btml02.gifテラピーめーる12-3 脚のむくみをとる食べ物は?


 脚がむくみとつらいですね。むくみはマッサージや運動、脚を少し高くして寝るといった方法でも改善できますが、食事でも手立てがあるようです。

 ボディーテラピー協会の理事をしていただいている栄養士の西邑洋子先生にお話をうかがいました。(聞き手・てらだひろし)

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------脚のむくみをとる食べ物はないですかという質問が寄せられています。
何か良い食品はありませんか?

「すいか、きゅうりなどのウリ科の食べ物や、あずきなどが昔からよく知られています。また、ごぼうも体全体を浄化する作用があって、むくみをとる妙薬とされ、便秘にも効果があります」

------そういった食べ物が、むくみの解消に役立つのはどうしてですか?

「脚のむくみは、体内に余分な水分が溜まっている状態です。いま挙げた食べ物には、体内の余分な水分を排出させる利尿作用があるのです。特にあずきには、利尿作用のあるサポニンが多く含まれています」

------もしあずきを食べるとすると、どれくらいの量を、どれくらいの間隔でとればいいのですか?

「むくみがひどい場合は、意識して毎日の食事に取り入れられたらいかがでしょう。量は、あまり神経質にならず、食べ過ぎにならない分量を、よく噛んで食べてください」

------きゅうりやごぼうといえば、サラダやキンピラなどに使いやすい感じがしますが、あずきはどんなふうに調理するといいでしょうか?

「例えば、あずきご飯、あずき粥、あずきとかぼちゃのいとこ煮などにすることもできますし、ゆであずきにして、小倉白玉、小倉ホットケーキなど使うこともできます」

------ゆであずきはいろんな使い方ができそうですね。作り方を紹介していただけませんか?

「まず、お鍋に洗ったあずきとたっぷりの水を入れ、強火にかけます。沸騰したら弱火にして、2〜3分煮たところでゆで汁を一度捨てます。
 そして、また新しいお水を入れて強火にかけます。もう一度沸騰したら弱火にして、コトコトと約一時間煮ます。
 あずきがやわらかくなったら、砂糖を数回に分けて加えます。火を止める前にお塩をひとつまみ入れ、混ぜて出来上がりです」

------調理の仕方や食べ方で、注意しておくことってありますか?

「まず、ゆであずきを食べる時は、お砂糖の取りすぎにならないように、気をつけてくださいね。また脚がむくむからといって、水分を控えすぎてはいけません。飲み物は毎日1500tを目安にとるようにしてください。運動する人はもう少し多めです」

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 [ひとこと] 脚の関節を傷めた時や、心臓、腎臓、肝臓の機能が弱っている時などにもむくみが出ます。
「たかが、むくみ」となめてはいけません。
 食事療法や休息、運動、マッサージをしてもひかないようなむくみは、ぜひ専門家にみてもらいましょう。