btml02.gifテラピーめーる6-2 どうして電気を当てるのか?


 「電気を当てておいた方がいいですか?」とよくたずねられます。

 電気治療にはいろいろな効果があるので、どんなふうにいいのかを簡単に紹介してみます。

 ◆電気治療の効果にはどんなものがあるのか

 I09_KK1.gif 自然治癒力向上

 骨折、捻挫などの回復を早めます。
 後でこの効果の例をあげてみます。

 I09_KK2.gif 除痛

 電気治療の一番の効果は、痛みが軽減されることです。
 電気を当てるだけでましになったという患者さんも結構おられます。

 I09_KK3.gif 血行改善

 良くなりすぎて、かゆくなる人もおられます。

 I09_KK4.gif こりの改善

 筋肉を収縮・弛緩させて、もみほぐすのと同じような働きをします。

 I09_KK5.gif 筋力増強

 周波数によっては筋力が上がります。

 I09_KK6.gif 神経刺激

 しびれ・麻痺の回復に効果があります。

 ◆例えば骨を造る細胞は電気刺激で活性化される

 骨折をした時に、折れた骨どうしを寄せて固定しておくと、その間に骨が造られてつながります。

 この時の固定の仕方は完全に骨どうしが動かないようにするのではなく、少しは動くようにしておくことが大切です。

 少し動くことで、骨どうしの間に圧力が発生すると、そのに電気が生じることがわかっています。(ピエゾ電気

 この電気によって、骨を造る細胞(造骨細胞)が活性化されるのです。

 もし完全に骨どうしを固定し、動かないようにしてしまうと、電気刺激が発生せず、骨がつながらないか、ものすごくつながるのが遅れてしまいます。

 正常な骨も、圧力が加わることで、内部に電気が発生し、どんどんと新しく造りかえられているのです。

 万一、骨折したところが少しくらい曲がっていても、圧力のかかるところに骨がたくさん造られるので、骨はまっすぐになっていきます。(リモデリング応変力

 電気を当てると、この骨を造る働きがより活発になります。

 ねずみに骨折させて、電気を当てたものと当てないものの治り方を比べると、電気を当てた方が当てないものより早く治ったそうです。

 ◆捻挫や打撲も電気を当てると治りやすい

 靭帯や軟骨を造る細胞も、元は同じ細胞が分化したものです。
 その働きは電気刺激で活性化されます。
 ですから、捻挫打撲をしたところにも電気を当てると、早く治ります。

 さまざまな傷病に対する電気治療の臨床報告がたくさんなされています。

 電気には自然治癒力を高める働きがあるのです。

 また、どのくらいあてると効果的かも報告されています。

 1回につき10分から15分まで。15分をすぎると効果が下がりだし、20分以上当てると効果がなくなるそうです。
 
 その他の効果の説明はまたいずれ。
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