btml02.gifテラピーめーる★12-4★脚の静脈瘤の治し方


 脚の静脈瘤は、痛みやだるさがつらいだけでなく、見た目も気になりますよね。

 今回は静脈瘤の治し方を、当協会の顧問をしていただいている高島孝之先生(高島整形外科医師)にうかがいました。(聞き手・てらだひろし)

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------ある患者さんが静脈瘤の手術を勧められましたが、迷っておられます。
 手術以外の方法もあると聞きますから、どんな治療法があるのか教えてください。

「静脈瘤の治療方法は、大きく分けて、圧迫療法、硬化療法、外科療法があります。

 圧迫療法というのは、弾力ストッキングによって静脈瘤を圧迫する方法で、3種類の治療方法の中では最も基本的なものです。

 硬化療法というのは、硬化剤を静脈瘤内に注射し、静脈瘤を固めて消失させる方法です。この方法も外来でできます。

 外科療法には2種類あります。
 静脈をしばって静脈瘤に血が流れ込まないないようにする静脈結紮術(けっさつじゅつ)と、静脈そのものを取り去ってしまう静脈抜去術(ばっきょじゅつ)です」

------外科手術では、何日くらい入院しないといけないのですか?

「静脈結紮術なら、局所麻酔で2泊の入院で済みます。静脈抜去術になると、全身麻酔になって、3泊の入院が必要です」

------静脈をしばったり、取ったりして大丈夫なのかと心配する方もおられますよね。

「静脈瘤になるのは、熱を逃がすために皮膚のすぐ下を走っている静脈です。ですから、そこを血が流れなくても問題ありません」

------実はこの患者さん、手術を受けて、本当に痛みがなくなるのだろうかと心配しておられます。お知り合いで、静脈瘤の手術を受けられたのに、痛みが変わらなかった方がおられるそうなのです。

「脚が痛い、だるい、皮膚の色が変わるなどは静脈瘤の症状のことがありますが、痛みやだるさの原因が他にある場合もあります。
 おそらくその方の脚の痛みは、静脈瘤以外の原因からきているのでしょう」

------手術の前に、他の療法を受けてみるのもテかと思いますが・・・。

「まず、圧迫療法をしてみて、だめなら硬化療法、それでもだめなら外科療法という具合に、段階をふんで治療していくのもいいと思います」

------有難うございました。