マレーシア ランカウイ 98, 夏

子供五歳〜六歳


立て続けにグアムへ4回も旅行しているうちに、息子もはや、幼稚園年長。そろそろ少々長いフライトでも大丈夫そうだし、たまには違うところに行こうということで、このころ女性雑誌とかでよく取り上げられてた、マレーシア・ランカウイに行く事になりました。
はじめは、ダタイに泊まる計画だったのですが、手配するのが遅かったようで、満室になってしまっていて、結局ラディソンタンジュンルー(現在はラディソン系ではなくなってます)を個人手配、マレーシア航空の格安航空券との組み合わせで、4泊5日の旅に出かけました。


1日目 新空港で運動会
1日目は、昼に関空を出発、クアラルンプールまでは6時間のフライトでした、さすがに年長児ともなると6時間くらいのフライトは楽勝でした。
クアラルンプールの空港は私たちの行く2週間前に出来立てのピカピカの空港、出来たてすぎて、いろいろトラブルが発生しているとは聞いてたので、ランカウエイへの乗り継ぎのゲートナンバーはしつこく確認し、かなり余裕を持ってスタンバイしたいたのに、やっぱりトラブル発生! チケットにもモニターにもゲートナンバーはB11と書かれているのに、離陸時間の十分前になっても、搭乗が始まらないし、それらしい機体も見当たらない。
いっしょの場所で待っていた、香港人ファミリーと共に係員に詰め寄ると、なんとA1から出発すると事が判明、B11とA1は、広い空港の端と端、離陸時間までは十分しかないので、空港係員の先導で、うちの一家と、香港人一家で、まるで「親子競争」状態で空港内を爆走!
しかも、旅行会社でも、関空でも入国審査はランカウエイですると言われてたのに 、ここで入国審査をするとのことで、もう必死の形相で空港内を走り回りました。
かなり離陸時間をオーバーしてから、やっと機内へ、 とっくに座って待っていた、ほかのお客さんの視線がいたいけど、私達のせいではありません。念のため

ランカウイに到着して、ホテル送迎車で一路ラディソンタンジュンルーへ。空港からホテルへの道は牛とかがのんびりあるいてたりする田舎道、グアムとはだいぶ様子が違います。
暗い道を30分くらい走って、ホテルに到着。すぐに部屋に通されて、そこでジュースなどいただきながら、チェックイン。 4階建ての建物で、エレベーターないので、部屋までは、アパートのような階段を上がっていくのですが、部屋自体は、80uもあって、アジアンティスとのインテリアで纏められていて、すごく素敵です(これで、朝食付き一泊2万円くらいはお得です)

2日目
朝食前に海岸を散歩しました。このホテルは、タンジュンルーと言うビーチに面した一軒宿で、2.5キロもある目の前のビーチはほぼプライベートビーチ状態です。海の透明度はありませんが(石灰岩地質のためだそうです)海岸にはきれいな貝殻がいっぱいで、沢山拾いました。今回の旅はあまりショッピングには恵まれなかったので、この貝殻が、一番思いでの品になりました。
朝食は、ビュッフェ形式で、宿泊料に含まれています。洋食のほかに、マレーシア料理や、中華粥もあり、バリエーション豊かで、毎朝食べても飽きずに楽しめます。

食後はプール三昧、ここのプールは元は中庭の海水プールだけだったそうですが、私達が言ったときには海に面した、すごく大きい真水のプールができていて(直線で60m)そっちがメインプールになっていて、中庭のほうで泳いでる人は見かけませんでした。
プールはすいてるし、目の前のビーチも人影まばら、日本では考えられない贅沢な環境です。もう日本の海に行けなくなりそう。
客層は、日本人と欧米人半々と言う感じ、アジアに赴任しているらしい欧米人の家族連れの中には、お手伝いさん同伴で来ている人もいて、子供の世話はパパとお手伝いさん、一人で優雅にお過ごし、という姿も見られました。うらやましい。
昼ご飯はホテル内の「サフラン」というレストランで、インテリアもおしゃれだし、料理も美味しかったです。

  クアタウンでお買い物
午後からは ホテルのシャトルバスで、クアタウンに出かけました。DFSの前で車からおろされたのですが、このDFSというのが、ほとんど田舎の雑貨屋のような店、雑誌とかには、ランカウイは全島免税で買い物天国のような書き方をしてますが、過剰な期待は禁物です
フェリーターミナルの所に大きいDFSがあるとガイドブックに書いてあったので、タクシーでそこにも行って見ましたし、新しく出来たショッピングセンターというのにも行きましたが、まあはっきり言って、全部イマイチ
結局あんまり買い物はしませんでした、ランカウイはのんびりとくつろぎに行くところであって、買い物に行くところではないようです。買い物好きの人だと、悲しいものがあるかも。

  ジャングルレストラン
帰りは、ホテルの車がはじめに停まったDFSまで迎えに来るという話だったのに、なぜか車がこず、結局自分達でタクシーに乗って帰る事になってしまったので、どうせならホテル以外で夕食をしようと、バーンタイジャラサントと言うタイ料理のレストランに行きました。
ここは、門のところからレストランの入り口まで、450mもジャングルの中を歩いていく(板張りの道を歩く)というので、有名な店です。
本物のジャングルの中を歩くのははじめての体験で、結構面白かったですが、ちょっと疲れます
料理を待ってる間に、店のテラスで、サルとか、むささびとかを見れました。
料理の味は結構美味しかったし、はじめは言い雰囲気だったんですが、日本人団体御用達のお店なので、途中で団体がどどっと入ってきて、その後は日本のタイ料理店のような感じになってしまい、店の人もはじめの親切さと打って変わって「食べたら帰って」と言う感じになってしまったのが、残念でした。
まあ、ここは話の種に行く店で、あんまりリピートで行くような店ではないと思います。
帰りは、ホテルまで店の車で送ってくれました、車に乗った直後ぐらいから、雷がしてきて、ホテルに付いたとたんにすごいスコールになりました。 ランカウエイの夏は雨季と聞いて心配していたのですが、滞在中は、ずっと昼はピーカンで夜にスコールと言うパターンでした。
部屋で少し休憩して、息子を寝かしつけてから、リーディングルームと言う図書館兼バーへ、ここは夜にはバンド演奏が入って、なかなかいい感じでした。バンドの音楽とスコールの音をバックにカクテルなど飲んでると、「熱帯にいるなー」と実感します。


3日目  アクアビートが・・・
この日は、アクアビートと言うスライダーパークに行く事にしました。スライダーフリークの息子が一番楽しみにしていたイベントです。ところがタクシーで言ってみると、変な感じ、誰もいないのです。 ともかく、タクシーには待っててもらって、中にいる従業員の人に「今日は休みか」と聞くと「ずーっとくローズ」とのこと、この後に出たガイドブックとかをチェックしても、もうアクアビートのことは乗ってないし、たぶん倒産したんでしょう。
考えてみたら、マレーシアの人には、入場料高いし、イスラム教国だからあんまり家族でプールとか行かなそうだし、外国人観光客と言っても、グアムとかみたいな、ファミリー層はすくないし、ここでスライダーパークという計画に無理があったんでしょうね。
というけで、息子はがっくりでした。
せっかく、タクシーで外に出たので、ホテルへの帰り道に「黒砂海岸」に立ち寄りました。
黒砂と言ってもすなの一部が黒いだけで、風景のほうはたいした事もなかったですが、名所と言う事で周囲にお土産屋がずらっと並んでいて、そっちを冷やかすほうが面白かったです。

  大変なバーベキュー
黒砂海岸を見物してから、ホテルに戻り、結局またプールでのんびり過ごすことになりました。
この日の夕食は、海岸にテーブルを出して、コックとウエィターがつきっきりで私達のためだけにサービスしてくれる、フロントの人いわく「大変なバーベキュー」をやる事になっているので、昼はプールサイドで軽くすませ、部屋で子供を昼寝さして体制を整えました。
「大変なバーベキュー」は初日の夜に到着したときに、外人さんがやってるのを見て、レストランのウェイターに「うちらもアレやりたい」と言うと「フロントで申し込んで」といわれ、翌朝に申し込み、やっと今日実現の運びとなったものです。

夕方、万全の体制で行くと、本当に私達のためだけに、テーブルが海岸にセットされ、扇風機とか、コックさんがバーベキューを焼いてくれる調理スペースまで作られていました。
本当に大層な感じで,ちょっと照れちゃいます。肝心の料理の方は前菜とか、シーフード、チキンはすごく美味しかったけど、牛肉、ラム肉のあたりは、ちょっとイマイチだったし、量も多過ぎる感じでした。
食べてると、なぜか猫ちゃんが何匹も寄ってきたので、食べきれないものは,コックさんの目を盗んで、彼らに処理していただきました。
食べてるところを、ほかのお客さんに写真取られたり、日本人カップルに「どうしたら、出来るんですか」と申し込み方を聞かれたり、晴れがましいバーベキューでしたが、海岸に夕日が沈む瞬間が、感動的な美しさだし、なんと言ってもこんな事は日本では体験できないので、一度は体験してみるのをお勧めします。

付記   このホテルでは、バーベキュー以外に、海岸でのフルコースディナーもやっていて、後から考えたら初日に外人さんたちがしていたのは、そっちの方だったみたいです。カップルにはそのほうが良いかも。

この日は息子は昼寝したので、食後も元気バリバリなので、昨夜二人で飲みに行ったリーディングルームに彼も連れて行きました。
店の人に「彼になにか・・・」と聞いて勧めてもらった「バニラメルシン」(ミルクシェイクが半分凍ってる感じの飲み物)すごく美味しかったです。 しかし、ここは夜にする事というのが何もないので、ちょっと退屈、「なにもしない休暇」を楽しむには未だ未熟者の私達は、少々退屈気味では有ります。

3日目
特に行くところもないので、この日もホテルのプールと目の前の海で過ごしました。
息子は今までプール派で、海にはなかなか入らない軟弱なやつだったのですが、今回の旅で海の楽しさにも開眼。ランカウエイの海は透明度は悪いのですが、砂浜はきれいだし、遠浅で適度に波があり、海底も砂地なので、子供が浮き輪で遊ぶには、良い感じです。ホテルの前の浜は厳密にはプライベートビーチというのではなさそうで、マレーシア人の観光客なども少しは来てましたが、イスラム教国なので、泳いだりと言う事はなく、事実上宿泊客だけのために、2.5キロのビーチがあるようなもの。
夏の日本の海では考えられないような、贅沢な環境でした。雨季とは言え、昼間はピーカンだし、極楽極楽、

 激安昼ご飯  ここのホテルは、一軒宿ですが、タンジュンルーと言うビーチは、観光地でもあるので、ホテルの脇には、お土産屋さんとか、屋台風の食堂が十件ほど並ぶ一角があります。お店はリゾートウエア中心の品揃えで、バテック地のワンピースが800円くらいで買えます。マレーシア人の観光客相手のようで、値段は良心的(値切ってるところに、たまたま通りがかった、現地のツアー会社で働いてる風の日本人の人が「ここは、ぼらないよ」と言ってました) ホテルの昼ご飯にも飽きたので、この日はここに昼食に出かけました。
メニューはローマ字で書かれてるので一応読めますが、料理の名前を知らないので、あてずっぽうでオーダー、ナシゴレン(チャーハン)フライドミー(ヤキソバ)ラクサ(ラーメン風)などをオーダー、ラクサはちょっと酸味があって???な味でしたが、全体的には美味しかったです。
ホテルに持って帰る水とか、コーラとか、袋菓子とかもかって、合計で800円足らず。
こんな風な食事をしてたら、日本にいるより安上がりに暮らせますね。

 ダタイへクルーズ 昼からもプールと海で過ごし、夕食は息子の誕生日をダタイのレストランで祝う計画で、ホテルのコンシェルジュを通じて、レストランの予約とバースディケーキのオーダーをしておきました。
その後、普通に車でいくのもつまらないし、ホテルの前からボートでダタイに行く計画を立てて、ボートも予約しました。
というわけで、この日の夕方は、ボートでダタイへクルーズです。
ホテル内のマリンスポーツセンターに行って「船を予約してある」と言うと、「あれ」と指差されたのは屋形船のような船でした。桟橋もないので海の中を歩いて、船に乗り込みました。
ボートは頼りない外観とは裏腹に、パワフルで、バンバン揺れまくり、波かぶりまくりで、ほとんどグアムのいるかクルーズ状態、ダタイでのお食事のためにおしゃれしてきたのに、ずぶぬれです。息子は大喜びしてましたが。
ダタイベイに行く前に、ホテルの前に有る、「伝説の洞窟」と言うところに立ち寄ってもらうよう頼んでいたのですが、これが地図で見るとすぐ目の前なのに、実際に船で行くと結構な距離で、すっかりお尻が痛くなりました。
洞窟自体は、鍾乳洞のような感じのところで、古い文字が残されているところから伝説の洞窟といわれているらしいですが、それよりも、新しい落書きのほうが目立ってました。
伝説の洞窟を後にして、またボートにのって、ダタイへ、ちょうど夕暮れ時で景色は良かったけど、ホバリングしまくりの船で、1時間のクルーズは、正直疲れました、夕食を食べに優雅に船で向かうと言うイメージで利用したのは間違いでしたね。

海岸からダタイに到着、とりあえずプールサイドにいる従業員に「レストランを予約してる」と言うと、メイン棟に行くために車を呼んで来るとの事で、プールサイドでしばし待つ事に。
ダタイのプールエリアはめっちゃおしゃれ、ラディソンも良いけどダタイはやっぱりかっこいい。(かっこよすぎで子連れは浮くかも、現にこの海沿いのプールは子供OKだけど、上に有るメインプールは子供NGだそうだし、
車で、山道を走ってメイン棟に到着、ロビーには馬の彫刻がばーんとあって、大人のムードです、ちょっとショップとかを冷やかしてから、レストランへ。
子供がいるので、外のテラス席で食べてたいといったけど、虫が多いからとの事で、窓際の端のほうの席に案内されました。
大人は、コースメニュー。息子は子供用メニューの中からハンバーガーをオーダーしました。
料理は、繊細な味付けで美味しく、特にシーフードが良かったです、メインの鴨がちょっとしつこいめでしたが、充分値打ちの有る食事でした。
良い感じの息子誕生日ディナーだったのですが、問題が発生、昼間の遊び疲れ&ボートでのハシャギ疲れからか、息子が食事途中でおねむモード、赤ちゃんじゃないので、泣き出して人に迷惑かけるというようなことはないんで、普通ならこのまま寝ても良いのですが、今日は彼のためにケーキをオーダーしてるので デザートまでなんとしても起きててもらわないと、と後半は思いっきり巻きで食事をして、ケーキを持ってきてもらいました。
ケーキは直径15センチくらいのチョコレートケーキで、上に息子の名前を書いあり、それに花火をさしてぱちぱちさせながら、フロアスタッフが全員で「ハッピバースディ」と運んできてくれました。
ちなみに費用は800円くらいで出来ます。なかなか良い感じなのて、海外でバースディ迎える人は試してみてはどうでしょうか。
結局息子はケーキ到着までは、持ったものの、ねむねむでとても食べられそうにないので、ケーキはそのままテイクアウトにしてダタイを後にしました。
帰りのタクシーでは、息子もだんなも疲れてばくすい、やっぱり船でダタイ計画はハード過ぎて失敗だったようです(私は面白かったけどね)
この日はホテルに着いて、そのままバタンキューでした。

4日目
いよいよランカウエイとも今日でお別れ、といっても夜8時ごろに空港に行けば良いので、今日は半日のディユースを頼んであるので、まだまだ遊べます。
早朝に目がさめたので、また海岸で貝殻拾いしてから、朝食。 食後はまたプール、息子はいつまででも一人で泳いでいるので、リーディングルームで借りた本を読んで日光浴、日差しがきついので、この4日ですっかり真っ黒になってしまいました。
昼食は、また昨日の屋台へ、ミーグルングというラーメンを卵でまいたようなのが美味しくて、量が少なかったのでリピートで注文して知ったほどマレーシアにいったら、ぜひ食べてみてください。

3時ごろまでプールでくつろいでから、部屋に戻って昨日食べられなかった、バースディケーキで誕生日祝いの続き、あんまりおなか減ってなかったので、「少しだけ食べよう」と思ってたけど、すごく美味しいので三人であらかた食べ尽くしました。
帰りの飛行機でぐずらないように、息子に昼寝をさせて、親二人で、リーディングルームでくつろぎました。夕焼けのせまる海辺に、かっこいい外人カップルがいて、絵になってました。
部屋に戻って、息子を起こして、ホテルのレストランで最後の夕食。 7時すぎにホテルをチェックアウトして、空港へ、とうとう旅も終わり・・・いえ今回はまだ大きな仕事が待ってました。

 お土産がない!! 今回の旅行楽しかったんですが、買い物にはめぐまれず、結局ここにいたるまで、会社の人や近所の人に配るお土産がかえてなかったんです、クアラにつくのは10時すぎで、もしかすると店がしまっているかも知れないので、ランカウイの空港がお土産買いのラストチャンスになるかもしれず、空港に着くや否や、荷物を預けて、必死の形相でお土産屋にダッシュ、とはいえたいして買うものもなく、何処にでもあるようなチョコレート類でお茶を濁したんですが(マレーシアらしそうなものとして、ココナツ落雁みたいなのが売ってて、これも少し買って帰ったんですが、不評でした)
1時間でクアラに着き、そこでも少しだけ買い物できましたが、今回の旅行はほんと買い物するとこがなくて、ちょっと寂しかった・・・


出発前に読んだ本にランカウイは、一発体験型リゾートで リピートで行く人は少ない、と言うようなことが書かれてました。
そのときは、そんな事はないんちゃうんと思ってたけど、実際に行ってみるとうなずける意見かも
良いホテルに、すごく安く泊まれるので、のんびりとなにもしない休日を楽しむには良いのですが、貧乏性なのか、やっぱりなにもしない休日はちょっと退屈、
でも、ホテルはよかったですよ、部屋は80uもあり、海側と、中庭がわにベランダがついていて、ビデオデッキやCDもついてたし(ビデオ、CDはリーディングルームで借りられます、日本のビデオもありました)
それで、一泊朝食着きの一室料金が2万円ぐらいなんですから、低予算でリッチな気分の休日を過ごすにはお勧めです。