なんかえらい高くついてしまいました、上海ってお店による価格差がえげつない。たぶん初日に従妹が払ってくれた ハウスオブルーズベルトも高かったと思います。

さよなら


食事を済ませて、いよいよ空港に向かう時間。
タクシーに乗る為に外に出て、薄雲ったかんじの上海の空を眺めてたら、なんかじいちゃんが笑いながらその辺りに居るような気がしました。
少年時代を過ごした大好きな街にまた戻って来れて、家にもやっと入れて良かったなぁとシミジミ。

で、「行きは400キロ出てへんかったし」と言うのすさんの希望で 帰りもリニアで帰る事になったので タクシーで龍陽路駅向い、またリニアに乗車。
せっかくまた乗るんやし、今度は頼むでと内心思ってたら 見事期待にこたえてくれましたヽ(^o^)丿
のす家は去年乗ってるけど、おばちゃんはリニアは初めてって事で、人生初 列車で400キロ越えも果たしてもらえて 良かった良かった。

さて・・・・最初に書いた 「後日談」 ですが 龍陽路駅から取り去られた 万博のキャラ人形が・・・リニアの走ってる野原、というか畑というか とりあえず「見渡す限り空き地」 みたいな場所に 華々しく・・・放置されてました。
最後に笑かしてくれます、上海。

無事浦東空港に到着して、全日空のパンダ塗装の飛行機に乗って、一路関空に戻ってきました。
辛い、辛い時に 思い立って、半年後に実行にこぎつけた上海への旅は 3日間やったけど、心に残る濃いー旅行でした。
じいちゃんも居てる事やし、また遊びに行きます。