ニューオリンズ・キーウエスト・マイアミ 2001年 夏

マイアミ編+ダラス足止め編

子供九歳


7日目

マイアミへ
キーウエストの空港で他社の飛行機に乗りかける、というポカはやったものの無事マイアミに到着。
昨日の夜の予報ではマイアミは雨・・・のはずが着いてみるとドピーカン。いいほうに予想が外れたようで、青い空、やしの木の「絵に描いたようなマイアミ」空港からホテルに向かう間の光景がまるで映画の中に入り込んだみたいでした。

空港からサウスビーチ地区にあるホテルに向かうタクシーの運転手さんは カストロ首相を髣髴させる風貌。行き先を聞いた後はなんも話し掛けてこないし、なんか怖そう・・・
「マイアミは犯罪が多い」というイメージともあいまってなんか緊張する、ここも空港からのタクシーはゾーン制でタクシーのところに地区別の料金表が貼ってあるのだが、「これはparpersonだぜbaby三人分で90ドルだ」なんてすごまれたら・・・なんて思ってドキドキ(結果は全然大丈夫でした、運転手さん外見で判断してごめん)

Marseilles Hotel
マイアミの宿はMarseilles Hotel一泊8900円の今回の旅最安の宿。半日の滞在なのでアールデコ地区でビーチに近かったらあとは期待しない方針で選んだのですが、ここが想像を裏切るいいホテルでした。

タクシーでのりつけたら「お泊りですか?」とベルが出てきて荷物を運んでくれたのにまず驚いたし、高い吹き抜けのロビーも古めかしくて、上海の和平飯店あたりを彷彿とさせる感じ。(ちょっと古い建物独特のかび臭さがありますが「往年の中国オタク」にはそれも又良し)

部屋に入ってまた感激、ベランダこそ無いもののベッドの脇側と足元側に大きな窓が二面に取られていて、足元側の窓のカーテンを開けると、真正面がマイアミビーチ。天気が良いので青い海と青い空、白い砂浜と波・・・まさに絵に描いたよう、鳥肌ものの光景でした。
部屋も古いけど、クローゼットも広いし、バスルームのアメニティ類も今までのホテルで一番そろっているし、8900円では申し訳ないような部屋
.一泊しか出来ないのが惜しくてたまりません。

マイアミビーチ
ともかく天気は最高だし、ピーチは目の前だし、部屋に居てる場合ではない、と速攻で水着に着替えてお出かけ、
部屋を出ると、ルームメイキング中だったメイドさんがスペイン語で「私が担当のジュリアよ」と挨拶してくれました。

先ずは、ホテルのプールサイドバーでビール!(のすはジュース)
プールも広いし、その先は海だし、天気は最高だしまさに極楽!
こんなに安くて、こんなに快適なホテルがあるなんてさすがリゾートの老舗マイアミです。

喉も潤ったので、次はビーチへ。ここのホテルはオンザビーチなんですが、ビーチが広いので。プールサイドから海際まではかなりの距離があります。
海際にたって周りを見回すと左右はどこまでも海と砂浜、後ろを向くとはるか向こうにアールデコのホテル群という壮大な光景。
こんな景色の中に立てることは一生のうちでもそう何回も無いんじゃないかと思いました。

ビーチには売店や、スポーツレンタルなどはなく、皆さんシンプルに波と戯れるか、ビーチでごろ寝するか、と言う感じでお楽しみ。
この日はさすがにストーム接近中と遭って波が非常に高かったのですが、海に入って体一つでその波に乗るようにして遊ぶと結構楽しい。のすはもう大はしゃぎでした。

トップレスのお姉さん
海から上がって、ビーチに寝転びふと横を見ると・・・トップレスのお姉さんがいました。
のす父は嬉しそうにしてましたが、のすは気付いていないだろうと思ってたのですが、あとで聞いくと「ボク気ぃ付いてたでぇ」とうれしそうに告白。感想は「あのお姉さん恥ずかしくないんかなあと思うた」とのことでしたが、のすの奴ちゃっかり見てたんだ(-.-)

マイアミビーチはちょっとくたびれる
さて、この世にこんなすばらしいビーチがあったのか、これぞ極楽ビーチと思ったマイアミビーチですが、フロリダの太陽の強さは半端ではなく、1時間も経つと「涼しいところで何か飲みたい」と言う欲求が・・・
しかし、ここのビーチは本当にレンタルパラソル屋以外の店はなにもなく、「なんか飲む」ためにはまた延々と歩いてホテルに戻る意外ありません。うーんあまりにスケールの大きいビーチというのもちょっと草臥れるものですね。
(かといって周のアメリカ人を見てもクーラーボックスで飲み物を持ち込んだりしてる人も見当たらず、せいぜい水のペットボトルを持参している人がちらほら居るくらいでした。アメリカ人って飲み食いするときの量が違うから、もちがいいのかな)
やっぱり極楽ビーチはアババンかな(^^ゞと思いました。

一度ホテルのプールサイドで休憩してから、又ビーチに戻ったりして、結局2時間程マイアミの太陽の下で遊んでいたら、あっという間にすごい日焼け、昨日までキーで「天気悪い」とぶちってましたが、実際ずっとピーカンだったら持たなかったと思います、フロリダの日差しをなめたらあかん。

お尻から貝が飛び出す!
さて、ビーチから帰って、シャワーを浴びようした時のこと、のすの奴がパンツを脱いだ瞬間に“ぶりっ”とやるとパラパラと音を立てて、小さい貝殻や砂がバスルームの床に飛び散り、大爆笑になりました。
高い波の海で散々遊んでいるうちに、おしりに色々と挟まっていたのが、“ぶりっ”で飛び出したのでした・・・くさい話ですいません^^;

またまたお寿司
今日がアメリカでの最後の夕飯、キーからの移動中から「何を食べようか」と考えてました。
「最後だからアメリカらしい物を」とも思ったのですが、昨日までのこってり系の食事疲れと、海疲れで「やっぱりあっさりしたものが食べたい」ということになり、結局ニューオリンズに続いて、又しても和食に日和ってしまい、おすし屋に行くことにしました。

JCBのガイドマップに載っていた「舞子」と言うすし屋を探して、海から一本陸側に入った“ワシントンアベニュー”を歩いていきましたが、海側の“コリンズアベニュー”に比べると少々うらぶれた感じの店などもあり、ちょっと緊張して歩きました(ここも実際にはちっとも危ない目にはあいませんでした。マイアミ=危険 という方程式が脳裏にあるので、どうも勝手に緊張してまう)

探し当てた「舞子」は外から見た感じは、インテリアの感じが日本人からみるとちょっと場末のドライブイン風で「不味いかも」と思ったのですが、もう面倒だし良いかと入りました。
不味かったときはヨソ食べなおしできるように、はじめほんの少しだけオーダーしたのですが・・・
食べてみると魚が新鮮な感じで、なかなか美味しい!次々と追加でオーダーして、おなかいっぱい食べました。アメリカの寿司って美味しいんですね(あくまで、下院寿司愛好家の“のす家”の味覚レベルでの話)
三人でおなかいっぱい食べて約$85とニューオリンズよりは安かったです。

コリンズアベニュー
帰りは海側に入って、コリンズアベニューを歩きました。
アールデコの建物がずーっと続いている“art deco district”日本のCM等にも出てくるあの界隈です。
たとえば神戸の異人館どおりみたいに、「そのあたりにアールデコの建物が多い」と言うのではなく、見渡す限り視界に入る建物すべてが、パステルカラーのアールデコ建築という光景には只々溜息でした。

失われ行く日本語
アールデコ建築の中を夢見心地で歩いていると、見慣れたSTARBACKSの看板が目に付き、食後のコーヒーを求めて入りました。
英語で注文して「ショート」とかいってたら突然カウンターにいた黒人のお兄さんが「一番小さいの?」と日本語で話し掛けてきてびっくり。

聞けばこのお兄さん日本に十年住んで居たそう「日本語上手いですね」と言うと「ツーリストを見ると、つい日本人ですかと話し掛けたくなる、でも私の日本語はだんだん失われていく・・・使う機会がないから」とのこと。
ハワイやグアムなら日本語で話し掛けられるのは当然ですが、日本人と行き遭うことも少ないこんな場所で日本語を聞くとは・・・ちょっと嬉しくなりました。

ホテルに帰って、のすが寝た後階下のバーで一杯だけのみましたが、さすがに疲れて座っていると自然に眠気が・・・
他の泊り客のみなさんは続々と夜の町に繰り出していく様子でしたが、私達は明日の朝は5時にホテル出発、せっかくのマイアミの夜ですが、早寝することにしました。

8日目

さよならマイアミ
翌朝は5時前起きて、早朝と言うより夜中の街を一路空港へ、今回の旅では乗り継ぎのための一泊でちょっとビーチを楽しめたら良いやという程度に考えていたマイアミですが、余りのすばらしさに後ろ髪を引かれる思いまだ暗い街を眺めてました。

今度はせめて4泊くらいの時間を取ってマイアミを再訪したいと思います。
ハワイで高いホテルに泊まるなら、安いホテルでマイアミって言う方が個人的に良いと思いました。
マイアミ本当にお勧めですよ、安い時期なら航空券も8万くらいであるし、ホテルも安くていいホテル沢山有りそうだし、飛行機が長いのがちょっとつらいけど、ぜひ又行きたいです。



マイアミで大慌て
さて、空港について荷物も預け、時間はたっぷりあるけど早朝過ぎて店も開いてないし、「退屈だなー、トイレでもいっとこか」と歩きながらポケットに手を入れた瞬間・・・眠気も覚めるようなものが手に触りました!それは・・・ホテルのルームキー マイアミのホテルはカード式でなくて、金属のキーに磁気を入れる方式だったので、ちゃんと返さなくてはいけないのに、朝早すぎてぼーとっとしてたのかポケットに入ったままだったのです。

しかも、「えらいこっちゃ」とのす父に言いに行くと、のす父も「あっボクも」ともう一つかぎを出してくる始末。
ともかくホテルに電話して、「今チェックアウトしたものですが、カギ持ったままなんです」というと「メールバックして」と言われました。

それからは、ポストをさがしたり、切手や封筒を売ってる場所をさがしたり、マイアミ空港をウロウロ歩き回り、飛行機出発までのいい時間つぶしになりました。(^^ゞ

ダラスで足止め
無事ホテルにキーも返却し、朝日のマイアミ空港を定刻に離陸、あとダラスで乗り換えたらアメリカともお別れ・・・のはずでした。
ちゃんとゲートに機体もあったし、出発時刻も表示されてたし、もう次の飛行機に乗ったら旅は終りと思ってたのに・・・

機体の故障で出発が遅れるとのアナンウス「次の飛行機はもうハンガーに出てるので2時間の遅れで出発します、ミールクーポンを出しますので昼ご飯たべてください」とのこと
15ドルの昼ご飯券もらって、まさかもう一度お世話になるとは思ってなかったTGIで最後こってりアメリカ料理を食べて、1時過ぎに再びゲートに行くと・・・飛行機がない・・・待ってる人の間でも「飛行機来てないし、これはまだ待たされるよ」なんてささやきが聞こえてきたころ「機体が準備できないので、今日はフライトキャンセルです、ホテル券、夕食、朝食のクーポンを出すので、ハイアットに泊まって明日かえってください」とアナウンス

さすがに今度はどよめきが起きました、私も次の日仕事でしたが、もうどうにもなりません。
また長々と待たされて、ホテル券、食事券をもらい、American航空差し回しのバスで空港近くのハイアットへ

ここのハイアットは部屋はまあ広く良かったんですか゛「プールで泳いで暇つぶししよう」と思ってたのにプールは改装中だし。
「どうせ飛行機のあぶれ客」と思ってるのかスタッフは感じ悪いし、夕食券で入ったレストランは不味い上に、急に大量の客が来て大童で、頼んだコーヒーは忘れられるし・・・もう最低(でも、テロの影響で帰れなかった人はホテル自腹だったし、それから思えばマシですけどね)

結局なにもすることがないので、昼寝したり、近くに店もないから夕食後にもう一回買い物しに空港へ行ったりして、時間をやり過ごしました。
どうせなら、マイアミで一泊したかったです。

9〜10日目次の日の朝、朝食券でバッフェの朝ごはんを食べ(このときの朝食は美味しかった)空港へ、空港にもAmericanが気を使ってマフィンなどの簡単な朝食が用意されてました。

今度は無事飛行機もとんで、一路関空へ。
9日のつもりが10日になった旅も終了しました。